試食

高級フルーツやマンゴーカレーなどが食べ放題でケーキやオードブルまでセットの千疋屋総本店「世界のフルーツ食べ放題」でフルーツ全種類を制覇してきました


毎月第一月曜日に電話やネットで次月の食べ放題の予約を受け付けているものの、瞬く間に定員が満員になってしまう食べ放題が千疋屋の「世界のフルーツ食べ放題」です。数カ月に渡って予約を試みていたものの、なかなか予約が取れず、1月にようやく予約ができたのでお店に行ってきました。

日本橋本店|千疋屋総本店|世界のフルーツ食べ放題のご案内
http://www.sembikiya.co.jp/viking/honten.php

千疋屋総本店の住所は「東京都中央区日本橋室町2-1-2」で日本橋三井タワー2階にあります。最寄り駅は東京メトロの三越前。


千疋屋総本店が入る日本橋三井タワーは、マンダリンオリエンタル東京が入るビルで、約194メートルの地上39階建て。


1階と2階に千疋屋関連のお店が多く入っています。


食べ放題の会場は2階にある千疋屋フルーツパーラーなので、エスカレーターでまず2階へ。


お店の前に到着。


月曜日の世界のフルーツ食べ放題を予約している人向けにお店の前に待つ場所が用意されています。


お店の前には店内一部貸し切り営業の告知が貼られていました。今回のフルーツ食べ放題は税込で4320円ですが、「スペシャルマンゴーカレーライス(税込1296円)」や「スパイシーココナッツカレー(税込1620円)」も食べ放題に含まれており、「フルーツサンドイッチ(税込1188円)」と「ショートケーキ」が付いてくるのでそこまで高くはないような気も。


19時過ぎに入場が始まりますが、席は指定されているので取り合いになるようなことはありません。


席は予約のお客さんで即座に満員に。来店者はほとんど女性で、家族連れやカップルなどで来ている人もいました。


天井は高く、内装も独特です。


食べ放題が始まった直後は、フルーツがキレイに並んでいます。千疋屋の代名詞メロン、いちごなどもたっぷり。


まずは席に着いて荷物などを置くことに。


他の食べ放題と同じように注意書きが書かれており、2時間制で「カレー類の提供が20時まで」「カレー類以外の飲食物が21時まで」「飲食物を持ち帰らないように」とのこと。


19時という時間もあってお腹が少々空いており、20時で撤収されてしまうのでまずは2種類のカレーを食べてみます。


赤みがかっているのがココナッツカレーで、茶色い方がマンゴーカレー。


スパイシーココナッツカレーは予想外にかなり辛口ながら、魚醤のような独特な旨味とチキンの旨味が効いており、ココナッツオイルも入っているようでクリーミーな味。舌が麻痺してしまうような辛さではなさそうですが、辛い食べ物が苦手な人はやめておいた方が無難です。


マンゴーカレーは強烈にマンゴーの甘味を感じるわけではなく、チャツネとしてマンゴーが使われているようで、バターなどのコクも感じる欧風っぽいカレーに仕上がっていました。


再度食べ放題のレーンに並ぶと、「フルーツヨーグルト」を発見。


フルーツが置いてある目の前で、店員さんがフルーツを切ったり、サンドイッチを作ったりしています


ドリンクも置いてありました


フルーツを取ろうとすると……


果物の名前・説明・学名などが書かれており、フルーツによっては産地も書かれていました。


とりあえず全てのフルーツをゲットしてテーブルへ。テーブルにはオードブルの「チキンガランティーヌ」と「サンドイッチ」が置いてありました。


チキンガランティーヌは、お皿に2切れ載せられており、鶏肉の皮などが付いているせいかやや脂っぽいもののジューシーで、この後のフルーツが美味しくなりそうな味。


サンドイッチは2種類用意されており、アボカド・トマト・レタスが挟まれたサンドイッチは、アボカドのコクが強烈で、動物系の素材が入っていないながら力強い味で、トマトの酸味も良く合っていました。


フルーツサンドイッチにはキウイ・いちご・マンゴー・パイナップルとクリームが入っていますが、フルーツの酸味とクリームとの相性の良さが驚くほどで、果物が缶詰でないので変に甘くないのもグッド。食パン、クリームとも柔らかめでした。


フルーツヨーグルトは、りんご・なし・パイナップル・ブルーベリーなどが入っており、適度な酸味がフルーツを引き立てます。


続いては果物食べ放題に突入。左端の方にあった果物からじゃんじゃん食べて行きます。


「デコポン」は甘味が強く、酸味が甘味を引き立てている印象。


「グレープフルーツルビー」は、甘味がありながらも酸味と苦味が心地よい味。


「パイナップル」は、甘味が強くきちんとカットされているので、舌を刺激するような嫌な食後感がありません。


「パパイヤ」はとろけるような食感と甘味がグッド。レモンの代わりに柑橘系の果物と一緒に食べても良さそうです。


続いて2皿目に突入。「パンやごはんではなくフルーツならお腹が膨れないはず」と思って食べ放題に臨みましたが、フルーツに含まれる水分がどんどんお腹にたまってきました。


「マンゴスチン」は凍っているのでかなり冷たいものの、甘味も強くねっとりとした食感がグッド。


「マンゴー」は、外は固さを残しつつも中の部分は良く熟しており、濃厚な甘味と香りが口に広がります。


「ネーブルオレンジ」は、みかんやオレンジよりも甘い、すっきりとした味のフルーツ。


グレープフルーツに見た目がそっくりな「メロゴールド」は、グレープフルーツと違ってかなり甘く、柔らかくジューシー。


「すいか」は旬ではないためか水分がやや少なく感じられ、イマイチな印象。


「枯露柿(ころがき)」は、いわゆる干し柿。ねっとり甘く濃厚な味が楽しめます。


そして最後の1皿へ。今回は余裕で制覇できると思い左側から順に食べて行ったものの、いちごやメロンといった高級なフルーツは右側に多かったような気もしなくはありません。この時点でお腹の空気を抜いて詰め込んでいくような状態。


「赤肉メロン」は訪れた当日は宮崎産。旬ではないせいか甘味がやや弱い気もしました。


「マスクメロン」は1本の茎に1個だけ実らせる千疋屋自慢の1品で、旬ではないものの香り・甘味・食感が最高。食べ放題の会場にはこのメロンを中心にフルーツを食べている人もいました。千疋屋の通販サイトだとメロンは最も安いもので税込1万800円なので、メロンが嫌いでなければ必ず食べた方が良さそうなフルーツです。


「アボカド」はねっとりとしたコクがあるものの、甘味はないので蜂蜜やわさびしょうゆをかけて食べると良さそうです。


「とちおとめ」はみずみずしく、酸味が甘味を引き立てるようないちごで、クリームと相性が良さそう。


香川県三木町産の「クイーンズストロベリー」は、高設栽培という特殊な栽培技術で育てられた、粒の中まで甘くジューシーないちご。お店でクイーンズストロベリーを使ったパフェを注文すると税込2700円もするので、これも食べておいた方が良さそうです。


「みかん」はしっかり甘味があり、ほとんど酸味を感じないほど。


「サンふじ」はシャリシャリとした食感でしっかりと甘味がありました。


「ドラゴンフルーツ」は、ややじゃりじゃりした食感ですが水分もしっかりと含まれており、甘味があります。


「バナナ」もしっかりと甘味があり、ねっとりとした食感。


「富有柿」は外はやや固めで、中は柔らかく熟れており絶妙な熟れ具合でした。


「ブルーベリー」は甘味と酸味のバランスがちょうど良く、口をリフレッシュさせるのにちょうど良い感じ。


「きんかん」は皮が甘く、中は酸っぱいメリハリがあるフルーツ。


ランブータン」は柔らかいとげに包まれたライチの仲間で、凍った状態で提供されています。


切って食べてみると味はまさにライチで、トロピカルフルーツ独特の甘味があります。


最後は果物の王様と言われる「ドリアン」にチャレンジ。多少においがありました。


レバーやバターのようなねっとりした食感やコクを持ちながらも甘味が強く、においが強烈なので好みが分かれそうな味。なかなか食べる機会がないのでお店に来たら食べた方が良さそうです。


最後にショートケーキが登場。


お腹がはち切れそうになっていたものの、柔らかなクリームがいちごの味を引き立てており、絶妙のバランスで「いちごのためにクリームがあり、クリームのためにいちごがある」と思うほどで、ぺろりと食べてしまいました。「フルーツ食べ放題で税込4320円は高いのでは……」と行く前は思ったものの、食事・フルーツの質もほとんど言うことがなく、余裕で元が取れるほどなので、フルーツが好きな人は行った方が良さそうです。


今回の千疋屋の食べ放題を体験したところ注意事項はこんな感じ。

1 最初は行列が長く、果物が切れてしまうことはないので、まずは時間制限があるカレー・サンドイッチ・オードブルを食べるのがオススメ。
2 次は高級な果物を狙う。メロンやいちごや、季節によってはぶどうなども狙い目
3 最後に水分が少ない果物はつらいので、バナナ・枯露柿などは中盤がオススメ
4 柑橘系の食べ物は最後の方でもさほど苦しくないので終盤がオススメ
5 果物の水分は予想以上に身体をむしばむ。一回での全種類の制覇はかなりお腹に自信がある人でないと無理そう。季節によって果物は変わるので、通年置いてあるものはスルーして次回食べるという作戦もアリ。


なお、千疋屋のフルーツ食べ放題はタカシマヤフードメゾン新横浜店・アトレヴィ信濃町店・池袋西武店などでも受け付けています。予約日に電話したところ通話中で繋がらなかったので、店舗から以外の申し込みならインターネットからがベター。予約受付が始まる各月1週目の月曜日9時の前に必要事項である「名前・住所・連絡先電話番号・希望日時・人数」のメモを準備しておき、時間になったら速攻で予約ページにアクセスし、コピペで申し込みを完了させるのがオススメです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article We have won all kinds of fruits at Senju….

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