JR東海硬式野球部
JR東海硬式野球部(ジェイアールとうかい こうしきやきゅうぶ)は、愛知県名古屋市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである。練習グラウンドは愛知県瀬戸市に所在する(以前は八事球場(山本球場)が練習場だった)。
チーム名(通称) | JR東海 |
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加盟団体 | 日本野球連盟 |
加盟区分 | 企業チーム |
創部 | 1921年 |
チーム名の遍歴 |
名古屋鉄道局(1921年 - 1950年) →名古屋鉄道管理局(1950年 - 1981年) →国鉄名古屋(1981年 - 1987年) →JR東海硬式野球部(1987年 - ) |
本拠地自治体 | 愛知県名古屋市 |
練習グラウンド | 愛知県瀬戸市に所在 |
チームカラー | オレンジ色 |
監督 | 井上裕貴 [1] |
都市対抗野球大会 | |
出場回数 | 31回 |
最近の出場 | 2022年 |
最高成績 | 準優勝(2回) |
社会人野球日本選手権大会 | |
出場回数 | 17回 |
最近の出場 | 2024年 |
最高成績 | 準優勝(1回) |
全日本クラブ野球選手権大会 | |
出場回数 | ※出場資格なし |
概要
編集チームの歴史は1921年に「名古屋鉄道局」として発足したところまでさかのぼる。社会人野球界でも最古参チームの一つである。その後「名古屋鉄道管理局」、「国鉄名古屋」と改称、1987年の国鉄民営化に伴い現在の名称となった。
歴史は長いが、都市対抗・日本選手権いずれも準優勝が最高成績で全国大会を制覇した経験はない。強豪揃いの東海地区の中で全国大会への出場が叶わない時期があったが、2004年に8年ぶりの都市対抗出場を果たし、1勝を挙げた。2011年以降は4年連続で都市対抗への出場を果たし、2015年は東海地区第一代表の座を獲得するなど、近年はチーム力の向上が顕著となっている。
設立・沿革
編集主要大会の出場歴・最高成績
編集- 都市対抗野球 出場31回、準優勝2回(1929年,1930年)
- 日本選手権 出場17回、準優勝1回(2008年)
- JABA静岡大会 優勝1回(2013年)
- JABA日立市長杯選抜野球大会:優勝1回(2018年)
- JABAベーブルース杯争奪大会 優勝2回(1999,2013年)
- JABA岡山大会 優勝1回(2008年)
- JABA富山大会 優勝1回(2012年)
- JABA広島大会 優勝1回(1997年)
- JABA伊勢大会 優勝4回(1993,99,2006,10年)
主な出身プロ野球選手
編集名古屋鉄道局
編集名古屋鉄道管理局
編集国鉄名古屋
編集JR東海
編集- 永井智浩:投手(1997年福岡ダイエーホークスドラフト1位)
- 光原逸裕:投手(2004年オリックス・バファローズドラフト2巡)
- 中山慎也:投手(2005年オリックスバファローズ大学生・社会人ドラフト5巡、退団後の2016年から復帰)
- 伊藤義弘:投手(2007年千葉ロッテマリーンズ大学生・社会人ドラフト4巡)
- 土本恭平:投手(2009年読売ジャイアンツドラフト3位)
- 中村真崇:外野手(退部・退社後、四国アイランドリーグplusの福岡レッドワーブラーズ・香川オリーブガイナーズを経て2011年広島東洋カープ育成ドラフト2位指名)
主な在籍選手・コーチ
編集元プロ野球選手の競技者登録
編集かつて所属していた選手・関係者
編集- 森本進 - 選手として在籍。退部後は皇學館大学の監督を務め、全日本大学野球選手権大会への出場にも導いた。三重テレビ放送の高校野球中継解説者としても活動
- 大矢正成 - 選手、監督として在籍。2013年春から2022年夏までNHKの高校野球中継解説者としても活動。
- 青山眞也 - 選手、監督として在籍。2002年社会人ベストナイン(外野手)。2022年よりNHKの高校野球中継解説者に就任した。
- 廣畑実 - 選手として在籍。退部後は野球塾を運営し、「ミノルマン」として野球指導系YouTuberとしても活動。
- 秋葉知一 - 選手として在籍。日産自動車から移籍。
- 久保恭久 - 監督として在籍(2018年 - 2022年11月)。
脚注
編集- ^ “JR東海野球部 新監督に井上氏”. 交通新聞 電子版 (2022年12月9日). 2023年2月4日閲覧。