藤島泰輔のソースを表示

{{Infobox 作家
| name          = 藤島 泰輔<br>{{small|（ふじしま たいすけ）}}
| image         = Taisuke-Fujishima-1-revised.jpg
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| caption       = <small>『新刊展望』1966年1月15日号より</small>
| pseudonym     = [[ポール・ボネ]]
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| birth_date    = [[1933年]][[1月9日]]
| birth_place   = {{JPN}} [[東京市]]
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| occupation    = [[小説家]]、[[評論家]]、[[新聞記者]]
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| alma_mater    = [[学習院大学]]政経学部
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| spouse        = [[メリー喜多川]]
| partner       = <!-- 結婚していない仕事のパートナー（親族など） -->
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| relations     = [[藤島範平]]（祖父）<br>[[藤島敏男]]（父）
| production    = <!-- 所属 -->
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'''藤島 泰輔'''（ふじしま たいすけ、[[1933年]]（[[昭和]]8年）[[1月9日]] - [[1997年]]（[[平成]]9年）[[6月28日]]<ref name="kotobank">[https://kotobank.jp/word/%e8%97%a4%e5%b3%b6%20%e6%b3%b0%e8%bc%94-1653982 藤島 泰輔とは]コトバンク。2019年7月11日閲覧。</ref>）は、[[日本]]の[[小説家]]<ref name="kotobank"/>、[[評論家]]、[[新聞記者]]。[[ポール・ボネ]]名義の著作も多数刊行。[[ジャニーズ事務所]]元名誉会長の[[メリー喜多川]]は2番目の妻。同事務所元社長の[[藤島ジュリー景子]]は娘。

== 来歴 ==
[[日本銀行]]監事の[[藤島敏男]]・孝子夫妻の長男として[[東京府]][[東京市]]に生まれる<ref name="昭和人名事典">[[#昭和人名辞典|『昭和人名辞典 第1巻 東京編』、856頁。]]</ref>。生母・孝子の死後、継母・紀子（父・敏男の後妻）に育てられる。

初等科から大学まで[[学習院]]に学ぶ。[[明仁|皇太子明仁親王]]の学友の一人で、共に[[エリザベス・ヴァイニング]]（ヴァイニング夫人）の教育を受けている。ただ大学卒業後は疎遠であったという。

[[1955年]]（昭和30年）3月、[[学習院大学]]政経学部卒業。[[東京新聞社]]（現：[[中日新聞東京本社]]）に入社。社会部記者となる。

[[File:Eiga-Hyoron-1957-January-1.jpg|thumb|220px|{{small|『[[孤獨の人]]』はベストセラーとなり、1957年に[[津川雅彦]]主演で[[孤獨の人#映画|映画化]]された。}}]]

[[1956年]]（昭和31年）4月、[[学習院高等科]]時代の皇太子と「ご学友」たちを題材にした小説『[[孤獨の人]]』を出版。同作には「ご学友」たちのヴァイニング夫人への反発や知られざるエピソードなどが盛り込まれている。[[三島由紀夫]]が序文を寄せ、「うますぎて心配なほど」と評価している<ref>[[#三島1975a|三島 1975a]]</ref><ref>[[#三島1975b|三島 1975b]]</ref>。同作は翌年に[[孤獨の人#映画|映画化]]され話題となった。

[[1958年]]（昭和33年）、独立前の[[ケニア]]や[[ウガンダ]]を旅行。帰国後、同年8月に『アフリカ紀行』を出版。

[[1963年]]（昭和39年）、[[高浜虚子]]の孫の朋子と結婚<ref name="結婚">[[#週刊新潮結婚|『週刊新潮』1974年（昭和49年）9月5日号『結婚』]]</ref><ref name="墓碑銘">[[#週刊新潮墓碑銘|『週刊新潮』1997年（平成9年）7月10日号『墓碑銘』]]</ref>{{efn2|藤島が結婚した高浜朋子は[[高浜年尾]]の三女。}}。結婚当時は朋子と円満に暮らしていたが<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>、その後[[メリー喜多川]]と内縁関係となる<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>。

[[1966年]]（昭和41年）7月20日、メリーとの間に長女・[[藤島ジュリー景子]]が誕生する<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>。その後東京新聞を退社し、作家専業となる。[[フランス]]・[[パリ]]での生活体験を元に「在日フランス人」[[ポール・ボネ]]名義で著した『不思議の国ニッポン』シリーズ、海外生活を題材にした[[随筆|エッセイ]]・旅行記など多数の著作を発表。

[[File:Chunichi1967-04-26-1.jpg|thumb|220px|{{small|『[[週刊プレイボーイ]]』1967年5月9日号の新聞広告。女性関係は注目され、週刊誌でも取り上げられた。}}]]

1967年（昭和42年）、『週刊読売』に『忠誠登録』を連載。同連載は戦後日本で最初に[[日系アメリカ人の強制収容]]の歴史を伝え、社会問題化したものだと言われる<ref name=tsukuda>{{Cite journal|和書|url=http://id.nii.ac.jp/1109/00005141/ |title=日本の大衆メディアにおける日系人の表象 |author=佃陽子 |journal=成城法学.教養論集 |ISSN=0389-8075 |publisher=成城大学法学会 |volume=27 |pages=69-85 |date=2018-03 |id={{CRID|1050282812451428096}} |ref=harv}}</ref>。また社会[[評論家]]としても活動した。評論家としては[[大宅壮一]]の門下生である。右派・[[保守]]系の論陣を張り、『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』や『[[諸君!]]』などに論考を寄稿。

[[1968年]]（昭和43年）、[[石原慎太郎]]が[[第8回参議院議員通常選挙]]に全国区から[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認で立候補した際、石原を全面的に支援し、代理の演説も引き受けた<ref name="current198307">藤島泰輔「衆愚の時代―あァ、参議院選挙！」 『月刊カレント』1983年7月号、潮流社、24-27頁。</ref>{{efn2|[[石原慎太郎]]は1965年にミュージカル『焔のカーブ』の脚本・演出を務め、翌1966年にもミュージカル『宝島』の脚本・演出を務めたが、そのどちらにも[[ジャニーズ (グループ)|ジャニーズ]]が出演した<ref name="fujinkoron20220609">{{cite web | author= 石原慎太郎、[[栗原裕一郎]]、[[豊崎由美]] | url=https://fujinkoron.jp/articles/-/5984 | title=石原慎太郎さんお別れの会　文壇のアウトサイダーが語る青春時代「弟・石原裕次郎とクラブ通いや、東宝入社1日目での退職。三島由紀夫とボクシング観戦も」 | publisher=婦人公論 | date=2022-6-9 | accessdate=2023-11-9 }}</ref><ref name="eiga-story196506">『映画ストーリー』1965年6月号、[[雄鶏社]]、224-225頁、232-233頁。</ref>。}}。石原はトップで初当選した。

[[1970年]]（昭和45年）に[[エベレスト]]・スキー隊総本部長として[[ヒマラヤ山脈]]遠征。

[[1971年]]（昭和46年）、内妻・長女とともに[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[フロリダ州]]に移住し、アメリカ生活を体験した。

[[1972年]]（昭和47年）、朋子と正式に離婚<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>。その後メリーと正式に再婚した<ref name="墓碑銘"/>。

[[1973年]]（昭和48年）、日本に帰国。月刊誌『浪曼』に参与（昭和50年2月号で休刊）

[[1974年]]（昭和49年）、[[日本ペンクラブ]]を代表する形で仏文学者[[白井浩司]]と[[大韓民国|韓国]]を訪問、[[朴正煕]]独裁政権下で行われた詩人[[金芝河]]への死刑判決を「金芝河の有罪は文学活動ではなく、政治活動によるもの」とコメント。ペンクラブからは[[有吉佐和子]]・[[司馬遼太郎]]・[[立原正秋]]などが脱会、理事だった[[安岡章太郎]]や[[阿川弘之]]が辞意を表明するなど、運営に大きな混乱を起こした。 

同年5月29日、前回の衆院選で落選した[[東京都第4区 (中選挙区)|旧東京4区]]の[[小峰柳多]]が死去。小峰が所属していた[[自由民主党 (日本)|自民党]]派閥から話があり、小峰の地盤を継承。次期衆院選に立候補するため、選挙区内（[[渋谷区]]、[[中野区]]、[[杉並区]]）に事務所を開設した<ref name="current198304">藤島泰輔「衆愚の時代―選挙の内幕」 『月刊カレント』1983年4月号、潮流社、64-67頁。</ref>。菓子折りを持って地元の町内会や商店街を回ったときのことを藤島はのちに「この連中の品性下劣なこと、同じ東京に、これほど程度の悪い人種が棲息していたのか、なるほど東京は広いと感心した」と綴っている。心の中で「無知蒙昧の輩」「選挙民は箸にも棒にもかからぬ馬鹿ども」と毒づきながら約1年間活動を行うが、資金が枯渇したため出馬を断念した<ref name="current198304"/>。

[[1977年]]（昭和52年）、[[第11回参議院議員通常選挙]]に[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認で[[全国区制|全国区]]に立候補。[[新日本宗教団体連合会]]関連諸団体の推薦を取り付けるなどして188387票を獲得。法定得票数に達したが66位で落選した。

[[1981年]]（昭和56年）、景子のアメリカ留学に同行し、再びアメリカで生活する。

[[1992年]]（平成4年）、天皇の[[中国]]訪問に反対する[[小田村四郎]]・[[大原康男]]・[[小堀桂一郎]]・[[中村粲]]らによる「ご訪中問題懇話会」が組織されると、[[谷沢永一]]・[[古山高麗雄]]らとともに賛同。訪中反対の[[意見広告]]に名を連ねる。

[[1996年]]（平成8年）、[[悪性腫瘍|ガン]]（食道癌）告知を受け、[[1997年]]（平成9年）6月28日、都内の病院にて死去。{{没年齢|1933|1|9|1997|6|28}}。

== 人物 ==
{{出典の明記|date=2019年7月|section=1}}
[[File:Taisuke-Fujishima-2.png|thumb|220px|{{small|[[ケニア]]の[[モンバサ]]の入り江に立つ藤島（1958年撮影）}}]]
* [[日本文藝家協会]]、日本[[ペンクラブ]]、日本[[放送作家]]協会、[[アメリカ学会]]各会員。
* [[三島由紀夫]]とは学習院の先輩後輩で親しくしていた。三島からは「君は皇太子の友達なんだから直接意見してきたらどうか」と度々からかわれていたという。[[三島事件|三島の自決]]後から間もない1970年12月11日に行われた「[[憂国忌|三島由紀夫氏追悼の夕べ]]」では代表発起人に名を連ね、司会も務めた<ref name="kotobank"/>。
* 競走馬[[ランニングフリー]]の[[馬主]]、旅行家など多方面に活躍。たびたび海外を旅行し、訪問国数は80か国を超えた。
* 資産家としても知られ、通常は妻子とともに[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]][[鳥居坂]]の高級[[マンション]]で暮らしていたが、アメリカ・フランスなどにも別宅を持っていた。[[高額納税者公示制度|長者番付]]の常連でもあった。
* 1983年6月に[[戸塚ヨットスクール事件]]が発覚し、[[戸塚宏]]がコーチと共に監禁・傷害致死の容疑で逮捕されると、『月刊カレント』に連載中のコラムで事件に言及。「私は戸塚宏さんという人には会ったことがない。会ったことはないが、えらい人だと思っている」「もう一度、戸塚ヨットスクールを復活させようではないか」と綴った<ref name="current198311">藤島泰輔「衆愚の時代―戸塚さんに最敬礼」 『月刊カレント』1983年11月号、潮流社、56-59頁。</ref>。

== 家族・親族 ==
; 藤島家
後妻の[[メリー喜多川]]は1950年代から四谷三丁目の円通寺坂入口右手の角にあった「スポット」という名のカウンターバーを経営していた。その頃、バーの客であった藤島（当時東京新聞記者）と男女の関係になる。1972年（昭和47年）に藤島が正式に離婚<ref name="結婚"/>したのち、結婚した。作家仲間の間では[[おしどり夫婦]]として知られたという{{要出典|date=2023年11月}}。

娘の景子は[[2004年]]（平成16年）に[[芸能界]]とは無関係の一般男性と結婚。男性は婿養子として藤島家に入った。景子は2004年（平成16年）暮れ、泰輔・メリー夫妻の孫となる女児を出産している。

藤島は草創期の[[ジャニーズ事務所]]を経済的にバックアップし、マスコミ・政財界関係者など自身の知己も紹介、ジャニー社長の業界関係者への人脈拡大を手助けしたといわれる。

藤島昌平は父・敏男の弟<ref name="昭和人名事典"/>。昌平の妻は三沢信一の三女<ref name="昭和人名事典"/>。三沢の次女は[[下河辺牧場]]の創業者・[[下河辺孫一]]と結婚したため<ref>[[#財界家系譜大観第6版|『財界家系譜大観 第6版』、432頁。]]</ref><ref>[[#財界家系譜大観第7版|『財界家系譜大観 第7版』、382頁。]]</ref><ref>[[#財界家系譜大観第8版|『財界家系譜大観 第8版』、404頁。]]</ref>、下河辺は昌平の義兄にあたる。

義理の叔父山口利彦は山武ハネウェル（旧・山武商会、現・[[アズビル]]）の社長・会長を歴任した<ref name="昭和人名事典II">[[#昭和人名辞典II|『昭和人名辞典II 第1巻 東京編』、870頁。]]</ref>。利彦の妻が泰輔の父・敏男の妹・千代<ref name="昭和人名事典"/><ref name="昭和人名事典II"/>。山武商会創業者・[[山口武彦]]は利彦の父<ref name="昭和人名事典II"/>。

義理の従弟・福澤雄吉は福澤堅次・綾子夫妻の長男<ref name="門閥">[[#佐藤1987|『門閥 <small>旧華族階層の復権</small>』、262-263頁。]]</ref>。雄吉の妻が山口利彦・千代夫妻の長女で泰輔の従妹<ref name="昭和人名事典II"/><ref name="門閥"/>。雄吉の父・堅次は[[福澤諭吉]]の孫で元[[三菱ガス化学|三菱瓦斯化学]]取締役<ref name="門閥"/>。雄吉の母・綾子は[[岩崎弥太郎]]の孫娘で[[岩崎久弥]]の三女<ref name="門閥"/>。

* 祖父・'''[[藤島範平|範平]]'''（[[1871年]] - ?、[[三重県]]人、旧姓・'''山内'''、帝国海事協会理事長<ref name="jinji13">[{{NDLDC|3430444/548}} 『人事興信録 第13版 下』]フ61頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年7月11日閲覧。</ref>、[[工学博士]]<ref name="jinji13"/>、[[横浜船渠]]社長<ref name="jinji13"/>）
* 父・'''[[藤島敏男|敏男]]'''<ref name="jinji15">[{{NDLDC|2997935/155}} 『人事興信録 第15版 下』]フ16頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年7月11日閲覧。</ref>（[[1896年]] - [[1976年]]、日本銀行員で、熊本支店長、文書局長を経て、[[1947年]]、日本銀行[[監事]]、住所は東京都新宿区[[諏訪町 (新宿区)|諏訪町]]<ref name="jinji15"/>）
* 実母・'''孝子'''（[[1909年]] - ?、東京、川原五郎の長女）<ref name="jinji15"/>
* 継母・'''紀子'''（[[1911年]] - ?、東京、関場保の妹）<ref name="jinji15"/>
* 先妻・'''朋子'''（俳人[[高浜虚子]]の孫娘で俳人[[高浜年尾]]の三女、結婚後まもなくメリー喜多川と[[内縁関係]]になり<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>、1972年に朋子と正式に離婚<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>）
* 後妻・'''メリー泰子'''（'''[[メリー喜多川]]'''、ジャニーズ事務所名誉会長、[[1926年]] - [[2021年]]）
* 長女・'''[[藤島ジュリー景子|ジュリー景子]]'''（ジャニーズ事務所元社長、[[ジェイ・ストーム]]代表取締役会長、1966年 - ）<ref name="結婚"/><ref name="墓碑銘"/>

; 親戚
* 母方の祖父・'''[[川原五郎]]'''（[[日本鋼管]]顧問、[[横浜高等工業学校]]教授）
* 義弟・'''[[ジャニー喜多川]]'''（ジャニーズ事務所創業者）
* 叔父・'''藤島昌平'''（英文学者）
* 義理の叔父・'''山口利彦'''（[[山口武彦]]の二男）
* 義理の従弟・'''福澤雄吉'''（[[福沢諭吉]]と[[岩崎弥太郎]]の曾孫）

== 著書 ==
=== 単著 ===
* {{Cite book|和書|year=1956|title=[[孤獨の人]]|publisher=三笠書房|id={{NDLJP|1355242}}}} - 1957年に[[日活]]で映画化。監督：[[西河克己]]。
** {{Cite book|和書|year=1989|month=2|title=孤獨の人|publisher=文春ネスコ|isbn=4-89036-762-4}}
** {{Cite book|和書|year=1997|month=3|title=孤獨の人|series=戦後ニッポンを読む|publisher=読売新聞社|isbn=4-643-97021-9}}
** {{Cite book|和書|year=2012|month=5|title=孤獨の人|series=岩波現代文庫|publisher=岩波書店|isbn=978-4-00-602201-3}}
* {{Cite book|和書|year=1957|title=真紅の人|publisher=三笠書房|id={{NDLJP|1356146}}}}
* {{Cite book|和書|year=1957|title=黒の魅惑|series=ロマン・ブックス|publisher=大日本雄弁会講談社}}
* {{Cite book|和書|year=1958|title=アフリカ紀行|publisher=小山書店新社|id={{NDLJP|3004756}}}}
* {{Cite book|和書|year=1960|title=アンコールの帝王 クメール文化の謎|publisher=展望社|id={{NDLJP|2986075}}}}
* {{Cite book|和書|year=1964|title=ヘソまがり太平記|series=サラリーマン・ブックス|publisher=読売新聞社}}
* {{Cite book|和書|year=1965|title=ヘソまがり太平記|volume=続|series=サラリーマン・ブックス|publisher=読売新聞社}}
* {{Cite book|和書|year=1965|title=日本の上流社会 高貴なる秘境を探検する|series=カッパ・ブックス|publisher=光文社|id={{NDLJP|3032057}}}}
* {{Cite book|和書|year=1966|title=ヘソまがり太平記|volume=続々|series=サラリーマン・ブックス|publisher=読売新聞社}}
* {{Cite book|和書|year=1966|title=ホラふき太平記|series=サラリーマン・ブックス|publisher=読売新聞社}}
* {{Cite book|和書|year=1966|title=ヘソまがり太平記 決定版|publisher=読売新聞社}}
* {{Cite book|和書|year=1966|title=男の契約|series=サンデー新書|publisher=秋田書店}}
* {{Cite book|和書|year=1967|title=忠誠登録|publisher=読売新聞社|id={{NDLJP|1362807}}}}
* {{Cite book|和書|year=1969|title=心臓英語のすすめ|series=文春ビジネス|publisher=文藝春秋|id={{NDLJP|12161238}}}}
* {{Cite book|和書|year=1969|title=上流夫人 皇室をいろどった女性|publisher=サンケイ新聞社出版局|id={{NDLJP|12207449}}}}
* {{Cite book|和書|year=1969|title=白い日本人|publisher=講談社}}
* {{Cite book|和書|year=1969|title=青い群島|publisher=報知新聞社}}
* {{Cite book|和書|year=1970|title=ピガールの恋人|publisher=集英社}}
* {{Cite book|和書|year=1970|title=上流社会 小説|publisher=講談社}}
* {{Cite book|和書|year=1972|title=青春の座標|series=PHP青春の本 6|publisher=PHP研究所}}
* {{Cite book|和書|year=1972|title=よくも悪くも日本人|publisher=実業之日本社}}
* {{Cite book|和書|year=1973|title=天皇・青年・死 三島由紀夫をめぐって|publisher=日本教文社}}
* {{Cite book|和書|year=1973|title=もとのもくあみ|publisher=白馬出版}}
* {{Cite book|和書|year=1975|title=男性的旅行論|publisher=日本交通公社出版事業局}}
* {{Cite book|和書|year=1976|title=ハロー・アメリカ|publisher=国際商業出版|id={{NDLJP|12181050}}}}
* {{Cite book|和書|year=1977|month=5|title=藤島泰輔大冒険 ロマンを求めてヒマラヤ・アメリカ|publisher=鷹書房}}
* {{Cite book|和書|year=1981|month=6|title=戦後とは何だ 日本の選択すべき道|publisher=マネジメント社|id={{NDLJP|12238219}}}}
* {{Cite book|和書|year=1982|month=1|title=ヘソまがり親父に乾杯!|publisher=三天書房}}
* {{Cite book|和書|year=1986|month=3|title=中流からの脱出 新しいステータスを求めて|publisher=ダイヤモンド社|isbn=4-478-79010-8|id={{NDLJP|12125678}}}}
* {{Cite book|和書|year=1987|month=6|title=東京山の手の人々|publisher=サンケイ出版|isbn=4-383-02631-1}}
* {{Cite book|和書|year=1987|month=9|title=クロス・カルチャーの時代 異文化交流を事業化する男・山内庸生|publisher=IN通信社}}
* {{Cite book|和書|year=1991|month=10|title=馬主の愉しみ ランニングフリーと私|publisher=草思社|isbn=4-7942-0432-9}}

=== 共著・編著・共編著 ===
*「猛獣と草原の国を行く」- {{Cite book|和書|editor1-first=壮一|editor1-last=大宅|editor1-link=大宅壮一|editor2-first=武夫|editor2-last=桑原|editor2-link=桑原武夫|editor3-first=弘之|editor3-last=阿川|editor3-link=阿川弘之|year=1962|title=世界の旅 3|publisher=中央公論社}}
*「アンコール」- {{Cite book|和書|editor1-first=壮一|editor1-last=大宅|editor1-link=|editor2-first=武夫|editor2-last=桑原|editor2-link=|editor3-first=弘之|editor3-last=阿川|editor3-link=|year=1962|title=世界の旅 8|publisher=中央公論社}}
* {{Cite book|和書|author=石井好子と|authorlink=石井好子|year=1969|title=結婚と家庭|series=幸福への対話 第4|publisher=雄鶏社}}
* {{Cite book|和書|author=松下幸之助と|authorlink=松下幸之助|year=1970|title=日々を新たに 対談|publisher=文藝春秋}}
* {{Cite book|和書|year=1975|title=日本人の失ったもの 対談集|publisher=日新報道|id={{NDLJP|12241689}}}}
* {{Cite book|和書|author=依光隆・イラスト|authorlink=依光隆|year=1976|month=3|title=忠誠登録|series=国土社・ノンフィクション全集 11|publisher=国土社}}
*監修『実録・今上天皇　[[昭和天皇|天皇裕仁]]と激動の[[昭和]]史』ゆまにて出版、1983年11月。

=== 翻訳 ===
* {{Cite book|和書|author=V・パッカード|authorlink=:en:Vance Packard|year=1990|month=1|title=ウルトラ・リッチ 超富豪たちの素顔・価値観・役割|publisher=ダイヤモンド社|isbn=4478790213}}
* {{Cite book|和書|author=ウィリアム・D・グランプ|authorlink=:en:William D. Grampp|year=1991|month=9|title=名画の経済学 美術市場を支配する経済原理|publisher=ダイヤモンド社|isbn=4478790248}}

=== ポール・ボネ名義 ===
{{see|ポール・ボネ}}
* 『不思議の国ニッポン』 シリーズ vol.1-22、ダイヤモンド社、1975年-1996年。
** 『不思議の国ニッポン』 シリーズ vol.1-21、角川書店〈角川文庫〉、1982年-1996年。
* {{Cite book|和書|year=1987|month=10|title=だから日本は叩かれる|series=Kadokawa books|publisher=角川書店}}
** {{Cite book|和書|year=1989|month=5|title=だから日本は叩かれる|series=角川文庫|publisher=角川書店|isbn=4-04-327515-3}}
* {{Cite book|和書|year=1990|month=8|title=沈まぬ太陽ニッポン 豊かさとの闘い|publisher=角川書店|isbn=4-04-834009-3}}
** {{Cite book|和書|year=1992|month=12|title=沈まぬ太陽ニッポン 豊かさとの闘い|series=角川文庫|publisher=角川書店|isbn=4-04-327519-6}}

== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}

== 参考文献 ==
* 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
* 人事興信所編『人事興信録 第15版 下』人事興信所、1948年。
* {{Cite book|和書|editor=ご訪中問題懇話会|year=1992|month=12|title=天皇陛下ご訪中問題 検証と総括|series=てんでんブックレット no.1|publisher=展転社}}
* [[三島由紀夫]]「藤島泰輔著「孤独の人」序」、{{Cite book|和書|year=1975|title=三島由紀夫全集 27|publisher=新潮社|ref=三島1975a}}
* 三島由紀夫「うますぎて心配（藤島泰輔著「孤独の人」）」、{{Cite book|和書|year=1975|title=三島由紀夫全集 35|publisher=新潮社|ref=三島1975b}}
* {{Cite book|和書|author=宮崎正弘|authorlink=宮崎正弘|year=1999|month=10|title=三島由紀夫「以後」 日本が「日本でなくなる日」|publisher=並木書房}}
* {{Cite book|和書|year=1984|month=10|title=財界家系譜大観 第6版|publisher=現代名士家系譜刊行会|page=432|ref=財界家系譜大観第6版}}
* {{Cite book|和書|year=1986|month=12|title=財界家系譜大観 第7版|publisher=現代名士家系譜刊行会|page=382|ref=財界家系譜大観第7版}}
* {{Cite book|和書|year=1988|month=11|title=財界家系譜大観 第8版|publisher=現代名士家系譜刊行会|page=404|ref=財界家系譜大観第8版}}
* {{Cite book|和書|year=1987|month=10|title=昭和人名辞典 第1巻 東京編|publisher=日本図書センター|isbn=4-8205-0693-5|page=856|ref=昭和人名辞典}}
* {{Cite book|和書|year=1989|month=2|title=昭和人名辞典II 第1巻 東京編|publisher=日本図書センター|isbn=4-8205-2036-9|page=870|ref=昭和人名辞典II}}
* {{Cite book|和書|author=佐藤朝泰|authorlink=佐藤朝泰|year=1987|month=4|title=門閥 <small>旧華族階層の復権</small>|publisher=立風書房|isbn=4-651-70032-2|pages=262-263|ref=佐藤1987}}
* {{Cite journal|和書|title=結婚 “渦中の人”藤島泰輔氏の“第二の結婚”|date=1974-09-05|publisher=新潮社|journal=週刊新潮|page=108|ref=週刊新潮結婚}}
* {{Cite journal|和書|title=墓碑銘 天皇のご学友『孤独の人』藤島泰輔氏の癌死|date=1997-07-10|publisher=新潮社|journal=週刊新潮|page=123|ref=週刊新潮墓碑銘}}

== 関連項目 ==
{{commonscat|Taisuke Fujishima}}
* [[メリー喜多川]]
* [[藤島ジュリー景子]]

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