先週、Microsoftは3回もの記者説明会を開催した。そのうちの1つは「Office System 2007」である。 PC Watchを訪れる読者の多くにとって、Microsoft Officeは積極的に活用するアプリケーションではなく、会社などで与えられた書類作成のための道具でしかないかもしれない。 かつてはWindowsを使いこなし、Officeを用いて書類作成ができることこそが「PCを使える」という証のように言われていたが、それも今や昔話でしかない。Officeが新バージョンといっても、いま1つハートには響かない。そう感じる人も多いはずだ。 そう感じる理由の1つには、近年のOfficeが個別のツールの改良(も、もちろん施しているが)よりも、企業向けソリューションの提供にフォーカスを当てていたせいもあるだろう。必要な人にとっては重要なOffice関連の情報も、個人でパソコンを使うユ