笈瀬川(おいせがわ)は、中川運河の前身となった自然河川。下流において中川と称したとされる[1]

御囲堤建造以前の木曽川派川(木曽八流)の様子(緑は木曽川本川および主要派川)

概要

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水源は西区名塚町にあり、中流域において笈瀬川と称した[1]港区熱田新田東組より下流では中川と呼ばれたとされる[1]

名前の由来

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かつては当地が伊勢神宮の神領であり、そこを流れる「御伊勢川」の意であったものが、表記を変えたものであるという[2]。近世には「老瀬」や「負瀬」とも書かれたという[2]

脚注

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  1. ^ a b c 青木和久 1976, p. 584.
  2. ^ a b 名古屋市 1955, p. 283.

参考文献

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  • 名古屋市 編『大正昭和名古屋市史 第9巻 地理篇』名古屋市、1955年7月1日。 
  • 青木和久「中川運河」『愛知百科事典』中日新聞社、1976年、584頁。 
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