3月から出身地・愛媛県の“住みます芸人”を務める吉本新喜劇のもりすけさん(36)。新喜劇座員としての籍も残しながら故郷のために一念発起した形ですが、2月11日にはここまでの集大成的なイベント「たわもりハウジング~旅立ちの日に~」(大阪・セカンドシアター)も開催します。新喜劇の中でも存在感を示しつつあった中での決断となりましたが、もりすけさんが見据える未来とは。 故郷の変化 去年10月、3年ぶりくらいに愛媛の実家に帰ったんです。母親ももう75歳になって純粋に「歳をったなぁ」と痛感しました。 それと、僕の地元は愛媛でもすごく田舎で、通っていた小学校も全校生徒で30人くらいの規模だったんです。当時でもかなり人数が少なかったのに、今は地域の小学校4~5校合わせて9人になっていると。これまで行われていた催しもどんどん縮小されていて、純粋に「寂しいな…」と思ったんです。 その状況がとにかくショックで。
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