福間町
日本の福岡県宗像郡にあった町
福間町(ふくままち)は福岡県にあった町。宗像郡に属していた。
ふくままち 福間町 | |||||
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廃止日 | 2005年1月24日 | ||||
廃止理由 |
対等合併・即日市制施行 津屋崎町、福間町 → 福津市 | ||||
現在の自治体 | 福津市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 福岡県 | ||||
郡 | 宗像郡 | ||||
市町村コード | 40362-8 | ||||
面積 | 29.43 km2 | ||||
総人口 |
42,116人 (2004年9月30日) | ||||
隣接自治体 | 宗像市、古賀市、宗像郡津屋崎町、鞍手郡若宮町 | ||||
町の木 | ナギ | ||||
町の花 | 水仙 | ||||
町の鳥 | メジロ | ||||
福間町役場 | |||||
所在地 |
〒811-3293 福岡県福岡県宗像郡福間町中央1丁目1-1 | ||||
外部リンク | 福間町役場 | ||||
ウィキプロジェクト |
福岡県北西部の宗像地方に位置し、福岡市と北九州市の中間に位置していた。福岡都市圏のベッドタウンとして近年人口が増加傾向にある。福岡都市圏・北九州都市圏に属し、自然が豊かで観光資源が豊富である。
位置・情勢
編集福岡県の北西部に位置し福岡市、北九州市の両政令指定都市のほぼ中間に位置する。経済・文化的に福岡市・北九州市・宗像市・古賀市との繋がりが強く北九州都市圏、福岡都市圏に属する。
東部から南部にかけては許斐山・本木山・飯盛山などに、北西部は玄界灘に囲まれている。特に海岸は玄海国定公園にも指定されており、観光資源が豊富である。また、福間海岸はウィンドサーフィン、ボディボード等のマリンスポーツが盛んであり、福岡県でも屈指のスポットとなっている。
福間駅北部と東福間駅周辺は早くから宅地開発が進み、福岡都市圏のベッドタウンとして発展している。
地域
編集歴史
編集- 1873年(明治6年) - 藩郡奉行、庄屋等の制度が廃止、宗像は第4区となる。
- 1876年(明治9年) - 第10小区の下西郷村と福間浦が合併し、下西郷村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行にあたり、下西郷村が単独村制施行して下西郷村となり[1]、同時に本木・畦町・舎利蔵・内殿・上西郷の5ヶ村が合併して上西郷村となり、また八並・津丸・久末・手光・村山田の5ヶ村が合併し神興村となった。
- 1909年(明治42年)4月1日 - 下西郷村が町制施行し福間町となる[1]。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 福間町・上西郷村・神興村(村山田を除く)が合併し、福間町として発足。
- 2005年(平成17年)1月24日 - 津屋崎町と合併し福津市が発足、自治体としての福間町は消滅した。
産業
編集- 漁業
- 福間漁港
観光名所
編集- 福間海岸
- ウィンドサーフィン、ボディボード等のマリンスポーツが盛んであり、福岡県や宗像地方でも屈指のスポットとなっていて、「九州の湘南」と呼ばれている。また、夏場には多くの海水浴客で賑わう。海岸通りにはマリンスポーツのショップやレストランがある。また、福間漁港海浜公園にはマリーナや新鮮な魚介類を購入できる漁協直営の店もある。
- サンピア福岡(旧・福岡厚生年金スポーツセンター)
- 野球場、テニスコート、プール等を備えた総合スポーツ施設。宿泊施設や会議施設も備えている。
- なまずの郷
- 142,000平方メートルの広大な敷地をもつ公園である。園内には庭園や芝生広場のほか、様々な運動施設(ゲートボール場、テニスコート、野球場など)も備えている。
交通
編集鉄道
編集※福間町消滅時点で存在していた路線。
バス
編集道路
編集教育機関
編集学校
編集高等学校
編集中学校
編集- 福間町立福間中学校
- 福間町立福間東中学校
小学校
編集- 福間町立福間小学校
- 福間町立福間南小学校
- 福間町立神興小学校
- 福間町立神興東小学校
- 福間町立上西郷小学校
教育施設
編集- 町立図書館
脚注
編集参考文献
編集- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。