バンダイナムコホールディングス(HD)は2月2日、ゲーム子会社のバンダイナムコゲームスで従業員の1割以上に当たる200人の希望退職者を募集すると発表した。家庭用ゲームソフト販売などが厳しく、リストラに踏み切る。ゲーム事業と映像音楽コンテンツ事業を統合するなど、組織・体制の変更も実施。売り上げ低迷と特別損失の計上で、2010年3月期は310億円の最終赤字に転落する見通しだ。 バンダイナムコゲームスの従業員数は1927人(昨年末時点)。希望退職者には割増退職金を支払い、3月末で退職する。約20億円の人件費削減効果を見込んでいる。 映像子会社のバンダイビジュアルなどでも、既存の早期退職優遇制度などの活用で、2011年3月末までにグループ全体の約1割に当たる約630人の人員減少を見込む。 バンダイナムコHDは同日、10年3月期の連結業績予想を下方修正した。売上高は従来予想から200億円減の3800
