山梨県立県民文化ホール
山梨県立県民文化ホール(やまなしけんりつけんみんぶんかホール)は、山梨県甲府市寿町にある多目的ホール。通称・YCC県民文化ホール。2009年4月1日から「アドブレーン・共立・NTT-F共同事業体」が指定管理者として運営管理にあたっている[4]。
山梨県立県民文化ホール (YCC県民文化ホール) | |
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情報 | |
通称 | YCC県民文化ホール |
正式名称 | 山梨県立県民文化ホール[1] |
完成 | 1982年11月23日 |
収容人員 | 2,689人 |
客席数 | (大ホール)1階1,357席、2階632席[2]/(小ホール)1階700席[3] |
設備 | 照明設備、音響設備 |
用途 | 各種公演、コンサート |
運営 | アドブレーン・共立・NTT-F共同事業体(指定管理者) |
所在地 | 山梨県甲府市寿町26-1 |
位置 | 北緯35度39分29.5秒 東経138度33分40.9秒 / 北緯35.658194度 東経138.561361度座標: 北緯35度39分29.5秒 東経138度33分40.9秒 / 北緯35.658194度 東経138.561361度 |
アクセス |
JR甲府駅南口より徒歩20分 山梨交通バス「県民文化ホール」バス停下車 |
外部リンク | YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) |
2011年4月1日から2019年3月31日までの8年間、甲府市に本社を置く宝石貴金属製造業・販売業の「コラニー株式会社」が命名権を取得して「コラニー文化ホール」の呼称を用いた後、翌日の2019年4月1日以降は甲府市に本社を置く情報処理サービス業の「株式会社ワイ・シー・シー」が命名権を取得し「YCC県民文化ホール」の愛称が使用されている[5]。YCCの命名権は2024年3月31日までの5年契約の予定で、年間スポンサー料は1,000万円とされている[5]。
概要
編集山梨県にはこれまで代表する文化ホールとして山梨県民会館公会堂があったが、時代の流れと共に陳腐化が進み、新たな文化ホールの建設が叫ばれるようになる。
1970年代に入ると田邊圀男知事による公共文化施設の整備が進み、山梨県立美術館と共に県民がさまざまな芸術に触れることのできる文化ホールの建設計画が本格化した。田邊知事の構想では甲府駅北口の県有地に建設される予定であったが、計画途中の1979年、田邊が県知事選挙に敗れ、代わって望月幸明が知事に就任すると一旦白紙となった。その後下飯田へ移転した山梨県立第二高等学校(現在の山梨県立甲府西高等学校)跡地に建設することが決まり[6]、1982年11月23日に竣工した[7][6]。
なお、当初の建設予定地は長らく空き地となっていたが、2012年に山梨県立図書館が建てられた。
同ホールは山梨県内で随一の各種公演設備を有している。大ホールは残響時間1.8秒の音響、1000平方メートルを超える舞台を確保した本格的なホールで[2]、歌舞伎公演からコンサートまで幅広く使われている。小ホールの舞台の大きさは大ホールとほぼ同じで、多様な催しに対応できる[3]設計となっている。
施設
編集交通アクセス
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ 山梨県立県民文化ホール設置及び管理条例山梨県.2022年10月15日閲覧。
- ^ a b c 大ホール|YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
- ^ a b c 小ホール|YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
- ^ 管理者の紹介|YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
- ^ a b “「コラニー」から「YCC」 山梨県民文化ホールが名称変更”. 産経ニュース. (2018年12月7日) 2019年5月15日閲覧。
- ^ a b 「昭和の名建築・山梨県県民会館の記憶」(地域資料デジタル化研究会)
- ^ 『山梨日日新聞社編』 山梨の20世紀 165ページ 1982年(昭和57年)11月24日付紙面『県民文化ホール開館』 2000年8月10日第一刷発行 ISBN 4-89710-696-6