食品の添加物に関心がある消費者は非常に多いが、原材料名の表示を見ても「何が添加物なのかよくわからない」という人がほとんどである。「最初に原材料が重量順に表示され、その次に添加物が重量順に表示されている」というルールを知っている人でも、何が添加物かを知らないと、どこから添加物が表示されているのかを見分けることはできない。 ところが、そんな悩みを一挙に解消できる方法がある。 具体例でみてみよう。以下の表示例(1)と(2)は、フィッシュソーセージの原材料表示の事例。1カ所だけ違うのだが、それはどこだろうか。また、その違いは何を意味するのだろうか。わかった方は、かなりの食品表示通だ。 表示例(1) 原材料名:魚肉、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、粉末状大豆たん白)、植物油脂、砂糖、食塩、醸造酢、香味植物油、オニオンエキス、香辛料、かつおエキス、酵母エキス、加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミ
