●よもぎ(ひとつかみ) タンニン、クロロゲン酸が抗菌に作用。 植物の葉には無数の酵母菌が生きている上、根には有用な微生物がたくさんいるため、摘んだら洗わないで入れるとなお有効。 ●しょうが(3個) ジンセノール、ジテルペノイドが抗菌に作用する。 ●とうがらし(10本) カプサイシン、サポニンが抗菌に作用する。 ●コーヒー殻(ひとつかみ) コーヒーがらには、タンニンという植物フェノール類が含まれ、病害菌であるセンチュウやヨトウムシを寄せ付けないという。 ●酢(500cc) 製造工程より抽出する多種類の有機酸(ピルビン酸、リンゴ酸、クエン酸、酢酸)は、殺菌能力に優れる。また、酢を散布すると、葉の細胞が強く硬くなって活力がつき、病害虫に強くなる。 さらに、土中に染み込むと、根が太るため、養分の吸い上げがよくなり、活力がつくという。 ●焼酎(1リットル) サポニン、有機酸、ミネラルのような植物の成
農薬のトップメーカー・住友化学が最重要商品に位置づけている新世代殺虫剤への風当たりが強くなっている。 この殺虫剤は、一九九〇年代以降に開発され、世界で急速に普及している「ネオニコチノイド系(以下ネオニコ系)」農薬の一つである「クロチアニジン」。国内ではダントツ(農業用)やフルスウィング(芝用)などの商品名で販売し、欧米ではバイエルクロップサイエンス社と共同で事業を展開している(商品名はポンチョなど)。 ネオニコ系農薬はニコチンと類似の化学構造をもつ神経毒性物質で、クロチアニジンのほかバイエル社のイミダクロプリド(商品名はアドマイヤーほか)や日本曹達のアセタミプリド(同モスピランほか)など合計七種類が百二十以上の国で販売されている。二〇〇八年の総売上高は約十五億ユーロ(約一千五百億円)だが、農業以外の使用分も含めればその二倍になるという。 発達障害の原因の可能性あり ネオニコ系農薬は
北海道は13日、大空町の農家が出荷したカボチャから食品衛生法の残留農薬基準値を超える農薬「ヘプタクロル」が検出されたと発表した。道内のほか大阪府、愛知県などに約4トン出荷されており、網走保健所は女満別町農協に回収を命令した。健康に影響が出る濃度ではないという。 基準値を超えていたのは10月28日~11月4日に出荷されたカボチャ「えびす」。大阪府の茨木保健所が8日に府内のスーパーで抜き取り検査したところ、国の基準値(0.03ppm=1ppmは100万分の1)を上回る0.05ppmのヘプタクロルが検出された。 農家は現在ヘプタクロルを使用しておらず、畑の土に残留していたとみられるという。ヘプタクロルは有機塩素系殺虫剤で、75年に国内での製造・使用が禁止された。分解されにくく、土の中に残留する傾向があるとされる。【片平知宏】
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