
Steve Jobsの引退が正式に決まったそうだ(参照)。これからは会長として新CEOのTim Cookをサポートする役に回るとのこと。 Steve Jobsの功績はいくつもあるが、特に注目すべきは、次の三つ。 一つ目は、iPod/iPhone/iPadというすばらしい商品を作り出し、多くの人たちのライフスタイルを大きく変えたこと。Jobsの徹底的なまでのこだわりとリーダーシップがなければ、あれだけの完成度の商品は作れなかっただろう。 二つ目は、違法コピーで悩んでいた音楽業界を説得し、オンラインで音楽を売るという新しいビジネスモデルを成立させたこと。これはJobsの現実歪曲空間とまで呼ばれる交渉力のたまもの。 三つ目は、倒産寸前だった会社をライバルのMicrosoftから資金を引き出すというウルトラCで救済した後、全米一の株価総額を持つまでの株主価値を生み出した事。 このうちどの一つを達成
For Everest ちょっと世界のてっぺんまで 作者: 石川直樹出版社/メーカー: リトル・モア発売日: 2011/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 15回この商品を含むブログ (3件) を見る8月4日付けで成毛眞ブログに「世界遺産とWOWOWと『エベレスト』と3冊の本」という記事を書いた。今年のエベレスト登山シーズンでは、TBSの「世界遺産」とWOWOWの「ノンフィクションW」の取材班が同時にベースキャンプにいたということをテレビで知り、そこから3冊の本を紹介するという記事だった。 http://d.hatena.ne.jp/founder/20110804/1312424530 ところが、その後NHKのグレートサミット「エベレスト」を見てさらに驚いた。NHKの取材班もそこにいたのだ。しかも、NHKのディレクターとカメラマンの5人が登頂に成功している。大型ハイ
「かわいい子には旅をさせよ」と言うが、『地球の歩き方』などガイドブックを片手に、観光地として厳選されている地域を巡回し、確認することが旅なのか?パッケージ化されたツアー旅行と何が違うのか、とこれまで腑に落ちないバックパック旅行を幾度も繰り返してきた。大げさに言えば、旅や人生を通じて自分が最初に発見したであろう未知の世界を見てみたい。自分だけの経験をしてみたいなんて欲深いことを考えていたし、今も変わらず欲深い。 今、アブダビ空港でこの原稿を書いている。成田からアブダビの間で本書を読み、この本に出会うまでは退屈な旅になっていたに違いない旅が大きく変化しそうになったのだ。要旨としては、夫婦で旅しながらも男の探求心を駆り立ててくれる本、それが本書である。僕はこの本を今回の旅行に持参した本の中で、真っ先に読み、本当によかった。ちなみに、本は8冊持ち込んでいる。 『地球の歩き方』と本書を比較すれば、分
2007年01月07日21:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 放射線利用の基礎知識 このタイトルを見て、「わたしには関係ない」と思った方、ちょっとお待ちください。 放射線利用の基礎知識 東嶋和子 もしあなたが日本人なら、年間7万円は確実に放射線を利用しているはずなのですから。 本書「放射線利用の基礎知識」は、タイトルどおり、放射線とは何かを知り、どこでどう利用されているかを知るための本。ここまで直球ストレートなタイトルは、「放射能アレルギー」の強い日本では諸刃の剣にも思えるのだが、私はそこに著者の誠実さを感じる。 目次 第1章 身のまわりの放射線 第2章 放射線の基礎をおさえる 第3章 放射線でつくる、加工する 第4章 放射線で「みる」「測る」 第5章 食べものと放射線 第6章 医療と放射線 著者の東嶋和子は、立花隆や竹内薫ほど有名ではないが、ブルーバックスの常連サイ
小心者で食いしん坊のポーは、修行の末、カンフーを習得し伝説の“龍の戦士”となった。平和を守るためにマスター5たちと暮らしていたポーであったが、そこへ、強力な武器で中国を制圧し、カンフーを抹殺しようという野望を持つ、新たな敵、孔雀のシェン大老たちが現れる。強大な敵を倒すため、ポーとマスター5たちの戦いが、いまはじまる――。 『カンフー・パンダ2』作品情報 | cinemacafe.net TOHOシネマズ宇都宮にて。 前作はストーリーもよかったのですが、とりわけアクションシーンやキャラクターの動きや表情がとても楽しい作品でした。 だから続編が3Dで出ると聞いた時には「3Dじゃあれだけのアクションシーンは期待できないな...」と残念に思っていたのですが、実際に本作を観てもうびっくりしたというか感動しちゃいました。3Dであることをこれだけ活かしきったアクションシーンは初めて観たといっても過言では
HIGH-HOPES(洋楽ロック) 洋楽一筋35年。洋楽担当Dとしての泣き言満載制作日記やスプリングスティーン、ディラン、ジャクソン・ブラウン、ピンク・フロイドからビートルズや紙ジャケまで、ロック魂溢れるアーティスト達やどうでもいいような個人的な音楽ネタもご紹介。 ボブ・ディラン、ジャック・ホワイト(ホワイト・ストライプス)らが、伝説のハンク・ウィリアムズの未発表曲をレコーディング。当初はボブ・ディランの新作プロジェクトとして進められていたが、ジャック・ホワイトとの共同制作、その後ノラ・ジョーンズやシェリル・クロウなど錚々たる面々も参加することになったいきさつがあり、ディラン周りでは数年前から噂されていた渾身のプロジェクト!近年のサウンドにも影響が垣間見れる、ボブ・ディランのアメリカン・ルーツ・ミュージック再発見、再評価への旅ともいえる作品。 ●1953年に29歳で死去した後、ハンクの革製
星が吸い込まれる瞬間 初観測 8月25日 4時1分 国際宇宙ステーションに設置されている日本の実験棟「きぼう」の観測装置が、地球から39億光年離れたブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を、世界で初めて観測し、研究チームは、謎の多いブラックホールのメカニズムの解明につなげたいとしています。 国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」には、さまざまな天体から出されるエックス線を観測する装置が搭載されていて、ことし3月28日、地球から39億光年離れた銀河の中心にあるふだんは暗い天体から強いエックス線が出ている画像の撮影に成功しました。同じ現象はNASAの観測衛星でも捉えられ、双方の観測結果を日本とNASAの研究チームが共同で解析した結果、この強いエックス線の画像はブラックホールに星が吸い込まれた瞬間を捉えたものであることが分かりました。ブラックホールは太陽の100万倍以上の重さがあるため、重力
[これが Semi Pro なら・・・:image] 「MACお宝鑑定団」発のウワサが世界的に話題になっている。 その中で Robert Cringely の反応が注目を引いた。 I, Cringely: “Is the Mac Pro dead?” by Robert X. Cringely: 23 August 2011 * * * Mac Pro ラインは死んだ 日本発のウワサが昨日浮上した。アップルが今年末までにガラリと変わった新しい Macintosh コンピュータを出すというのだ。そうだ、新種の Mac、まったくタイプの異なる Mac だ。このホントかどうか分からないウワサを1ダースをこえるサイトが取り上げた。アップルの話題ならホットだし、ひょっとしたらホントかもしれないというわけ。同じ思いで私の想像するところをいえば、アップルの Macintosh Pro ラ
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