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猫のケージ選びに迷っていませんか?この記事では、猫の習性に合ったケージの使い方や置き場所、子猫にも安心な選び方を詳しく解説します。
目次
猫のケージを買うと、寝床・ご飯の置き場所・トイレなど、レイアウトに困る人もいるでしょう。また、ケージ自体どこに置くべきなのかも迷いますね。
そこで本記事では、ケージの中のレイアウトと、どこに設置すべきなのかを猫の習性などを踏まえて紹介します。
猫のケージの正しい使い方とレイアウトって?
飼い主が外出中に、部屋の中に落ちているものを食べてしまったり、いたずらをしてものを落としたり、壊したりなどをしてケガをする可能性があります。なので、外出中はケージの中で留守番をしてもらうという使い方があります。
また、猫を数匹飼っている場合などは、それぞれ一匹で安心できる場所づくりをするために、ケージを設置しておくという使い方もあります。
【参考】日本動物医療センターグループ本院|猫を飼うのにケージは必要か
■2段~3段のケージはどのようなレイアウトが正解?
猫には上下運動を好む習性があります。猫の年齢などによりますが、2段~3段のケージが理想的です。
■寝床・トイレ・ご飯の場所はどこがベスト?
猫の中には、トイレや寝る場所を分けたがる子もいます。なので、1階はトイレやご飯の場所・2階は遊び場・3階は寝床というように、それぞれ分かれているとリラックスしやすいそうです。
【参考】【獣医師監修】猫をケージ飼いする。そのメリットとデメリットについて
■置き場所はどこがいいの?
猫のケージをどこに置くべきなのか迷う人もいるでしょう。猫は外を眺めるのが好きなので、窓際に置くと良いです。ですが、夏場は日差しや暑さにより熱中症・体調不良になる恐れもあります。
なので、窓際に設置する場合、夏場はカーテンを使って直射日光を避け、風通しの良い涼しい環境にすることが大切です。
また、大きな音や人がよく通る場所は猫にとってストレスになってしまうので、大きな音がする電化製品のそばなどには置かないようにしましょう。
【参考】アイリスペットどっとコム|オシャレなケージから機能性重視ケージ!愛猫も喜ぶ猫用ケージの選び方
PECO|【獣医師監修】猫をケージ飼いする。そのメリットとデメリットについて
子猫は2段のケージだと登ってケガをするかも……。 何を買うのがベスト?
まだ体の小さい子猫だと、上段から落ちてしまう事故が起きてしまう可能性があります。なので、子猫なら1段ケージが安心でしょう。
また、家族に迎えられて間もない子猫だと、広すぎる場所は落ち着かない可能性もあります。子猫にとってケージの高さだけではなく、広さもどのぐらいがちょうど良いのか考える必要があります。
ですが体の小さな子猫に合わせてケージを買うと、その後の成長に合わせてケージを買い替える必要があります。猫は環境の変化を好まない動物です。なので、ケージの段を後から追加できるタイプがおすすめです。
これだと猫の成長によってケージの大きさが変えられるだけではなく、飼い主の金銭的な負担も少なくなります。
【参考】日本動物医療センターグループ本院|猫を飼うのにケージは必要か
PECO|猫用ケージの用途や種類、使用する際の注意点について
工夫されたケージ? おしゃれなタイプもある? おすすめ猫のケージ
猫のケージには、猫にとって嬉しい機能がついたケージや、部屋になじみやすいデザインのケージもあります。
次はおすすめの猫のケージを紹介します。
■楽しく過ごせる工夫あり! 「アイリスオーヤマ」のおすすめ猫ケージ
ケージの屋上は開け閉め自由なので、顔を出したりクッションを置いたりして過ごすこともできます。
また、麻で出来た爪とぎシートもついています。棚板だけではなく、ケージの壁にも設置できます。
【参考】アイリスオーヤマ|ルーフキャットケージ ワイド RFC-904 アイアンブラック
■プラスチック製で錆びない「タンスのゲン」の二段のおすすめ猫ケージ
プラスチック製で錆びにくく手入れが簡単で軽量。しかも、猫が動き回っても音が響きにくいです。
扉は安全なロック式で、移動させるのに楽なキャスター付きです。
【参考】タンスのゲン|錆びないプラスチック製! キャットケージ 2段〔52800000〕
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※データは2024年12月時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ