須坂市(すざかし)は、長野県北部にある江戸時代須坂藩の陣屋町であった。明治から昭和初期にかけては製糸業で栄え、当時の繁栄を偲ばせる土蔵や大壁造りの商家が残り、蔵の町としても知られる[1]巨峰の産地として有名。1954年(昭和29年)市制施行。市制前の名称である須坂町(すざかまち)についてもここで述べる。

すざかし ウィキデータを編集
須坂市
臥竜公園
地図
市庁舎位置
須坂市旗 須坂市章
須坂市旗 須坂市章
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
都道府県 長野県
市町村コード 20207-0
法人番号 1000020202070 ウィキデータを編集
面積 149.67km2
総人口 48,463[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 324人/km2
隣接自治体 長野市上田市上高井郡小布施町高山村
群馬県吾妻郡嬬恋村
市の木 クマスギ
市の花 レンゲツツジ
須坂市役所
市長 三木正夫
所在地 382-8511
長野県須坂市大字須坂1528番地の1
北緯36度39分04秒 東経138度18分26秒 / 北緯36.65111度 東経138.30725度 / 36.65111; 138.30725座標: 北緯36度39分04秒 東経138度18分26秒 / 北緯36.65111度 東経138.30725度 / 36.65111; 138.30725
須坂市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

須坂市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
須坂市中心部周辺の空中写真。1975年撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

地理

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千曲川東岸に位置し、三国山脈で県境に接する。松川百々川がそれぞれつくり出した2つの扇状地が重なり形成されている。旧街道沿いに市街地が並び、リンゴ畑、ブドウ畑が広がる。

  • 河川 - 千曲川(信濃川)、松川、八木沢川、百々川、鮎川、仙仁川、灰野川、奈良川
  • 湖沼 - 昇竜湖(豊丘ダム湖)
  • 山岳 - 明覚山(958m)、鎌田山(485m )、奈良山(1,639m)、米子山(1,404m)、 土鍋山(1,999m )、浦倉山(2,091m)、奇妙山(1,629m )、 四阿山(2,354m )、根子岳(2,207m )、梯子山(1,513m )、熊窪山(1,254m )、臥竜山(471m )、妙徳山(1,293m )

隣接している自治体

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長野県
群馬県

歴史

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人口

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  • DID人口比は45.4%(2015年国勢調査)。
 
須坂市と全国の年齢別人口分布(2005年) 須坂市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 須坂市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
須坂市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 45,782人
1975年(昭和50年) 49,513人
1980年(昭和55年) 52,543人
1985年(昭和60年) 53,611人
1990年(平成2年) 53,662人
1995年(平成7年) 53,842人
2000年(平成12年) 54,207人
2005年(平成17年) 53,668人
2010年(平成22年) 52,168人
2015年(平成27年) 50,725人
2020年(令和2年) 49,559人
総務省統計局 国勢調査より


行政

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市長

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歴代市長
  • 初代 - 上原吉之助 1954年4月1日 - 1958年3月12日、1期
  • 2代 - 田中邦治 1958年3月13日 - 1959年12月16日、1期
  • 3代 - 山際順 1960年1月24日 - 1968年1月23日、2期
  • 4代 - 松沢令之助 1968年1月24日 - 1976年1月23日、2期
  • 5代 - 山際順 1976年1月24日 - 1984年1月23日、2期
  • 6代 - 田中太郎 1984年1月24日 - 1992年1月23日、2期
  • 7代 - 永井順裕 1992年1月24日 - 2004年1月23日、3期

警察

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本部
交番
  • 横町中央交番(須坂市須坂)
  • 幸高南部交番(須坂市幸高)

消防

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立法

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市議会

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  • 議長:浅井 洋子
  • 定数 20人(任期 2027年2月まで)

長野県議会(須坂市・上高井郡選挙区)

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  • 定数:2人
  • 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日

衆議院

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選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
長野県第1区長野市須坂市中野市飯山市上高井郡下高井郡下水内郡 篠原孝 国民民主党 6 選挙区

経済

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株式会社鈴木
 
須坂市中心部(須坂駅前)

経済規模

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  • 市内総生産(平成26年度)
    • 1559億5400万円
  • 財政(平成30年度)
    • 歳入 219億3298万円
    • 歳出 211億548万円

産業構成比

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  • 一次産業
  • 二次産業
  • 三次産業

産業

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須坂駅周辺の主な商業施設

市内に本社機能を置く主な企業

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郵便

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集配郵便局 須坂郵便局
無集配郵便局 井上郵便局、須坂旭ヶ丘郵便局、須坂穀町郵便局、須坂坂田郵便局、須坂新町郵便局、須坂村山郵便局、仁礼郵便局
簡易郵便局 須坂豊丘簡易郵便局、高甫簡易郵便局、屋部簡易郵便局

教育機関

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須坂高等学校

専門学校

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  • 長野県須坂看護専門学校

高等学校

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中学校

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小学校

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  • 小山小学校 (こやま)
  • 須坂小学校 (すざか)
  • 森上小学校 (もりうえ)
  • 日滝小学校 (ひたき)
  • 豊洲小学校 (とよす)
  • 日野小学校 (ひの)
  • 井上小学校 (いのうえ)
  • 高甫小学校 (たかほ)
  • 旭ヶ丘小学校 (あさひがおか)
  • 仁礼小学校 (にれい)
  • 豊丘小学校 (とよおか)

交通

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須坂駅

鉄道は、市内を長野電鉄長野線が通過している。中心的な駅は須坂駅である。

道路は、市の西部に上信越自動車道が通過しており、市南西部に須坂長野東インターチェンジが設置されている。国道は国道403号国道406号が市街地で交差するように通過している。

鉄道

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長野電鉄(長電)
長野線

過去の路線

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※このほかに、同市に存在した米子鉱山への索道が須坂駅より設けられていた(遅くとも1973年に廃止)。

路線バス

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道路

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高速道路
東日本高速道路(NEXCO東日本)
E18 上信越自動車道
一般国道
主要地方道
一般県道
広域農道

友好都市

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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米子大瀑布
 
臥竜公園
 
須坂市動物園
 
田中本家博物館

名所

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美術館・博物館等

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温泉

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祭事

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名物

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出身著名人

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五十音順

市にゆかりのある著名人

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脚注

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  1. ^ 須坂市パンフレット
  2. ^ 須坂市文書館”. 須坂市 (2019年2月22日). 2019年7月20日閲覧。
  3. ^ 朝日新聞2007.1.10全国版1面紹介
  4. ^ a b 井深大(8)終戦”. 日本経済新聞. 2021年1月18日閲覧。
  5. ^ a b ソニーの社史に「須坂市」が登場していること、ご存知でしたか?”. 須坂市観光協会 (公式Facebook). 2021年1月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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