酒井信
酒井 信(さかい まこと、1977年 - )は日本の批評家、明治大学国際日本学部准教授。
専門は社会思想、文芸批評、メディア論。
来歴
編集長崎県長崎市出身[1] 。長崎県立長崎南高等学校[1]、早稲田大学人間科学部卒業[1]。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程、後期博士課程修了[1]。
2009年、「平成期の価値観と表象に関する研究 :「成熟なき喪失」の時代の研究」で博士(政策・メディア)。大学院では福田和也・福井弘道などに師事した[2]。
著書
編集- 『平成人(フラット・アダルト)』文春新書 2007年
- 『最後の国民作家 宮崎駿』文春新書 2008年
- 『吉田修一論 現代小説の風土と訛り』左右社 2018年
- 『メディア・リテラシーを高めるための文章演習』左右社 2019年
- 『現代文学風土記』西日本新聞社 2022年
- 『松本清張はよみがえる 国民作家の名作への旅 』西日本新聞社 2024年
共編著
編集映像教材
編集- 監修「コントで学ぶ メディアと社会とわたし 4 災害時の心理とメディア」(丸善出版)2019年
- 監訳「BBC スー・パーキンスとさぐる現代日本の多様な文化 前篇」(丸善出版)2020年
- 監訳「BBC スー・パーキンスとさぐる現代日本の多様な文化 後篇」(丸善出版)2020年
連載
編集- 「新人小説月評」文學界(文藝春秋)2005年
- 「現代ブンガク風土記」 西日本新聞朝刊(毎週日曜) 2018年4月1日〜2022年4月24日[4]
- 「松本清張はよみがえる」 西日本新聞朝刊 2022年8月25日〜2023年5月17日[5]
脚注
編集- ^ a b c d e “著者プロフィール 酒井信”. 左右社. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “SFCから約2キロ、文教大学湘南キャンパスで教えています|酒井信さん(2002年政メ修士、2008年後期博士修了)|慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)”. www.sfc.keio.ac.jp. 2020年8月24日閲覧。
- ^ “教員データベース - 酒井 信 | 明治大学”. gyoseki1.mind.meiji.ac.jp. 2020年8月24日閲覧。
- ^ “コーナー「現代ブンガク風土記」”. 西日本新聞me. 2024年3月4日閲覧。
- ^ “連載「松本清張はよみがえる」”. 西日本新聞me. 2024年3月4日閲覧。
外部リンク
編集- 現代批評: The tongue is ever turning to the aching tooth. 酒井信のブログ
- 酒井信 (makoto.sakai.51) - Facebook