英オックスフォード大学は2月18日(現地時間)、大学の職員および学生のアカウントから米Googleのオンラインドキュメントサービス「Google Docs」へのアクセスを数時間にわたってにブロックしたと発表した。Google Docsを悪用したフィッシングの横行に対する措置だったが、その影響が予想以上に大きかったため、数時間後にブロックを解除したという。 大学のセキュリティチームによると、オックスフォード大学のメールアカウントは信頼性が高いだけにスパム業者に狙われやすく、アカウント乗っ取り目的の攻撃が絶えないという。乗っ取られたメールアカウントからは膨大な量のスパムメールがばらまかれ、大学の信用にかかわることになる。 そうしたアカウント乗っ取りの攻撃手段としてGoogle Docsを使ったフィッシングが増えているという。盗まれた大学関係者のアカウントで作成されたGoogle Docsの偽の
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