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投稿者:みっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
しっかりとした歯応えのある本だと思います。
隙間時間にサラッと読むことは難しく、時間がある時にどっしりと腰を据えて読むべきだなと思いました。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思考力を鍛える方法が、わかりやすく解説されていてよかったです。抽象と具体を行き来しながら、考えたいです。
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投稿者:さたはけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思考回路が貧弱な自分にとって、少しでも理論的な考え方が出来るようにと手にしました。わかっているようでわかっていないことを再認識しながら、思考力アップに努めております。
よくわからなかった
2020/07/23 16:41
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投稿者:一流の話術師 - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しくてあまり理解できませんでした。
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コミュニケーションギャップが生じる仕組みなど、非常に参考になった。具体と抽象という軸でいろいろなことを見たり考えたりすると、見えてくるものが多々あるかも。これからの世界では能動性がキーになるという点は非常に納得。
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この本を一行で言うと、
「具体と抽象の軸を持ち自分の頭で考えること」
なぜこの本を読もうと思ったのか?
1.著者の「具体と抽象」を読んだが、この本で問いに答えることで「具体と抽象」の思考力をさらに深めるトレーニングができるのではないかと思った。
2.自分の頭で考えているつもりでも、具体化と抽象化の軸が定まらず、自分が今考えていることの抽象レベルもあやふやな現状があったので、この本でしっかり「具体と抽象」の考え方を身につけようと思った。
3.インターネット・スマホ・SNSによる知的能力の「扁平化」によって、AIによって知的活動分野が乗っ取られないためにも、「具体と抽象」を軸とした考え方が必要だと思ったので。
この本で何を学んだか?
1.時代の安定期には、具体的な知識力の量がものを言っていたが、現在のような変革期には、抽象化能力が必要となっている。
2.具体的なものしか見えていない人と、抽象化してメタレベルで見えている人との間には断絶があり、コミュニケーションの行き違いの原因となっている。
3.「抽象化」とは「Whyを問うこと」で「具体化」とは「Howを問うこと」である。
この本の読んで今後自分はどうするか?
1.人より多い知識量がよしとされていた価値観に自分もそまっているため、ついネットで必要以上に情報を集めたり、より多く本を読もうとしてきたが、大事なのは知識量ではない。「人より知っていること」自体にはすでに価値がなく、いずれAI取ってかわられる。
それよりも、抽象化していかに自分の頭で考えられることが大事だという認識ができた。
多くの情報や本を求めるより、自分がどれだけ抽象化して考えられるか意識して知的活動をしていきたい。
2.情報を得たり、人とコミュニケーションするとき自分と相手がどの抽象レベルにいるか常に意識することで、誤解や行き違いを避けて行こうと思う。
3.「具体と抽象」の往復で自分なりの発想でアウトプットしていく。
また、情報をインプットするときも「具体と抽象」のレベルを意識していく。
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ワタシが敬愛する“書評家”楠木建が『戦略読書日記』や『室内生活』で繰り返し強調する「具体と抽象の往復」の意味するところが、実はいまひとつピンときていなかった。そこへ、そのものズバリのタイトルを持った本。書店で見かけて即買い。で、腹落ち。そして、これは本から本への正しいリレーの好例ではないかと独りごちた。
独りよがりの前置きはさておき、やはり本書でも出てきた「試験問題には正解があるが、現実の問題には正解がないことがほとんど」という指摘。これは先日読んだ『答えより問いを探して』でも出てきた問題提起で、昨今では「AIにはできないこと」という文脈で多く取り上げられている点。本書でもイントロの部分で触れられている。
AIとの生存競争を煽るようなビジネス本の惹句はいかがなものかと思うけれど、結果としていろいろな思考法に触れて自分の引き出しを充実させることができるのなら、この惹句に乗っかってみるのも悪くないかもしれない。
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具体と抽象とは何か?何故議論がかみ合わず不毛な議論に終わるのか?などを実例を使って分かりやすく説明している本。
自分は技術者でものを作る側だったので、具体に振り切った考え方が多かったが、数年前企画に異動となり抽象的な内容の話が多くなった。議論がかみ合いにくくかなり違和感があったが、この本を読んで全てが腑に落ちたように思う。抽象と具体の往復により思考が深まること、今どう言う前提で議論しているのかなど常に考えつつ、有意義な議論、思考をしていきたい。
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【要約&感想】
本書では「具体化することと抽象化すること」とはどうゆうことかを、日常生活のうえでイメージしやすいケースに置き換えて述べている。
そこらじゅうで言われているが、今後の世界ではAIが発展していき、”何も考えずに働く仕事”をAIに奪われる。このような時代で生き残っていくには、自分で考える力が必要となる。
本書では、「具体」と「抽象」に関して、たくさんの具体例が出てきたが重要だと思うことだけ抽出して要約する。
「具体」とは、言われたことしかできないことを指す。言い換えると、AIやロボットでもできるようなことである。より詳細なもので、明確であり「HOW(どうやって)」を問う。どうやってやるかの方法論や手段である。単なる手段というものはたくさんある。つまりは「情報量の広さ」である。
「抽象」とは俯瞰的に全体を見ることである。言い換えると「一言で表現できること」常に「WHY(なぜそうなるのか)」を問い続けて、目の前の物事に対する次元を上げていく。表面上から法則を発見し、1を聴いて、10を知ることができる人はこの「抽象化」が得意である。
「抽象」を理解することは現状のみに基づいて考えるのではなく、目の前にあることの背景も把握して考えていく。メタ認知が大切だ。つまりは、「物事の深さ」をどれだけ理解できるかである。
本書では、説明だけでなく、演習問題もついているので、自分なりの考えを引き出しながら読み進めていくことができる。そうすることによって頭の中で、よりわかりやすく落とし込むことができ、理解が深まる。自分なりの考えを生み出すことによって、考える癖を今後も付けていこう。
本を読むときでも、自分だったらどう考えるのか、常に向き合う。
「具体」と「抽象」に関しては、あらゆる事象に対してこれに置き換えることができる。
【アクションプラン】
目の前のことに対して、そのままを見ることに注意を払う。
ちゃんと背景も理解し、把握する。SNS上での不毛な論争や誹謗中傷が繰り広げられているが、SNS上では自分の軸としている考えが異なる人が様々に存在する。その為、意見が食い違うことは当たり前なのだ。SNSでの不毛な論争には耳を傾けない。
他にも、全く違う事象であっても、その2つの間には共通点や類似するものが存在するはずだ。考え方1つでものの見方は変化していくだろう。世の中に対して、「なぜ」そうなるのかを自分の中で納得いくまで落とし込んでいく。行動するにしても「なぜ」そのような行動を他人はするのかを考えて、他人と接するときこそ具体的に落とし込む。自分自身は一般的な目線で、俯瞰的に観察すればいい。
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休暇中に紙の本で、読了。
細谷功さんの本は、思考整理するのにいつも役立つ。
抽象化と具体化によって、発想を豊かにして日頃のコミュニケーションギャップを解消する事を目的としている本。
抽象化とは言語化・図解すること。
抽象化とは見えない線でつなぐこと。
具体化とは数字と固有名詞にすること。
具体化とは逃げ道をなくすこと。
折り曲げの法則からわかること。
抽象化が得意な人はなぜ人の話がきけないのか?。
上記は、いつも自分が考えていた事で共感、納得した章。
具体▶️◀️抽象の概念を身につけ、自分の武器にしたいと思う。
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知的生産のための入門書
経営レベル、オペレーションレベル関係なく、日次のルーティンワークという具体の世界から抜け出し、創造的な仕事をする上で必読かつ最良の書である。
■感想
抽象的なメッセージを具体(仕事)に生かそうと読んだが、思考プロセスそのものに影響を与える内容である。私個人的について、抽象化する力がついてきているように感じていたが、基礎が分かっておらず、結果オーライの所があった。それ故に抽象→再具体化の所で苦労しているのかもしれない。(そもそもの抽象化が甘い)
■ポイント
・抽象化とは具体的な事象を「都合よく(=目的沿って、メッセージに合うように)」切り取ること
・乱暴な抽象化はレッテル貼り
ただし一事が万事
・相手が個別具体の話をしたいのか、抽象的な一般論を話したいのか、前提を合わせておかないとコミュニケーションが合わない
・抽象化の際も前提条件の確認はマスト
前提なき抽象化は空論、具体化は的外れ
■総評
思考プロセス、行動に良い影響があること間違いなし。演習問題も読むだけでなく、本格的に解くことによって、より抽象⇔具体の力が身につくだろう。
途中飽きる部分や既知の部分もあるが、新書でコンパクトにまとまっているため、何とか乗り切れる。
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思考やコミュニケーションについて具体的な練習問題を取り入れた抽象的な思考法について本
抽象化とは「都合の良いように切り取ること」と定義し、
前提がズレたまま各自が正しいと考えることにより
コミュニケーションにもズレが生じる
具体(知識や情報の量)の横軸と
抽象(俯瞰的な視野)の縦軸を
上手く行き来することが大切
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具体→抽象→具体で問題を解決する方法は、繰り返し使って自分のものにしていく。
具体・抽象関連でコミュニケーションギャップが生まれることは多い。知識量も関係している。話すことについて、まず定義することが必要。深沢真太郎「数学的思考トレーニング」と合わせると更に理解が深まると思う。
投稿元:
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アメトークにでてくる芸人のような話芸
が出来るかなと思ってこの本購入しました。
というのも、アメトークに限らず、話がうまい芸人さんってこの『具体⇄抽象』能力が高い気がしたので、、
あと、メモの魔力でイマイチピンとこなかった『抽象化』について、その定義や方法を優しく書かれていると思います。
ただ、最初は少し難しいかもしれません。
(このタイトル自体抽象的なので)
なので、もし本文読むの辛くなったら、
本書にあるトレーニングをして体で覚えるのもアリかと思います。
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抽象化とは具体を線で結びシンプルにしたもの
コミニュケーションの齟齬は具体と抽象の違いによって生じることがおおい
道具は抽象でありふれている
抽象化は都合よく切り取ることなので前提条件が重要
AIに使われる側にならないために抽象具体を考えたいと思う
抽象概念は具体からは見えないのでそれを理解しなければならない