奥野匡
奥野 匡(おくの ただし、1928年1月10日[1][2][3][4] - )は、日本の俳優[3][4]。東京都出身[1][3][4]。身長166cm[2]。血液型A型[3]。希楽星所属[2]。本名は奥野 滋[1]。
おくの ただし 奥野 匡 | |||||
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本名 | 奥野 滋 | ||||
生年月日 | 1928年1月10日(96歳) | ||||
出生地 | 日本・東京都 | ||||
身長 | 166cm | ||||
血液型 | A型 | ||||
職業 | 俳優 | ||||
ジャンル | テレビドラマ、舞台、映画 | ||||
活動期間 | 1960年代 - | ||||
活動内容 | 文学座、劇団NLT出身 | ||||
事務所 | 希楽星 | ||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||
主な作品 | |||||
『JINGI 仁義』(Vシネマ版) 『ライク・サムワン・イン・ラブ』 | |||||
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人物
編集文学座[1]、劇団NLT[1]、プロダクション・エムスリー[1]を経て、長く脇役を務める(特撮ものでは博士役を多く演じている)。
2012年、『ライク・サムワン・イン・ラブ』で84歳にして映画初主演を果たした(同作品は第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品となった)。監督や共演者らとレッドカーペットの上を歩いたが「人生最初の海外旅行」と発言した。
また、受賞はならなかったが「80歳を過ぎてこんな経験をするなんて、びっくりするばっかり」と感想も述べた[5]。
出演作品
編集テレビドラマ
編集NHK
編集- 大河ドラマ
- 風雪 (テレビドラマ)(1964年) ‐ 徳川慶勝
- 日本の戦後
- 第2回「サンルームの二時間 憲法GHQ案の衝撃」(1977年)
- 第6回「くにのあゆみ 戦後教育の幕あき」(1977年)
- 第10回「オペラハウスの日章旗 サンフランシスコ講和会議」(1978年)
- 土曜ドラマ
- 松本清張シリーズ・たずね人(1977年) - 安井部長
- 松本清張シリーズ・けものみち(1982年)
- 銀河テレビ小説
- 新自由学校(1978年)
- 総務部総務課山口六平太(1988年) - 窪田医師
- 七瀬ふたたび 第9話「危機」(1979年)
- 真田太平記(1985年) - 増田長盛
- 大石内蔵助 冬の決戦(1991年) - 小山良師
- 離婚同居(2010年) - 米澤和人
- だから荒野(2015年) - 篠崎達夫
日本テレビ
編集- 無宿人別帳(1958年)
- 青春とはなんだ(1966年) - 服部
- でっかい青春(1968年) - 松山省二の父
- ゴールドアイ 第2話「脱獄12時間」(1970年)
- 火曜日の女シリーズ
- 土曜日の女シリーズ
- 闇に浮かぶ微笑み(1973年)
- 弥次喜多隠密道中 第5話「富士川騒動」(1971年)
- 太陽にほえろ!
- 第43話「きれいな花にはトゲがある」(1973年) - 検事
- 第77話「五十億円のゲーム」(1974年) - さくら銀行富士見支店長
- 第141話「無実の叫び」(1975年) - 宮口武夫(弁護士)
- 第189話「人形の部屋」(1976年) - 尾中薬品社長
- 第346話「華麗なる証人」(1979年) - クラブの男
- 第419話「禁じられた怒り」(1980年) - 中津新吾
- 第464話「我がいとしき子よ」(1981年) - 田宮支配人
- 第482話「ラッサ熱」(1981年) - 信用金庫支店長
- 第492話「傷だらけの勲章」(1982年) - 東都銀行店長
- 第538話「七曲署・1983」(1983年) - 西井賢三(東郷建設経理部長)
- 第550話「俺はプロだ!」(1983年) - 早田裕一郎(代議士)
- 第572話「青い鳥」(1983年) - 菅野社長
- 第595話「マミー激走!」(1984年) - 東和ローン社長
- 第620話「素晴らしき人生」(1984年) - 帝京薬品社長
- 第645話「ラガーの華麗なプレー」(1985年) - 岩田会長
- 第669話「刑事にだって秘密はある!」(1985年) - 高村敏也(明峰工業専務)
- 白い牙 第20話「暗黒街の刑事」(1974年)
- 伝七捕物帳 第124話「花の蕾の十八娘」(1976年、NTV)- 千草屋
- 前略おふくろ様 第2シリーズ 第14話(1977年) - 白鳥
- 気まぐれ本格派 第30話「兄貴がポックリ、死ンデレラ?!」(1978年)
- 幻之介世直し帖 第10話「狙われた愛の肖像」(1981年)
- 火曜サスペンス劇場
- 誘拐ツアー(1982年)
- 松本清張の交通事故死亡1名(1982年)
- 突然の明日(1983年)
- 再婚する女(1991年9月10日OA)
- 森村誠一の音(1992年)
- 正当防衛(1995年10月3日) - 真藤厚 役
- 身辺警護
- 1「『マルタイの女』」はスーパー売り上げ金強盗殺人のただ一人の目撃者」(1998年4月14日) - 川田社長
- 5「骨つぼを持って真実を探し回る女、供述調書から消えた白い手袋の謎」(2000年5月9日) - 添田弁護士
- 銭形平次 第23話「五年ぶりの給金」(1987年) - 相模屋
- 刑事貴族2 第20話「悪い奴ら」(1991年)
- 黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-(2010年)
- 高校生レストラン 第4話「まご茶漬」(2011年) - 老人
TBS
編集- ザ・ガードマン(TBS / 大映テレビ室)
- 第13話「白昼の逃亡」(1965年) - 原田部長
- 第48話「結婚の秘密」(1966年) - 刑事
- 第90話「女は魔物か」(1966年) - 下村
- 第115話「死を占う少女」(1967年) - 石田
- 第129話「勲章は高くつく」(1967年)
- ウルトラシリーズ
- ウルトラマン
- 第5話「ミロガンダの秘密」(1966年) - 松尾博士(地質学者)
- 第35話「怪獣墓場」(1967年) - 月ロケットセンター所員
- 帰ってきたウルトラマン 第37話「ウルトラマン夕陽に死す」(1971年) - 医師
- ウルトラマン
- 怪奇大作戦 第12話「霧の童話」(1968年) - 伊藤(村会議員)
- 柔道一直線 第18話「勝て! 勝て! 勝て!」(1969年) - 竹の子ホーム所長
- キイハンター 第142話「ハレンチ部隊全員集合」(1970年)
- 天皇の世紀(1971年) - 近衛忠煕
- ガッツジュン(1971年) - 海野教頭
- 第5話「燃えろ闘魂」
- 第6話「魔球Zシュート」
- 第15話「太陽と勝負しろ!」
- シークレット部隊 第20話「暑い夏! 教授と生徒の狂った戦い」(1972年)
- 刑事くん 第3部 第53話「父と娘の旅」(1974年)
- バーディー大作戦
- 第11話「真夏の海 殺しの請負業」(1974年)
- 第25話「結婚サギ師の華麗な冒険」(1974年)
- 第52話「豚の生体実験式」(1975年)
- 夜明けの刑事 第31話「学校の先生の秘密!!」(1975年)
- Gメン'75
- 第16話「Gメン皆殺しの予告」(1975年) - 医師
- 第253話「白バイに乗った暗殺者たち」(1980年) - 大聖病院外科医
- 第259話「銭湯帰りのOL殺人事件」(1980年) - 特捜本部捜査員
- 岸辺のアルバム 第12話・第15話(1977年) - 市の係員
- 腐蝕の構造 第1話(1977年) - 小宮山四郎
- 愛の劇場
- 白衣の姉妹(1978年)
- 秘密(1982年)
- わが子よ 第3シリーズ(1983年)
- 妻の旅立ち(1984年)
- 七人の刑事 第3シーズン
- 第12話「爆破軍団」(1978年)
- 第39話「黒人の首」(1979年)
- 第55話「蝶が飛ぶとき・医大殺人事件」(1979年)
- たとえば、愛 第3話(1979年)
- 水中花 第9話「愛さらに遠く」(1979年)
- 不毛地帯(1979年) - 竹村少将
- 噂の刑事トミーとマツ
- 秘密のデカちゃん 第21話「ナヌ! 夫婦でダブル見合いだと?!」(1981年) - 宝石店社長
- 茜さんのお弁当(1981年) - 西崎
- ザ・サスペンス(1982年)
- 女子大生危険な帰り道(1982年)
- 消えたスクールバス(1982年)
- 高2の体験(1982年)
- 川崎探偵団(1983年)
- 婦警さんは魔女 第1話「必見! 日本の魔女」(1983年)
- 生きて行く私(1984年) ‐ 北原武夫の父
- 毎度おさわがせします 第3シリーズ 第14話「東京純愛倶楽部」(1987年)
- 水戸黄門
- 大岡越前
- 江戸を斬るVIII 第10話「仇討ち悲願の若旦那」(1994年) - 泉州屋
フジテレビ
編集- フラワーアクション009ノ1 第7話「フランシーヌに愛をこめて」(1969年)
- 新三匹の侍 第9話「巡礼女の唄が聞える」(1970年) - 奥平主膳
- スペクトルマン 第57話「魔女グレートサタンの復活」、第58話「まぼろしの怪獣ゴルダ」(1972年) - 影山博士
- 魔人ハンター ミツルギ 第1話「宇宙忍者サソリ軍団をつぶせ!!」(1973年) - 徳川家康
- ロボット刑事 第11話「バドー基地の秘密!!」(1973年) - 山田社長
- 怪人二十面相 第22話「守れ! 僕らの雅子先生」(1977年)
- 大捜査線 第4話「傷ついた野獣」(1978年)
- 時代劇スペシャル / 怪盗鼠小僧といれずみ判官(1981年)
- 金曜女のドラマスペシャル
- 結婚前夜-消えた殺人事件(1985年)
- 波の殺意(1986年)
- 女ねずみ小僧(1989年) - 回船問屋・上総屋
- 世にも奇妙な物語 SMAPの特別編 「オトナ受験」(2001年) - 評論家
- 美女か野獣(2003年) - 野田克雄
- 東京DOGS(2009年) - 蒲田シゲオの祖父
テレビ朝日
編集- 特別機動捜査隊
- 第158話「白い闘魚」(1964年)
- 第216話「ある転落」(1965年)
- 第443話「桃色の報酬」(1970年) - 川地
- 第460話「砂の墓」(1970年) - 川地
- 第636話「ある夫婦のメロディー」 (1974年) - 五井
- 第658話「はみだした青春」(1974年) - 英彦
- 第667話「失われた週末」(1974年) - 津山
- 第682話「何が彼女をそうさせたか」(1974年) - 部長
- 第685話「暗黒街ひとりぼっち」(1974年) - 遠藤
- 第720話「待っている女」(1975年) - 西原
- 第731話「昭和枯れすすき」(1975年) - 寺門
- 第736話「ガラスの橋」(1975年) - 森岡
- 第760話「三億円エレジー」(1976年) - 大杉
- 第767話「わたしは尼寺へ行きたい」 (1976年) - 白鳥
- 第792話「情念の女」(1977年) - 古川
- 鉄道公安36号 第89話「愛憎の交差点」(1965年)
- 白い巨塔(1967年) - 佐々木信平
- 人形佐七捕物帳 第1話「江戸一番のいい男」(1971年) - 番頭喜兵衛
- 大忠臣蔵(1971年) - 関三郎兵衛
- 仮面ライダーシリーズ
- 腐蝕の構造(1977年) - 小宮山四郎博士
- イナズマンF 第4話「謎の飛行船? 宇宙へ!!」(1974年) - 梶本光治
- 右門捕物帖 第12話「復讐」(1974年)
- 破れ傘刀舟悪人狩り 第2話「鉄砲傷が呼んでいる」(1974年) - 玄庵
- 新・二人の事件簿 暁に駆ける 第1話「野獣・海を渡る」(1976年)
- 特捜最前線
- 第11話「傷だらけの兄弟愛」(1977年)
- 第28話「恐喝 にせ女子大生日記」(1977年)
- 第67話「判決II・自白を翻した女!」(1978年)
- 第104話「帰ってきたスキャンダル刑事! II」(1979年)
- 第161話「復讐II 5億円が舞い散る時!」(1980年)
- 第189話「犯罪紳士録に載っている男!」(1980年)
- 第274話「恐怖の診察台!」(1982年)
- 第314話「妻たちの犯罪日誌!」(1983年)
- 虹子の冒険(1980年)
- ザ・ハングマンシリーズ
- 文吾捕物帳 第2話「濡れた役者絵」(1981年)
- 土曜ワイド劇場
- 月曜ドラマスペシャル / ママ母 VS ママ娘(1986年)
- 七人の女弁護士 第1シリーズ 第3話「古都金沢・加賀友禅殺人事件 罠に落ちた人妻」(1991年)
テレビ東京
編集- プレイガールシリーズ
- 日本怪談劇場 第11話「怪談 耳なし芳一」(1970年)- 寺男半吾
- 大江戸捜査網
- 第16話「喧嘩渡世命売ります」(1971年)
- 平成版 第2シリーズ 第23話「浮世絵は殺しの匂い」(1992年) - 堀田備中守
- 高校教師 第2話「同棲なんて知らない」(1974年)
- バトルホーク 第5話「平和を砕く鉄の爪」、第6話「紅鬼を打ち倒せ!」(1976年) - 湯浅博士
- ザ・スーパーガール 第1話「7人のセクシーギャルが今“激的に”」(1979年)
- そば屋梅吉捕物帳 第14話「黒い十手に悪の華」(1979年) - 稲葉
映画
編集- 鏡の中の野心(1972年)
- 恍惚の人(1973年)
- 野獣死すべし(1974年) - 水野志津男
- 幻の湖(1982年)
- 小説吉田学校(1983年)
- 龍飛岬 (1988年) - 里見良太郎
- JINGI 仁義(1991年) - 砂川明治
- 平成金融道(2000年) - 井上新吉
- 釣りバカ日誌イレブン(2000年)
- 恋人はスナイパー(2004年)
- 玄海組血風録 外道の群れ(2004年)- 箕島五郎(箕島組先代組長・関東双和連合最高顧問)
- みたまを継ぐもの(2009年)
- ディア・ドクター(2009年) - 山岡辰夫
- キツツキと雨(2012年2月11日)
- ライク・サムワン・イン・ラブ Like Someone in Love (2012年) - 主演・土肥たかし
- 繕い裁つ人(2015年1月31日)
- 空人(2015年) - 主演・橋本勝雄
- すべての夜を思いだす(清原惟監督、2024年3月2日)[6]
舞台
編集- 喜びの琴(日生劇場) - 警察官
- シラノ・ド・ベルジュラック(日生劇場)
- 椿姫(日生劇場) - 椿姫の友人
- 駝鳥の卵 - 父親
- 動物園物語 - 中年紳士
- 四月盡
- 富島松五郎伝
- ドラキュラ(西武劇場) - 父親
- 花咲ける騎士道(帝国劇場) - 司令官
- アマデウス(ル テアトル銀座 by PARCO) - 宮廷楽長
PV
編集CM
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f 『日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、50頁。
- ^ a b c “奥野匡”. 希楽星. 2017年5月1日閲覧。
- ^ a b c d “奥野匡”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年5月1日閲覧。
- ^ a b c “奥野匡”. タレントデータバンク. 2017年5月1日閲覧。
- ^ “日仏合作のキアロスタミ監督作品を上映 カンヌ映画祭”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2012年5月22日). オリジナルの2012年7月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ “清原惟の「すべての夜を思いだす」3月公開 兵藤公美、大場みなみ、見上愛が共演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年12月25日). 2023年12月25日閲覧。
外部リンク
編集- 希楽星による公式プロフィール
- 奥野匡 - 日本映画データベース
- 奥野匡 - KINENOTE
- 奥野匡 - allcinema
- Tadashi Okuno - IMDb
- 奥野匡 - テレビドラマデータベース
- 奥野匡 - 映画.com
- 奥野匡 - MOVIE WALKER PRESS
- 奥野匡 - 日本タレント名鑑
- 奥野匡 - タレントデータバンク