勝田 千利(かつた ちとし、1908年 - 1981年)は、昭和期の建築学者である。1959年(昭和34年)に被害を齎した伊勢湾台風により補強コンクリートブロック造による「伊勢湾台風復興住宅」の設計、また関東大震災後の「柔剛論争」後の研究停滞期に免震構造の研究等で知られる。[1]

勝田千利
生誕 1908年
東京都
死没 1981年
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京高等工業学校
職業 建築家
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経歴

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  • 1908年(明治41年)1月20日東京都に生まれ、1932年(昭和7年)東京工業大学工学部建築科を卒業後、同年 4月30日同大学助手、昭和16年1 月21日同大学助教授を経て、1953年(昭和28年9月1日同大学教授に任官され、1968年(昭和43年)4月1日に定年退官した後は神奈川大学学長を務めた。

主な作品

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  • 1959年(昭和34年)に被害を齎した伊勢湾台風により1960年補強コンクリートブロック造による「伊勢湾台風復興住宅」の設計
  • 1964年電気油圧式自動制御による免震装置の原理(勝田千利,「自動制御による免震法の研究(Ⅰ)/(Ⅱ)」,『日本建築学会論文報告集』,No.102,日本建築学会,1964 年 9 月,p.p.10-16/p.p.17-24.)。

受賞

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  • 1950年(昭和25年)度建築学会賞・学位論文「鋼・コンクリート及び鉄筋コンクリート材の高㏿破壊に関する研究」(『建築雑誌』,Vol.66,No.775,日本建築学会,1951 年 6 月,p.29.)

著作・文献

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  • コンクリートブロック農村建築 相模書房1956
  • コンクリートブロック住宅 相模書房1956
  • コンクリートブロック住宅 相模書房1955 2刷

脚注

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