BLEACH 斬魄刀異聞篇
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2024年7月) |
「BLEACH 斬魄刀異聞篇」(ブリーチ ざんぱくとういぶんへん)は、2009年7月から2010年4月までテレビ東京系列ほかにて放送されたテレビアニメ『BLEACH』のシリーズ。死神たちが実体化した自らの斬魄刀と敵対するストーリーが展開され、死神と斬魄刀の関係に焦点が当てられた内容となっている。
あらすじ
編集瀞霊廷では平穏な日々が流れていたが、斬魄刀の不調を訴える死神が相次いでいた。ある夜、山本元柳斎から緊急招集がかかり、朽木ルキアや隊長格の死神たちは双殛の丘に集うが、死神たちの前には元柳斎ではなく村正(むらまさ)と名乗る謎の男が現れる。村正はすべての死神の斬魄刀を実体化させ、「斬魄刀が死神を支配する」と宣戦を布告し、瀞霊廷への襲撃を開始する。始解すらできなくなった死神たちは斬魄刀による反乱を防ぎきれず、瀞霊廷は壊滅状態へと陥ってしまう。そんななか、自身の斬魄刀・千本桜と交戦していた朽木白哉が消息を絶つ。
命からがら現世に逃れてきたルキアから事件について知らされた黒崎一護は、白哉の身を案じて瀞霊廷へ帰還したルキアを追い、尸魂界(ソウル・ソサエティ)へと乗りこむ。しかし、一護の前に現れた村正の能力により、一護は実体化した斬月との戦いを強いられることになる。護廷十三隊の死神たちが各所で自らの斬魄刀と交戦するなか、行方不明となっていた白哉が突如姿を現すが、白哉は自らの本能である誇りに従うとして、斬魄刀の側についていた。
死神と村正率いる斬魄刀の戦いが佳境に入るなか、村正の真の目的が明らかになる。そこには数百年前に尸魂界で謀反を起こし、空座町に封印されていた死神・朽木響河(くちき こうが)の存在があった。
後日談
編集事件が収束した後日談。死神と村正率いる斬魄刀の戦いが終結後、死神の元に戻った斬魄刀は何故か実体化したままだった。さらに村正によって実体化し、持ち主を倒してしまった斬魄刀の成れの果て「刀獣」が尸魂界や現世で暴れ回っていた。死神と斬魄刀達は、刀獣の討伐を新たな任務として動き始めるのだった。
- 第256話
- 村正との戦いが終わった後の瀞霊廷。花見が開かれていた朽木家を2人の狼藉者が襲撃、たまたま丸腰だったルキアのピンチを救ったのは斬魄刀に戻ったはずの袖白雪と千本桜だった。涅マユリから実体化が解けない斬魄刀の実情、そして狼藉者の正体である「刀獣」の存在を聞いたルキアは袖白雪、千本桜と共に、刀獣の捕獲に乗り出すことに。
- 第257話
- 現世に逃げ込んだ刀獣と対峙した一護は現世に派遣された日番谷から刀獣の存在を聞かされる。同じく現世に派遣された乱菊と灰猫が織姫と現世を楽しむ中、一護と交戦した刀獣が虚と同化した状態で再び出現する。
- 第258話
- 刀獣討伐のため現世に派遣された恋次と蛇尾丸。だが任務に集中しなかった蛇男は刀獣を逃してしまい、その上刀獣にそそのかされて2度も刀獣を逃した蛇男は、猿女と口論となり恋次達の下から離れていってしまう。一人の自由を謳歌するも路頭に迷った蛇男はひょんなことから夏梨と遊子に出会い、黒崎家に招かれる。
- 第259話
- 四番隊隊舎で近辺の物が紛失する事件が頻発し、その事件の犯人が逃げたと思しき地下水路に花太郎・七緒・一角・鬼灯丸の4人が現地調査に向かう。だが地下水路には周到なトラップが張り巡らされていた。やがて4人は盗難事件の首謀者と遭遇する。
- 第260話
- 斬魄刀達が村正による一件以来持ち主と和解する中、檜佐木と風死は冷戦状態が続き、風死は檜佐木の命を虎視眈々と狙っていた。刀獣が流魂街に出現し、檜佐木ら副隊長達が現場に急行する中、檜佐木を追って流魂街まで来た風死は刀獣に襲われた住人から託された一人の赤ん坊の面倒を見ることになり、檜佐木を狙うどころではなくなってしまう。
- 第261話
- 女子高生が襲われる事件が起きていた頃、空座高校に灰田響子(声 - 白石涼子)という転校生がやってきた。一護とルキアが女子高生通り魔事件と刀獣との関連を調べる中、織姫の能力に気づいた響子は、自分が織姫にふさわしいと言い織姫に近づいてくる。特殊な能力を持つ彼女には、その能力が原因で親友に拒絶された悲しい過去があった。だがそんな彼女に刀獣の魔手が忍び寄っていた。
- 第262話
- 乱菊と逃走中の刀獣を追う灰猫だったが、対象の刀獣・鳴之助を見た灰猫は彼に一目惚れしてしまう。灰猫は怪我をした鳴之助を匿い、鳴之助の事を気に掛けていく。鳴之助を何とか処分されないように働きかけようとする灰猫だったが、やがて理性を失い暴走する刀獣殲滅の命令に例外は認められなかった。やがて鳴之助にも暴走の兆しが見え始める。
- 第263話
- 刀獣討伐の最中、千本桜が自分達より活躍するのが面白くない蛇尾丸。蛇尾丸は破壊された刀獣を届けようと、同じ目的の千本桜と共に無人の技術開発局に入るが、ひょんなことから局内に閉じ込められてしまう。だが蛇尾丸は千本桜の思いも掛けない性格に振り回されてしまう羽目に。
- 第264話
- 京楽の命令で逃走中の刀獣を追討することになった七緒と花天狂骨(脇差)。だが七緒はあまりに敵に冷酷で感情を見せない脇差に戸惑いを覚え、追跡していた刀獣の対処の仕方を巡って脇差と対立し、刀獣に逃げられてしまう。それでも七緒は脇差の事を放っておけずにいた。
- 第265話
- 刀獣討伐が落ち着きを見せ始めた頃、風死と交戦していた刀獣が、突如、致命傷などを受けていないにもかかわらず、消滅して刀の姿に戻った。斬魄刀達は、それが刀獣を取り込んで自らを強化する最後の刀獣「霧風」の仕業だと判断する。そして斬魄刀達自身も実体化の限界が近づいていた。斬魄刀達は、霧風の能力が死神達に相性が悪いと考え、また自分達だけで決着をつけるために、死神達に知らせずに霧風と対峙する。
登場人物
編集本シリーズのオリジナルキャラクターのみ記載。原作からの登場人物はBLEACHの登場人物、護廷十三隊を参照。
- 村正(むらまさ)
- 声 - 中村悠一
- 白いフェザーコートに、紫色のアイシャドーをした長い付け爪をしている青年。正体は数百年前に尸魂界に反旗を翻した死神・朽木響河の斬魄刀の本体。
- 尸魂界に対し「斬魄刀が死神を支配する」と宣言し、宣戦布告をした斬魄刀の反乱事件の首謀者。作中では斬魄刀の本体以外にも内なる虚も抱えている一護に、強い興味を示している。
- 封印によって主との繋がりが絶たれている為に身体に負担を抱えており、血の涙を流す。負担を補うために大虚(メノスグランデ)を捕食していた。
- 村正がいる精神世界は青い大海に石柱が何本も突き出している世界となっている。響河の事は「新たな世界を作るための同志」として対等な存在だと意識しており、常に響河の身を案じ、力になろうとするなど献身的に尽くそうとしていたが、殺戮を繰り返す響河を諭すも聞き入れられず、次第に響河の声が聞こえなくなり、響河が封印される時、響河に自身が呼ばれている事に気付かなかった。この事が、皮肉にも響河が村正を見限る理由になってしまった。
- 真の目的は封印された響河の救出であり、居場所を知る元柳斎の記憶の深奥を知って手がかりを得ようとしたが、元柳斎が自らの意識を無くす結界を張ってそれを妨げたため、反乱事件を隠れ蓑にして結界を死神達に破らせようと画策。虚化した一護の力を利用することで元柳斎の結界を破り響河の居場所を突き止めることに成功、空座町へ赴き響河の封印を解くものの、響河に見限られた上に自身が住んでいた「村正」を折られてしまう。
- 「村正」が折られた事で捕食していた大虚の力が暴走し、虚化が進み最終的には球体の形をした化物に変貌、一護を飲み込み大勢の大虚を呼び寄せて空座町を混乱に陥らせる。その後、精神世界内に現れた一護と死闘を繰り広げて決着後は元の姿に戻り、消滅した。
- PSP用ゲーム『BLEACH 〜ヒート・ザ・ソウル7~』には、プレイヤーキャラクターとして参戦している。
- 朽木響河(くちき こうが)
- 声 - 千葉一伸
- 数百年前の六番隊第三席であり、村正を所持する死神。過去に尸魂界で謀反を起こし空座町のどこかに封印されている。
- 数百年前は若くして六番隊第三席の座に就いていた実力者で、尸魂界の反乱分子を次々と制圧した功績を見込まれ、隊長である朽木銀嶺の娘婿となり、時期当主として嘱望されていた。
- 清廉潔白を旨とするが自分の力を信奉する自信家な一面を持ち、後述する能力も相まり力を過信する所から銀嶺には認めてもらえず、自身を認めようとしない銀嶺に苛立ちを覚え、元柳斎直属の反乱分子制圧のために編成された特務部隊の隊長に選ばれた(実際は響河の力を危惧する銀嶺及び元柳斎が響河を監視するための措置)際に、響河の活躍を妬んだ死神の一派の策に嵌り、同胞殺しの汚名を着せられ、牢獄に繋がれるも村正の助けを借りて脱獄。
- その後は罠に嵌めた死神達を殺害、銀嶺が自身の行いを詰問したことで、周りが自分の力を妬んでいるという疑心暗鬼を爆発させ、自分の力を恐れる死神への恨みや死神の無力を思い知らせるという理由で数多の死神や流魂街の人々を無差別に殺戮するが、事態を重く見た銀嶺と元柳斎に封印される。
- 村正によって封印から解き放たれるが、長い封印の影響で体は干乾びていた。その後は封印される際に自分の呼び声に応じなかった村正を見限り、切り捨てる。直後にルキアを戦慄させる程の霊圧を発するも、朽木家現当主である白哉と交戦、自身の能力で白哉に手傷を負わし追い詰めるが、千本桜と信頼しあい「終景・白帝剣」まで使用した白哉の一太刀に倒れた。
- 刀を使用しない基本能力に敵に自らの霊圧を送ることで敵の五感を狂わせ翻弄させるという特殊能力を有しており、その能力が村正を生み出したルーツとなっている。
- 謀反以降から、本来は死神と一心同体であるはずの斬魄刀を道具としか見なくなり、そのため村正に響河の声が届かなくなっている。
- 斬魄刀:村正(むらまさ)
- 能力開放に伴う形状の変化がない数少ない斬魄刀。
- 敵対する死神の斬魄刀を意のままに操る、死神特化の能力を持つ。
- それにより持ち主の意思に反して、仲間を襲わせたり自害に追い込んで自滅に追い込む手法が用いられる。
- 解号は「囁け『村正』(ささやけ『 - 』)」。
- 【卍解】:無鉤条誅村正(むこうじょうちゅうむらまさ)
- 能力開放に伴う形状変化はないが、「村正」本体が他者にも視覚できる形で実体化する。
- この実体化した村正が斬魄刀の意識に語りかけて斬魄刀が持つ本能を刺激し、それに同調することによって斬魄刀の本体を実体化させる能力を持つ。村正本体はこの能力によって大量の死神の斬魄刀を実体化させ、「斬魄刀の反乱」を引き起こした。
- 元々統学院時代の響河が既に「屈服」に成功していたが、この能力を恐れた他の死神たちから迫害されることを危惧した村正が卍解が使用可能であることを伝えていなかった。
- しかし、響河自身の「自分が将来どんなに迫害される事になろうと、今仲間を救えるならかまわない」という思いに打たれたことでこの卍解を伝授した[1]。
- 技:金剛爆(こんごうばく)
- 武器の先端から巨大な火球を放つ。
- 技:牙気烈光(がきれっこう)
- 武器の先端から無数の緑色の光を放つ。命中率の高い技だが白哉は容易く回避していた。
- 技:氷牙征嵐(ひょうがせいらん)
- 氷の嵐を発生させて目標に放つ。敵だけでなく周囲を地形をも同時に凍らせてしまうほどの威力を持ち、八十九番以下の鬼道を完全防御する「断空」をも破った為、九十番台以上の技と推測できる。
実体化した斬魄刀
編集村正の卍解の能力により、実体化した斬魄刀の姿。死神とは完全に独立した魂となって存在している。彼らは斬魄刀を武器にし、自身が習得した技を操ることが出来る。
実体化により、死神達は始解すらも出来なくなったが、戦いの中で何らかの覚悟を決めた場合に始解が出来るようになった例もあり、卍解を会得している人物が多い。
斬魄刀を取り戻すには持ち主自身が実体化した斬魄刀と対峙し新たに屈服させるしかないが、持ち主以外の死神に倒されると、解放状態のまま刀身が真っ二つに折れて刀身から霊圧が失われ、自然治癒ができなくなる。正気に戻った殆どの斬魄刀達は自分達の主の下に戻り、持ち主と共闘している。後に、自らの持ち主に屈服させられていない斬魄刀は、涅マユリにより村正の洗脳から解かれ、刀身が折れて自己治癒が出来なかった者達も無事復活を遂げ持ち主の下に戻ってくる。
村正が消滅して以降も実体化は解除されずにいたが、次第に実体化を保てなくなり、最後の刀獣「霧風」を倒すため斬魄刀達は死神達と共闘した。戦闘中に実体化の力が尽きかけてきたことを感じた斬魄刀達は、自ずからそれぞれの死神達の持つ刀の斬魄刀に戻り、死神達と力を合わせて霧風を倒した。
持ち主と顔が似ていることが多く、各自の性格は持ち主と価値観、趣向が一部異なるも大部分が共通している。劇中ではこれを、持ち主達の性格の本質と呼んでいる。主人の死神同士が仲が良いと、斬魄刀同士も仲が良い様子である。また「蛇尾丸」と「花天狂骨」と「双魚理」は2人組として存在する。外見は斬月を除き、対峙した際に死神に名前を聞かれる描写が多いことから、本来の精神世界の姿かたちとは異なるものと思われる(本シリーズで描かれた実体化した花天狂骨は、後の原作「千年血戦篇」において、斬魄刀本来の姿として再び登場している)[注 1]。なお、各自の容姿は名前や卍解等で見受けられる姿をモチーフとしている模様。
区別するため、本体の斬魄刀は「『 - 』」と記載する。
剣八の刀は、本シリーズの放送段階では名前が判明していないために実体化しなかった。[注 2]
- 斬月(ざんげつ)
- 彼のみが、本体の姿のままで実体化している。
- 袖白雪(そでのしらゆき)
- 声 - 園崎未恵
- 純白の着物を着る雪女のような風貌をした女性。手から冷気を発生させ、相手を凍りつかせる事が出来る。冷気を用いた攻撃や『袖白雪』を武器にルキアが使用していた時の技を使用。
- ルキアとの交戦でルキアが自身を倒そうとする覚悟を見て、彼女と心を通わせたかに見えたが、村正に止められた。その後白哉が斬魂刀側に入るための試験で、自身が義妹の斬魄刀であるという理由から白哉と戦わさせられ一刀両断にされたが、涅マユリによって村正の洗脳が解かれたために復活、ルキアと和解し隊長格の死神・斬魄刀と共に村正討伐に加わった。
- 洗脳されている時は、ルキアの本心に反して自分の力を我が物顔で使っているという思いからルキアに憎悪の念を抱いていた。自身の力に誇りを持っており、一度は思うがままに行動したいという思いを村正につかれた。
- 斬魄刀反乱事件終結後は千本桜と共に何故か天然ボケと化し、十番隊宿舎で大宴会を開催させた。また、自分へのツッコミは華麗にスルーする。
- 技:初の舞・月白(そめのまい・つきしろ)
- 彼女は離れた相手のいる場所から円を発生させて円内の天地全てを凍らせる技として使用している。
- 技:次の舞・白蓮(つぎのまい・はくれん)
- 冷気を雪崩のように放出する技。使用時は、切っ先からそのまま放出する。
- 蛇尾丸(ざびまる)
- 猿女と蛇男の鎖でつながる2人組。お互いのことを「サルの」「ヘビの」と呼んでいる。
- 両者は鎖で繋がっており、斬魄刀『蛇尾丸』を持っていない方が、鎖を用いてもう一人を振り回し、その勢いのまま相手にぶつけたり、『蛇尾丸』の所持者を交互に変えながら相手を翻弄するという変則的な戦い方をする。
- 両者とも常に強くありたいという思いを抱いており、自分達と戦う覚悟を持てないことや、自分達に頼りきっているという考えから恋次を弱い奴として見限り、実体化した。恋次と交戦し、恋次の刀を折るまでに追い詰めたが、最後は途中で始解を取り戻した恋次の「狒牙絶咬」に敗れ再び屈服した。屈服された後も、恋次への接し方は以前と変わらない。
- 死神図鑑では一護とルキアに恋次はキャベツの千切りに斬魄刀を使うので、その不満が増幅されて反乱されたのでは?と言われていた。
- 猿女
- 声 - 斎賀みつき
- 緑の毛皮を纏った長髪長身の体型で、常に爺臭い言葉を話す中性的な女性。
- 性格は蛇男よりやや厳格な所があり、終始おちゃらけている蛇男をたしなめる事もしばしば。
- 外見は『カラブリ!』作品内で登場したマユリにより性転換した蛇尾丸から着想を得ており、胸にホクロがある[2][3]。
- 蛇男
- 声 - 真田アサミ
- ヘビの尻尾を持つ長袖半裾の小柄な男の子。生意気な悪ガキのように振舞うが、飽きっぽい性格。
- 刀獣征伐の折は、猿女に失態を責められ、刀獣の甘言も相まって恋次や猿女の元から離れ一人の自由を謳っていたが、偶然出会った夏梨・遊子との交流の中で自身の考えを改め、恋次や猿女と和解した。
- 【卍解】:狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)
- 蛇尾丸が操る卍解は蛇男が蛇骨状の刀身に変化し、それを猿女が操る側になって戦っている。
- 技:狒骨大砲(ひこつたいほう)
- 霊圧を開放し、狒狒王蛇尾丸の口からレーザーのように巨大な霊圧の塊を発射する。
- 千本桜(せんぼんざくら)
- 声 - 平川大輔
- 軽装の甲冑を纏った若武者のような外見をした仮面の男性。離反理由は不明。
- 仲間内でも愛想は無く態度は傲岸だが、やや饒舌で熱くなりやすい。斬魄刀反乱事件終結後は天然ボケ化する。実は、短気かつ堪え性がなくそして機械オンチで、一緒にいた蛇尾丸を終始振り回した。お酒に弱く、肝心なところで酔いつぶれる。
- 白哉には心を開かず、村正について以降は監視目的で常に共に行動するという一定の関係を保ちつつも、仕方が無いと彼を助ける事もあった。実際は反乱開始直後に白哉と対決した際、即時屈服させられており、朽木家の事情等もあったのであえて洗脳された振りをしながら村正側につき二人で動向を探っていた。
- 仮面の裏に素顔があり、それはエンディング(「Mad Surfer」)のアニメーションと連動している(仮面の一部が割れた際、240話のエンディングは仮面が割れた顔を流した)。この仮面に愛着を持っており、次回予告では白哉に同志の証として同じ物を付けるよう促したりする他、仮面のスペアを持っていたり、「死神図鑑」では仮面を着けたまま銭湯に入ったりしている。
- 技:殲景・千本桜景厳(せんけい・せんぼんざくらかげよし)
- 千本桜は二刀流で戦っている。
- 雀蜂(すずめばち)
- 声 - 辻あゆみ
- 妖精のように小さい二つ結びの女の子。右腕は始解時の『雀蜂』の形状をしている。
- 性格は生意気な子供のようで、ファッションの事にも関心を示す。
- 始解状態の能力で戦う。スピードは砕蜂と同等だが、小回りが利く点から、砕蜂を上回る素早い動きを可能としている。砕蜂が夜一を信奉していることを快く思っておらず、砕蜂を腐らせた元凶だとして夜一を罵った。
- スピードと自身の能力により砕蜂を追いつめたが、弐撃目を決めようとした瞬間、瞬鬨を織り交ぜた打撃をくらい屈服した。それでも、夜一に対する考えは変わっていない。
- ちなみに、雀蜂は隠密機動の装束をダサいと思っており、セルフプロデュースを虎視眈々と狙っている模様。
- 肉雫唼(みなづき)
- 巨大な布のようなもので顔を覆っているため素顔は謎で性別も不明。
- 出番が少なかった為、離反した理由及び持ちうる戦闘能力なども不明である。
- 元柳斎の結界解除に始終徹していたことと、村正のアジトに乗り込んだ一護を誘き出すところ以外に出番はほとんど無く、後に涅マユリに洗脳を解かれて卯ノ花と共にいる描写がある。
- 天譴(てんけん)
- 声 - 木村雅史
- 狛村以上の長身で口に炎を含んだ赤鬼あるいは不動明王のような大男。
- 不動明王が持っているものと酷似した武器を持ち、卍解すると黒縄天譴明王そのものの鎧姿の巨人と化す。
- 性格は極度の恥ずかしがり屋で作中でも「卍解」のかけ声しか話さないほど無口であり口から炎を吐き出す仕草によって感情表現をするレベルだが、厳霊丸と仲が良い模様。
- 村正初登場時に狛村が卍解した際に、狛村自身を攻撃。更に、実体化後に再度狛村と交戦し、一刀両断にする。その後も村正側について行動していたが、涅マユリによって村正の洗脳が解かれたため、狛村の元に戻った。
- 花天狂骨(かてんきょうこつ)
- 京楽の「自惚れた態度」に愛想が尽き、離れて実体化した女性二人組。
- 2人とも背後から声を掛けられるのが苦手で、回避姿勢も同じ。
- 村正の真の計画を知り、村正に斬りかかろうとするところを実体化した流刃若火に倒され破壊されるが、後に涅マユリによって村正の洗脳が解かれ復活し京楽の元に戻った。
- 花天(太刀)
- 声 - 藤村歩
- 右目に眼帯、着物の前後に大きな髑髏の模様がある着物を着る太夫のような女性。
- 風流を好む性格。また花魁口調で、一人称は「あちき(わちき)」、語尾は「〜でありんす」という。
- 狂骨(脇差)
- 声 - 嶋村侑
- 左目を髪で覆い、その上に髑髏の眼帯をしているくノ一のような姿をした女性。
- 無口で感情を露にしない、戦闘狂気質持ちという一方で花を好む可愛らしい一面を持つ。
- 後ろから声を掛けられると臨戦態勢に入る等、戦闘狂気質があり戦いに興を感じており、相手に止めを刺さずにいたぶるやり方を遊びとして行う(太刀曰く「風流を解さない子供」)。
- その態度から刀獣征伐の任務で行動を共にすることになった七緒に戸惑いを覚えさせるが、任務の内に互いに打ち解けあうようになる。
- 氷輪丸(ひょうりんまる)
- 声 - 浜田賢二
- 顔に×印の白い傷跡と手足が氷なのが特徴の碧色の長髪と銀色の瞳で薄紫の着物をまとう二枚目な青年。
- 性格は「忠犬」で天譴といい勝負ができそうなぐらいの無口。
- なぜかは不明だが、実体化の際に記憶を失い名前や持ち主の事など全てを忘れていた。
- 村正と同行する理由も無い為、氷雪系最強の斬魂刀たる自身を操る真の持ち主ひいては真の居場所を探し彷徨っている所を一護に発見される。直後に日番谷と対面するも、「氷雪系最強の自分の主が子供な筈は無い」と否定するが、日番谷との戦闘で自分の力を取り戻し扱った攻撃とそれに込められた想いを受けて記憶を取り戻し、日番谷の元へ帰った。
- その後は日番谷の元を離れず、離れようとするといじける。千本桜とは別な意味合いでの天然気質で外見とのギャップが激しい。乱菊にはアゴで使われている。
- 技:千年氷牢(せんねんひょうろう)
- 無数の巨大な氷柱を敵の周囲に発生させ、閉じ込めて一気に押し潰す。
- 技:群鳥氷柱(ぐんちょうつらら)
- 無数の氷柱を群鳥のように敵に飛ばす。
- 【卍解】:大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)
- 自らが『氷輪丸』の具象化姿と同様の巨大な氷龍に変身する。
- 疋殺地蔵(あしそぎじぞう)
- 声 - 折笠富美子
- 卍解『金色疋殺地蔵』を模した赤子のような顔と外見の人物。蛾のような羽をつけている。
- 見た目通り赤子だからか、何らかで喋れないのかは不明だがキイキイもしくはオギャーとしか話さない。表情が解りづらいが、慌てた様子を見せる場面もある。
- 始解状態と卍解状態の能力どちらも使用、卍解すると金色疋殺地蔵そのものと化す。
- 毒を撒き散らし大暴れをしたが、やちるに見つかって逃げていたところを剣八とマユリに見つかり、最終的にはマユリが施した「自爆装置」によって自動的に折られた。
- 双魚理(そうぎょのことわり)
- 声 - 嶋村侑
- 双子の男の子で平安貴族のような服装で神道系の衣服に烏帽子をかぶっている。
- 見た目通り子供らしく腕白な悪戯っ子で、双子だからか常に手をつなぐか隣り合わせにいる。
- 実体化しての初対面時から浮竹の手を焼かせている。一緒に暮らすようになってからは更にとにかく浮竹を困らせている。
- 村正の真の計画を知り、村正に斬りかかろうとするところを実体化した流刃若火に倒されるが、涅マユリによって村正の洗脳が解かれ復活し、浮竹の元に戻った。
- 技:投扇興(とうせんきょう)
- 折りたたまれた書物を広げ、そこから無数の扇を出現させて攻撃する。扇を直接持ったり霊圧を放出して攻撃することも可能。
- 後の展開を含め、判明した技の中では浮竹が唯一使用していない技でもある。
- 厳霊丸(ごんりょうまる)
- 声 - 高橋研二
- 籠のようなものを背負った修験者のような風貌をした男で、喋り方はやや古風。
- 天譴とは仲が良く、無口で口下手の天譴の台詞を代弁したり、逆に励まされたりしている。反乱した理由は持ち主が地味すぎるのが嫌だから、らしい。
- 雷系の技を使い、「濡らせ」の解号で背中に背負った籠から雨雲を発生させる事が出来、本人曰く「雨天の中でこそ、真の力を発揮する」らしい。だが砕蜂には、言葉の節々に垣間見る底の浅さを嘲笑された揚句、天譴と共に「本当に、隊長格の斬魄刀か?」と訝しがられた。
- 村正のアジトに乗り込んだ剣八を天譴と共に迎え撃つが、本気の天譴と戦おうとする剣八に吹き飛ばされ、破壊された。その後、涅マユリによって村正の洗脳が解かれ復活し、雀部の元に戻った。
- 五形頭(げげつぶり)
- 声 - 樫井笙人
- かなりの肥満体形の男性で、声・性格・雰囲気は大前田と同じ。持ち主同様油せんべいを好んで食べているところも似ている。
- 大前田の事を完全に格下だと見下しており、同時に大前田が格下であることにも不満を抱いている。
- 一護との戦いに敗れ隠密機動に捕縛後、技術開発局で実験台にされたことで斬魄刀が持ち主以外の死神に倒されても持ち主の元に戻らず破壊されたままだということを証明させた。
- 後に涅マユリによって村正の洗脳が解かれ復活し、大前田と和解・共闘する。
- 侘助(わびすけ)
- 声 - 櫻井孝宏
- 黒の長髪で片目が隠れ、俯いている姿の不気味さもある男性。持ち主(イヅル)の自罰思考のせいなのか、石壁のようなものを背負い、左肩には錘を担ぎ、左手・右足に枷がついている。また左手の枷と錘は紐のようなもので繋がっている。
- 持ち主を倒そうとした際に邪魔する形となった剣八に単身斬りかかったが、剣八に折られた。後に涅マユリによって村正の洗脳が解かれ復活し、吉良と和解・共闘する。
- 刀獣編では自分を差し置いて相手に対し「暗い奴だ」と言ったり、風死が訳あって面倒を見ていた赤子を彼の隠し子だと思うなど、茶目っ気も垣間見せている。
- 飛梅(とびうめ)
- 声 - 藤村歩
- 天女のような姿の女の子。持ち主に似たのか、振る舞いはおしとやかだが、どこか黒い。
- 氷輪丸に特別な感情を抱いているようである。事情は謎だが灰猫との仲は悪く、口論や喧嘩に発展することも少なくないが、本当に仲が悪いわけではなく何故かいつも一緒に行動しており、時には考えが一致することもある。
- 羽衣に飾られた鈴から雛森がつかう技のように火の玉を放つ技を持つ。
- 斬魄刀に封印されていた当時は落ち込む雛森を励ましたりして親身になっていたが、自分の理想を周囲に押し付け、藍染の裏切りから現実逃避する雛森に苛立ちと歯痒さを感じている。それでも、灰猫に雛森を悪く言われれば怒ったりと、洗脳されている間も結構大事に思っていた模様。
- 最後は涅マユリによって村正の洗脳が解かれたため、雛森と和解・共闘する。この時には洗脳されていた時より性格が素直になっており、同時に灰猫に対する態度も軟化している。
- 風死(かぜしに)
- 声 - 谷山紀章
- 全身を布で覆う、赤い髪色で痩身の黒色の肌の男。残忍かつ好戦的な性格。
- 他人の命を刈り取りたいという本能を抱いており、そのためには卑怯な戦法を取ることも厭わない。吉良曰く普段理性によって抑えられている檜佐木の本能もしくはそれによるストレスではないかと推測されている。
- 檜佐木との交戦では檜佐木を追い詰めるものの救援に駆け付けた吉良によって中断され、2度目の吉良との交戦では二度も吉良の策に嵌り、痛手を負う。白哉と一緒に行動している村正に疑問を呈しながらも、村正のアジトに潜入した一護と対峙したが、卍解した一護の月牙天衝を受け、破壊された。
- 後に涅マユリによって村正の洗脳が解かれ復活するも、依然として檜佐木と和解することなく、檜佐木の命を狙い続けていた。
- だが、刀獣による被害を受けた流魂街で出会った赤ん坊の面倒を見ることになり、刀獣から身を挺して赤ん坊を守ったことで檜佐木の心の内に触れ、それをきっかけに完全に決着をつけるために檜佐木と戦い敗北、斬魄刀として檜佐木の元に戻ることを受け入れた。その後の死神図鑑ではキャラが軟化し過ぎている。
- 姿は単行本38巻の空ページに描かれていたものと同じ。
- 灰猫(はいねこ)
- 声 - たかはし智秋
- 持ち主に似て巨乳でセクシーな格好をした猫娘のような風貌の女性。性格は持ち主に似て自由気まま。
- 甘いものが大好物だが、体重を気にして我慢している。また、ファッションにもこだわっている。
- 飛梅との仲は悪く、口論や大喧嘩になることも少なくないが何故かいつも一緒に行動しており、時には考えも一致する。
- 乱菊と同じで口達者で煽りも得意なようで、乱菊をオバサン呼ばわりしたり夜一のこともオバサン呼ばわりしていたりする。
- 作中では夜一に飛梅と二人で襲い掛かったが、スピードに到底付いていけずにあっさり敗れる。最後は涅マユリによって村正の洗脳が解かれたため、乱菊と和解・共闘する。刀獣征伐の折は、自身が一目惚れしてしまった刀獣・鳴之助との悲恋を経験する。
- 鬼灯丸(ほおずきまる)
- 声 - 武虎
- 灰色の肌に筋肉質な大男。普段はどっしりと構えている鷹揚とした人物だが、好戦的な性格から戦いの気構えまで一角と似通っている。
- 見て覚えたのか、一角の「ツキツキの舞」なる珍妙な踊りを一角と同時に踊ることが出来る。
- 他の斬魄刀が持ち主の死神を「主」と呼ぶのに対し、自身の持ち主である一角の事を「相棒」と呼んでいる。
- 本気をだして戦うときは、卍解・龍紋鬼灯丸を使う。卍解が出来るのに、始解のまま無理な戦い方をする一角を諌めるため、実体化した。二度目の交戦で、自身の胸の竜紋が赤く光るほどの本気を出して戦ったが、最後は一角に胸一文字に斬られて、引き分ける形で屈服された。
- 瑠璃色孔雀(るりいろくじゃく)
- 声 - 寺島拓篤
- 両手に孔雀のような羽ものような袖を持ち、頭にはターバンのようなものを巻き、トサカのようなものが付いている。
- 性格・話し方・趣味は弓親に似ており、「死神図鑑」では敵同士なのにもかかわらず意気投合していた。
- 離反した理由は弓親に『藤孔雀』と呼ばれるのを快く思っておらず、その渾名で呼ぶ弓親のことを嫌悪した為。また、弓親と違い人前で自身の能力を使う事を躊躇わない。
- 剣八ひいては十一番隊の事を良く思っておらず、弓親が自分の能力を隠すのは剣八の下にいるせいで自らの美学を穿き違えたからと思っている。
- 一時は能力を活用して善戦したが、弓親の挑発に乗り隙を付かれ、自分と弓親が嫌と言うほどよく似ていると言い屈服された。
- 流刃若火(りゅうじんじゃっか)
- 常に炎で囲まれているため、実体化した本体の姿は不明…というか実態の無い大規模な炎が本体ともとれる。
- 元柳斎が意識と引き換えに張った結界より実体化を免れていたが、覚醒に伴い実体化する。焱熱系最強にして、最古の斬魄刀の名に恥じぬ強大な力の持ち主で、常に炎の海で囲まれ、その威力は絶大で卍解した日番谷の氷でさえ一瞬で溶かしたり村正に切りかかった花天狂骨と双魚理を一気に火の中に沈める程。
- その後、実体化してからは隊長達を現世に行かせまいと足止めするが、元柳斎によって屈服させられた。
- 「死神図鑑」では元柳斎に火起こし・湯沸しなどの雑用に使われていたことが嫌になって、離反したらしいというが…?。
- 瓢丸(ひさごまる)
- 声 - 中川里江
- 村正による斬魄刀反乱事件終結後から登場。黒い丸の右目と縦に入ったメーター状の左目をした丸い顔の小型のロボットのような姿をしている。実力はあるのだが、性格は持ち主に似てドジで鈍臭い。
- 他の斬魄刀とは異なり、持ち主に対して何の不満も抱いていなかったので洗脳されず、斬魄刀に戻ることができなくなった。そのため花太郎に見捨てられたと思い込み、孤独に生きようと決め、地下水路を拠点としながら生活のために四番隊舎から様々なものを盗み出し過ごしてきた。そのため彼が発見される事件解決後まで隊舎内では何者かによる盗難事件として騒がれていた。
- 四番隊隊舎内で頻発する盗難事件の調査のために地下水路にやってきた花太郎・一角、七緒・鬼灯丸と出会い、当初は盗難事件の真犯人として追及を受けるが、突如襲撃した刀獣の攻撃から花太郎を救うために「朱色瓢丸」で刀獣を撃破。これにより花太郎に素性を認知され、自身の誤解も打ち解けるも、事件解決後に地下水路ではぐれてしまい、再び一人ぼっちとなる。
- 技:朱色瓢丸(あけいろひさごまる)
- 対物ライフルのような巨大な砲台を体から用意し、相手が負ったダメージを取り込んで刀身の赤いゲージを溜め、満タンとなることでそのダメージ分の強力な極太ビーム攻撃を放つ。
刀獣
編集斬魄刀反乱事件終結後に出現した、持ち主に屈服されることなく持ち主を失い暴走した一般隊士の斬魄刀。命名は涅マユリ。
特徴として主を失うと精神の均衡を崩して暴走、その際のエネルギーは一般隊士クラスの斬魄刀とはいえ、実力は【卍解】相当に値するとされている。
刀獣の中には持ち主を求めている者、持ち主を失っても自由を謳歌する者など様々な存在がいる。
- 鳴之助(なるのすけ)
- 声 - 岡本信彦
- 痩身で左腕に蛇を模した装身具を着けている青年。性格は臆病で、持ち主だった死神も臆病であった模様。縄のようなものを出現させて、上半身に巻きつかせ、それを操って攻撃する。
- 討伐隊に追い詰められ、止めを刺されそうになったが、彼の素顔を見て一目惚れした灰猫に匿われ、廃屋で生活していた。十三隊に受け入れてもらえるよう掛け合った灰猫の努力も空しく、「刀獣はいずれ理性を失い暴走する」という理には逆らえず暴走。最後は乱菊の目の前で灰猫自身によって討伐され、彼女を恨むことなく刀に戻っていった。
- 霧風(きりかぜ)
- 声 - 木村雅史
- 最後の刀獣。ギリシア神話に出てくるミノタウロスを思わせるような半牛半人。
- 『霧風』は、切っ先が直角に曲がっている。能力は霧化で、己を霧と化し敵の体内に侵入し、力を奪い取る。その能力で他の刀獣を襲い、力を奪い取っていた。
- 風死曰く「稀に存在する、持ち主の死神の力を大きく超えた斬魄刀で、持ち主の死神は邪魔な存在でしかなかった」との事。死神と斬魄刀の共闘による攻撃を受け、最後は恋次の狒骨大砲を受け消滅した。
脚注
編集注釈
編集出典
編集外部リンク
編集- テレビ東京・あにてれ BLEACH - ウェイバックマシン(2012年12月8日アーカイブ分)