東京大学大学院理系研究科・理学部は9月21日、クマムシに存在するタンパク質によりヒト細胞の放射線耐性も向上できるという新たな発見を発表した。 クマムシは緩歩動物と呼ばれるグループに属する1mmに満たない生物ながら、乾燥状態ではほぼ完全な脱水状態になっても生き延び、人の半致死量の約1000倍の放射線照射にも耐えるなどユニークな性質を持っている。
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