英語で「日本」
日本をローマ字表記した「Nihon」「Nippon」が対外的に用いられることは極めて稀で(固有名詞に「にほん」「にっぽん」が含まれる場合に、それも含めてそのまま表音的に英語表記する必要がある場合など)、国連やサミットなど国際的な会議の場でも「Japan」が用いられる。
オリンピック選手団のプラカードも「JAPAN」表記であるが、1912年のストックホルムオリンピック時のみ「NIPPON」が用いられた。
1文字目を小文字にする(japan)と、漆器の意になる。
ロックバンドの「Japan」
1974年、イギリスでデヴィッド・シルヴィアンとその弟スティーヴ・ジャンセン、デヴィッドの親友であったミック・カーンを中心に結成されたロックバンド。当初は黒人音楽を再解釈したダウナーなサウンドで、「病弱なファンク」などと言われた。
バンド名に意味はなく、なんとなく「Japan」にしただけだった。
1975年、リチャード・バルビエリが加入。
1978年、西ドイツのレーベル「ハンザ・アリオラ」と契約しデビューするが、イギリスでは全く人気がなかった。しかしバンド名の「Japan」から日本人から興味を持たれ、メンバーのルックスからアイドル的人気が出た。
1979年、初来日。いきなり武道館で公演。YMO等、日本の音楽シーンに触れ、シンセポップ路線へ移行。
1980年、イギリス本国でも評価されるようになり、ヴァージン・レコードと契約。
1981年、アルバム『錻力の太鼓』からシングル・カットされた『ゴースツ』がイギリスでヒット。
関連タグ
XJAPAN:日本のバンド(エックスジャパン)