電源ユニットほど良いモノとそうでないモノの差が激しいパーツはない。一見同じようなスペックでも、消費電力の差や発熱・ファンノイズの差となって表れる。特にAC→DCへの変換効率の悪い電源ユニットを使っていると、同じパーツをぶら下げているのに消費電力が段違いに増えたりする。自作PCにおけるハイスピード、ハイパワー追求というスタンスは、ただでさえエコの精神に反する行為。だからこそ少しでも良質な電源を選ぶべきなのだ。 ではどこで電源の良し悪しを見ればよいか? 少し前なら12V出力が云々と語っていたところだが、今電源ユニットを選ぶなら、まず80PLUS認証のどのグレードで攻めるか、その後にパーツ構成を見ながら適切な12V出力の品物を選ぶ、という形にしたい。 12V出力が太ければ3.3Vや5V出力も太くなるため、12Vが何系統あるか、各系統のアンペア数はいくつか、そして12V合計で何ワット出せるかを見れ
