意気地なしマスカレード
「意気地なしマスカレード」(いくじなしマスカレード)は日本の女性アイドル・指原莉乃の楽曲。
「意気地なしマスカレード」 | ||||
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指原莉乃 の シングル | ||||
B面 |
ソフトクリーム・キス ifの妄想 (Type-A) MajiでKoiする5秒前(Type-B) 遠い街へ(Type-D) | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | avex trax | |||
作詞・作曲 |
秋元康(作詞) 田中俊亮(作曲) | |||
プロデュース |
秋元康(総合) 磯野久美子(Artist、太田プロ) 中島千寿(Co、太田プロ) 松村匠(AKS) 窪田康志(GP、AKS) 林真司(GP、avex group HD) 松浦勝人(EP、avex group HD) | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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指原莉乃 シングル 年表 | ||||
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秋元康により作詞、田中俊亮により作曲され、指原莉乃 with アンリレ名義でリリースされている。2012年10月17日に指原の2作目のシングルとしてavex traxから発売された[2]。
概要
編集指原はデビュー曲「それでも好きだよ」の発売後、所属していた女性アイドルグループAKB48から姉妹グループのHKT48へ移籍した。本楽曲は、移籍後に初めてリリースされたソロ曲である。
楽曲のシングルCDは、Type-A、B、C、Dの4種類がリリースされた。Type-Dは劇場盤ともよばれる販路限定盤で、サイト「mu-moショップ」を通して販売された。Type-A、B、Cの3種にはそれぞれ収録内容の異なるDVDが付属している。CDの収録曲およびジャケットは4種類それぞれで異なっている。特典として、Type-A、B、Cの3種それぞれの初回製造分にはトレーディングカード(全5種のうちランダムで1種)およびイベント応募券が封入されている。劇場盤には握手会参加券が封入されているが、これとは別に握手会参加券がなく代わりに生写真(全3種のうちランダムで1種)が封入されているバージョンも販売されている。
楽曲は2012年6月25日に開催された『指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~』で指原のソロで初披露[3]。シングルのカップリング曲「ifの妄想」と「遠い街へ」は指原初の作詞楽曲となっている[2]。
同年11月4日に福岡、12月9日に東京でリリース記念イベント「指原ボンバイエ」を開催[4]。指原対アンリレという構図で「セクシーボイス対決」「ジュリアナ椅子とり対決」「ゴムパッチン綱引き対決」の3番勝負をプロレスリング上で行った[5]。イベントに先駆け、AKB48のYouTube公式チャンネルにてイベントの予告動画「指原莉乃 vs アンリレ センターを賭けた戦い」が公開された[4]。
タイアップ
編集楽曲は、以下のメディアで使用された。
- 松竹配給映画『劇場版ミューズの鏡〜マイプリティドール〜』主題歌[6]
- 常盤薬品工業「なめらか本舗」CMソング[7]
アンリレ
編集アンリレは、川栄李奈・加藤玲奈・入山杏奈による新ユニット。入山の名前の杏(アン)、川栄の李(リ)、加藤の玲(レ)を繋げた名前。
2012年9月24日放送の『豪華!秋の歌祭り!HEY!HEY!HEY!お台場から生放送スペシャル!!』にて楽曲を披露する際「指原莉乃 with アンリレ」として4人で初めてパフォーマンスを行った[8]。指原のソロ歌唱であり「アンリレ」の3人はダンスのみのパフォーマンスではあるが、テレビ番組やType-A収録のミュージックビデオおよびType-Aのジャケットでは川栄がセンターポジションを務め[8]、ジャケット写真における指原の立ち位置は右端(上手側)である[9]。
メンバー
編集氏名 | 愛称 | 生年月日 | 備考 |
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川栄李奈 かわえい りな |
りっちゃん | 1995年2月12日(29歳) | AKB48チームA |
入山杏奈 いりやま あんな |
あんにん | 1995年12月3日(28歳) | AKB48チームA |
加藤玲奈 かとう れな |
れなっち | 1997年7月10日(27歳) | AKB48チームB |
- 2014年5月25日に発生したAKB48握手会傷害事件において、その被害を受けなかったメンバーは加藤のみである[10]。
- 2015年8月4日にメンバーのうち、川栄李奈がAKB48から卒業[10]。残った加藤も2022年2月に[11]、入山も同年3月に相次いで卒業[12]しており、アンリレメンバー全員がAKB48での活動を終えたことになる。
チャート成績
編集「意気地なしマスカレード」のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2012年10月16日付オリコンデイリーシングルチャートで推定売上枚数約2.8万枚を記録し、同日発売のKARA「エレクトリックボーイ」に続き初登場で2位にランクインした[13]。
同年10月29日付オリコン週間シングルチャートで初動売上約6.8万枚を記録し、初登場1位にランクインした[14]。シングルの1位獲得は指原自身初、AKB48グループにおけるソロデビュー組では前田敦子「Flower」、板野友美「ふいに」に続く3人目となった[14]。
シングル収録トラック
編集Type-A
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「意気地なしマスカレード」 | 秋元康 | 田中俊亮 | 野中“まさ”雄一 | |
2. | 「ソフトクリーム・キス」 | 秋元康 | 福田貴訓 | 伊東大和 | |
3. | 「ifの妄想」 | 指原莉乃 | 小森雄壱 | 小森雄壱 | |
4. | 「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」 | ||||
5. | 「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」 | ||||
6. | 「ifの妄想 (off vocal ver.)」 |
# | タイトル |
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1. | 「「意気地なしマスカレード」Music Video 〜川栄李奈センターver.」 |
2. | 「指原莉乃のおもてなし 〜アンリレとあったか鍋パーティー」 |
Type-B
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「意気地なしマスカレード」 | 秋元康 | 田中俊亮 | 野中“まさ”雄一 | |
2. | 「ソフトクリーム・キス」 | 秋元康 | 福田貴訓 | 伊東大和 | |
3. | 「MajiでKoiする5秒前」 | 竹内まりや | 竹内まりや | 伊東大和 | |
4. | 「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」 | ||||
5. | 「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」 | ||||
6. | 「MajiでKoiする5秒前 (off vocal ver.)」 |
# | タイトル |
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1. | 「「意気地なしマスカレード」Music Video 〜指原莉乃センターver.」 |
2. | 「指原莉乃 vs アンリレ さしこのクイズ大会」 |
Type-C
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「意気地なしマスカレード」 | 秋元康 | 田中俊亮 | 野中“まさ”雄一 | |
2. | 「ソフトクリーム・キス」 | 秋元康 | 福田貴訓 | 伊東大和 | |
3. | 「意気地なしマスカレード(博多弁ver.)」 | 秋元康 兒玉遥(博多弁訳詞) | 田中俊亮 | 野中“まさ”雄一 | |
4. | 「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」 | ||||
5. | 「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」 |
# | タイトル |
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1. | 「「意気地なしマスカレード」Music Video 〜映画『劇場版ミューズの鏡〜マイプリティドール〜』特別編集版」 |
2. | 「指原莉乃の気ままに博多めぐり」
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Type-D
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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1. | 「意気地なしマスカレード」 | 秋元康 | 田中俊亮 | 野中“まさ”雄一 |
2. | 「ソフトクリーム・キス」 | 秋元康 | 福田貴訓 | 伊東大和 |
3. | 「遠い街へ」 | 指原莉乃 | 夏海 | division L |
4. | 「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」 | |||
5. | 「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」 | |||
6. | 「遠い街へ (off vocal ver.)」 |
脚注
編集出典
編集- ^ “ゴールドディスク認定作品一覧 2012年10月”. RIAJ. 2012年11月11日閲覧。
- ^ a b “NEWS”. 指原莉乃 オフィシャルサイト. エイベックス (2012年9月24日). 2012年9月25日閲覧。
- ^ “指原莉乃「ゆび祭り」で豪華コラボ版「ヘビロテ」実現”. ナタリー (2012年6月26日). 2012年9月25日閲覧。
- ^ a b “指原莉乃 vs アンリレ、センターを賭け「指原ボンバイエ」”. ナタリー (2012年10月22日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “『指原ボンバイエ』に密着!”. 川栄李奈(かわえいりな)公式2013年AKB48総選挙対策本部 produced by 月刊ヒーローズ. 小学館クリエイティブ (2012年12月11日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “指原莉乃、“出す出す詐欺”な新曲「意気地なしマスカレード」が、初主演映画の主題歌に”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2012年8月20日). 2012年9月18日閲覧。
- ^ “10月スタート!『なめらか本舗』×指原莉乃さん(HKT48)による新CM&キャンペーンのご紹介”. 常盤薬品工業 (2012年9月25日). 2012年9月25日閲覧。
- ^ a b “さしこは端っこ…ソロなのに後輩ユニットと一緒”. サンケイスポーツ. (2012年9月25日). オリジナルの2012年12月1日時点におけるアーカイブ。 2012年9月25日閲覧。
- ^ “さしこ、ソロ第2弾で若手の脇役に…「最初、全然納得できなかった」”. ORICON STYLE. オリコン (2012年9月26日). 2012年9月26日閲覧。
- ^ a b 文春オンライン『「あの日、私が事件に巻き込まれ…」カムカム・川栄李奈が「女優になりたい」と秋元康に訴えた“切実な理由”』(インタビュアー:近藤正高)、文藝春秋、2022年3月24日 。2022年5月26日閲覧。「女優を志したきっかけ」
- ^ “AKB48かとれな卒業 来年2月20日で活動終了 今後は「ヘアメークのお仕事をしていきたい」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2021年12月17日) 2022年5月26日閲覧。
- ^ “AKB入山杏奈、川栄の涙に「本物ですかね? 朝ドラ女優だからなあ」卒業公演終演後は笑顔で冗談”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年3月16日) 2022年5月26日閲覧。
- ^ ORICON STYLE編集長のTwitter 2012年10月17日の発言 2012年10月17日閲覧。
- ^ a b “【オリコン】さしこ、ソロ2作目で初首位 AKB関連ソロ3人目”. オリコン. (2012年10月23日) 2012年10月23日閲覧。