毎晩毎晩友人たちと会って遅くまで遊んでいるのでわしはだんだんヘロヘロになってきた。モニさんは、結構へーきです。 日本では冬のやまねのように眠っておったのに、クライストチャーチでは俄然元気である。 のみならず、東京ではずっと、すこ-し透き通っているような青ざめた白い磁器のような皮膚の色であったのが、うすい薔薇色がさして別のひとのよーである。 肌の色は、わっしも赤くなったがの。 くびの後ろが赤くなって、妹に「おにーちゃん文字通りレッドネックよねー、だっさーい」とゆってバカにされた。 とっても、くやしいです。 町中が遊んでおる。 当たり前だが、レストランもいまごろは混んでおるの。 モニとわしがクルマで町を走っていると交差点でクルマが止まるたびに前を走っているくるまの後ろ座席のドアがピャッと開く。 高校生の女の子がふたり、ぱっと飛び出して、ひとりがボンネットに仰向けになり、もうひとりはそれに覆い被
