近年、世界中で急速にLGBTに関する法整備が進んでおり、現時点で29の国と地域で婚姻の平等が制度化されています。日本でも同性カップルに対し、結婚に相当する証明書を発行する自治体が増えています。 ヤフーでは、2017年6月より同性パートナーや内縁パートナーに対し、育児休暇や結婚祝金など、配偶者と同等の福利厚生を適用しています。民法上の婚姻を問わなくとも、該当する書類を提出し受理されれば、同性カップルや内縁関係にある社員も結婚休暇や結婚祝金など、配偶者を持つ社員と同等の福利厚生を受けられます。 今回は、ヤフーの制度が生まれたきっかけ、企業がこのような取り組みを推進する意義などを聞きました。 ダイバーシティ推進における基本的な考え方 ヤフーは、経験・価値観・ライフステージ・属性の違いにかかわらず、社員ひとりひとりを尊重し、活躍できる土台をつくり、多様なサービスや事業のイノベーション創出に生かして
