HAWKSベースボールパーク筑後のソースを表示

{{野球場情報ボックス 
| スタジアム名称 = HAWKSベースボールパーク筑後 
| 愛称 = HAWKS Baseball Park Chikugo 
| 画像 = [[File:HAWKS Baseball Park Chikugo.jpg|300px|メイン球場]]<br />{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point|marker=baseball}}
| 所在地 = [[福岡県]][[筑後市]]大字津島字九反坪757番他
| pushpin_map = Japan Fukuoka
| 緯度度 = 33 | 緯度分 = 10 | 緯度秒 = 49.9 | N(北緯)及びS(南緯) = N 
| 経度度 = 130 |経度分 = 29 | 経度秒 = 24.6 | E(東経)及びW(西経) = E
| 地図国コード = JP
| 開場 = [[2016年]]<br/>（2016年3月（ホークススタジアム筑後第二天然芝部分は同年[[6月30日]]）竣工） 
| 土地所有者 = [[タマホーム]]→筑後市 
| 施設所有者 = [[福岡ソフトバンクホークス]] 
| 管理・運用者 = 福岡ソフトバンクホークス
| グラウンド = ホークススタジアム筑後：ミズノ社製[[芝|人工芝]] |<br/>ホークススタジアム筑後第二：土、[[芝|天然芝]] 
| 照明 = ホークススタジアム筑後：6基 <br/>ホークススタジアム筑後第二：なし
| 設計者 = [[久米設計]]、[[大成建設]] 
| 建設者 =  大成建設
| 使用チーム、大会 = [[福岡ソフトバンクホークス]]（[[福岡ソフトバンクホークス (ファーム)|二軍、三軍]]、2016年 - ）  
| 収容能力 = 3,113人 
| 規模 = ホークススタジアム筑後：両翼 - 100 m  <br /> 中堅 - 122 m 
| フェンスの高さ = ホークススタジアム筑後：5.8 m
}}{{maplink2|frame=yes|zoom=8|frame-width=300
|type=point|type2=point
|marker=baseball|marker2=baseball
|coord={{coord|33.180528|130.490167}}|title=HAWKSベースボールパーク筑後
|coord2={{coord|33.595333|130.362}}|title2=福岡ドーム
|frame-latitude=33.401419|frame-longitude=130.429355|text=福岡ドーム（上）と当球場（下）の位置関係}}
'''HAWKSベースボールパーク筑後'''（ホークスベースボールパークちくご）は、[[福岡県]][[筑後市]]津島の[[筑後広域公園]]内にある[[野球場]]。[[2016年]][[3月]]より[[日本プロ野球|プロ野球]]・[[福岡ソフトバンクホークス]]が[[福岡ソフトバンクホークス (ファーム)|二軍・三軍・四軍]]の[[専用球場]]（本拠地）及び練習場等として使用している。

== 概要 ==
[[2016年]]2月に選手寮や屋内練習場が竣工、2016年3月15日に「ホークススタジアム筑後」が竣工。[[こけら落とし]]は3月19日の[[ウエスタン・リーグ]]公式戦「ソフトバンク対[[広島東洋カープ (ファーム)|広島]]」となる。「ホークススタジアム筑後第二」は天然芝部分がやや遅れ6月に竣工。球団が総工費50〜60億円をかけて「ホークススタジアム筑後」、「ホークススタジアム筑後第二」、屋内練習場、クラブハウス、選手寮を建設。敷地約7万1643m{{sup|2}}2、建築面積は約1万200m{{sup|2}}、延床面積は約1万5300m{{sup|2}}。[[孫正義]]オーナーの「一軍も練習できる場所であるべきだ」と言う考えによりファーム本拠地でありながら本格的な環境が整備され<ref>{{Cite web|和書|url= https://web.archive.org/web/20131226050228/http://mainichi.jp/sports/news/20131226k0000m050119000c.html |title=ソフトバンク:ファーム移転先、最終候補地に福岡県筑後市 |publisher=毎日新聞 |date=2013-12-25|accessdate=2015-09-19}}</ref>、「ホークススタジアム筑後」は[[福岡ドーム]]と同等の広さを持つ両翼：100m、中堅122m、フェンス高さ5・8m、座席数約3000席の人工芝球場となる。座席には[[フィールドシート]]、プレミアムシートも用意される他、バックネット裏部分はファーム球場では珍しく全席指定席となる。球場の最高高さは16・2m。そして従来の雁の巣球場（両翼：98m、中堅：122m、フェンス高さ3・0m、座席数458席・芝生席）には無かったナイター照明は「ホークススタジアム筑後」完備されている。

屋内練習場は65m×65m・屋根高さ23・0m・防球ネット18・0m・延べ5806m{{sup|2}}と従来の西戸崎（50m×50m）より広く、バッティングマシーンは4レーン設置される。そのうち2レーンは自動で打った球がマシンへ戻るバッティングセンター仕様。合宿寮は延べ1924m{{sup|2}}の3階建てで42人宿泊可能で練習に訪れた一軍選手の宿泊も想定している。クラブハウスは延べ2070m{{sup|2}}で100人分のロッカーを設置し<ref>{{Cite web|和書|url= http://qbiz.jp/article/71392/1/ |title=タカファーム新本拠地、驚きの充実設備　サブグラウンドも天然芝 |publisher=西日本新聞 |date=2015-09-25|accessdate=2015-09-27}}</ref>、トレーニング用小型流水プールも設置される<ref>{{Cite web|和書|url= https://nikkankensetsukogyo2.blogspot.com/2015/01/blog-post_10.html |title=福岡ソフトバンクホークス／ファーム本拠地球場新築（福岡県筑後市）が起工 |publisher=日刊建設工業新聞 |date=2015-01-14|accessdate=2015-09-19}}</ref>。その他構想段階のもので孫オーナーのアイデアで科学的な練習の導入や<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20131226-1236125.html |title=ソフトＢファーム新本拠候補に筑後市 |publisher=日刊スポーツ |date=2013-12-26|accessdate=2015-09-19}}</ref>、ファンサービス面でアトラクション設備の導入が検討されている<ref>{{Cite web|和書|url= https://web.archive.org/web/20150928133943/http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/218211/ |title=ソフトバンク新二軍施設は“ミニ遊園地” |publisher=東京スポーツ |date=2013-12-26|accessdate=2015-09-19}}</ref>。2014年9月29日に開かれた地元説明会において駐車場は一般来客用240台(後に300台へ計画変更）<ref>{{Cite web|和書|url= https://ameblo.jp/faxstf/entry-12082440167.html |title=ファーム本拠地の地元説明会 |publisher=筑後市議会議員北島いちお |date=2015-10-09|accessdate=2015-09-19}}</ref>＋関係者用120台＋大型バス用5台分のスペースが整備され、その他に売店も設置される<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.asahi.com/articles/ASH1953TKH19TGPB00J.html |title=福岡）メイン球場は３千席　ホークスファーム新本拠着工 |publisher=朝日新聞 |date=2015-01-10|accessdate=2015-09-19}}</ref>。

浸水想定区域に建設されているため用地造成時に60cmの嵩上げが行われている。降雨対策としては1時間に50ミリの雨でも対応できる吸収力の高い人工芝をメーン球場に利用、800t＋1000tの調整池も地下に設置する予定<ref>{{Cite web|和書|url= https://ameblo.jp/faxstf/entry-11932114731.html |title=ファーム本拠地の地元説明会 |publisher=筑後市議会議員北島いちお |date=2014-09-29|accessdate=2015-09-19}}</ref>。球場建設に合わせて最寄り駅となる[[筑後船小屋駅]]周辺道路の拡張工事も進められており、こちらは「ホークス公園通り」と命名されている<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.data-max.co.jp/270817_dm1509/ |title=筑後船小屋でSB二軍球場建設進む。高まる地元の期待 |publisher=データマックス |date=2015-08-17|accessdate=2015-09-27}}</ref>。

2016年は53試合が行われ11万737人が観戦に訪れた。これは当初見込みの8万人を大きく上回り、そのうち12試合では満席となる順調な滑り出しとなった。アンケートによると市外からの観客が8割を占め、そのうち25％は初めて筑後市を訪れたという高い集客効果が現れている<ref>{{Cite web|和書|url= https://mainichi.jp/articles/20160924/ddl/k40/050/515000c |title=タマスタ観客数好調　ホークスのファーム、筑後のメイン球場　今季約１２万人、昨季「雁の巣」の４倍　／福岡 |publisher=毎日新聞 |date=2016-09-24|accessdate=2017-07-02}}</ref>。

交通アクセスは筑後船小屋駅が徒歩3分の位置に隣接しており、自動車では[[九州自動車道|九州道]][[八女インターチェンジ|八女IC]]から約5キロの位置にあり、福岡市内からは約1時間ほどでアクセスが可能となっている。その一方、雁ノ巣時代に比べて福岡ドームとの距離が大きく広がったことや<ref>[https://full-count.jp/2017/12/12/post97491/ 「キツかった」ホークス上林が悩まされた“通勤苦”　改善直訴に秘める思い] full-count 2017年12月12日</ref>、球場周辺に飲食店などの施設がほとんど存在しないことから選手からは不満も生じており、2017年シーズンの契約更改では主力選手から改善を訴える声も出ている<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/12/20/kiji/20171219s00001000158000c.html １２球団随一の施設が…ソフトＢ主力が訴えた「筑後」の課題] スポーツニッポン 2017年12月20日</ref>。

== 名称 ==
名称決定まではファーム本拠地球場（仮称）で事業が推進されていたが<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkansports.com/baseball/news/1540003.html |title=ソフトバンクが来年３月筑後市にファーム本拠地移転 |publisher=日刊スポーツ |date=2015-09-18|accessdate=2015-09-19}}</ref>、2015年[[9月29日]]本拠地の施設名称「'''HAWKSベースボールパーク筑後'''」、メインスタジアムの名称「'''ホークススタジアム筑後'''」（ホークススタジアムちくご）、サブグラウンドの名称「'''ホークススタジアム筑後第二'''」（ホークススタジアムちくごだいに）と決定した。<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/12556.html |title=新ファーム施設は「HAWKS　ベースボールパーク筑後」に決定！ |publisher=福岡ソフトバンクホークス |date=2015-09-29|accessdate=2015-09-29}}</ref>「HAWKSベースボールパーク筑後」の商標は2015年7月21日福岡ソフトバンクホークスにより出願されている<ref>商願2015-069507</ref>。なおメインスタジアムについては筑後市発祥の大手住宅会社・[[タマホーム]]が[[命名権]]を取得し、「'''タマホーム スタジアム筑後'''」（タマホーム スタジアムちくご、略称：タマスタ筑後）の愛称で使用される<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/12774.html |title=福岡ソフトバンクホークス、ファームメインスタジアム「'''タマホーム スタジアム筑後'''」に決定 |publisher=福岡ソフトバンクホークス |date=2015-11-23|accessdate=2015-12-06}}</ref>。

== 球場概要 ==
[[File:HAWKS Baseball Park Chikugo02.jpg|thumb|230px|メイン球場と屋内練習場]]
[[File:HAWKS Baseball Park Chikugo03.jpg|thumb|230px|駐車場よりグラウンドを望む]]
=== ホークススタジアム筑後（全体） ===
* 敷地面積：71,643.85m{{sup|2}}（21,654.48坪）
* 建築面積：11,898.18m{{sup|2}}（3,599.18坪）
* 延床面積：15,612.66m{{sup|2}}（4,722.81坪）
* 構造・階数：RC造 3F　軒高：22.7m　最高高さ：23.2m　掘削深さ：3.1m
**（メインスタジアム：16.6m、室内練習場：23.2m、寮：11.4m）
* 仕上概要
**外壁：化粧打放しコンクリート、撥水材+クリア塗装
**内部：ゴムタイル、化粧打放、クロス貼、塗装、岩綿吸音板、クロス
**設備：受変電、給排水、スコアーボード、ナイター照明、ELV1基
**体育施設：防球ネット、ラバーフェンス、人工・天然芝、クレイ舗装<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/12552.html |title=福岡ソフトバンクホークス、ファーム本拠地球場の施設総称を決定 |publisher=福岡ソフトバンクホークス |date=2015-09-29|accessdate=2015-09-29}}</ref>

=== メイン球場（タマホーム スタジアム筑後） ===
* グラウンド面積：約1.3ヘクタール
* 両翼：100m、中堅：122m
* 内野：外野：[[芝|人工芝]]
* スコアボード：LEDビジョン（PayPayドームとほぼ同じもので、動画可能。スコアは9回まで。10回以後は1イニングスずつずらして継ぎ足し）
* ナイター照明：6基
* 収容人員：3,113人
**内訳
***フィールドシート　196人
***[[みずほ銀行|MIZUHO]]プレミアムシート　361人
***内野指定席　1284人
***内野自由席　1144人
***グループシート（5人1組）　110人
***車いすゾーン　6人+付添人席12人
**:※外野席はなし

=== ホークススタジアム筑後第二（サブ球場） ===
* グラウンド面積：約1・3ヘクタール
* 両翼：100m　中堅：120m
* 内野：土、外野：[[芝|天然芝]]
* スコアボード：あり（チーム名、イニング、カウント表示のみ）
* ナイター照明：なし
* 収容人員：70（バックネット裏のみ）

=== 屋内練習場 ===
* 施設面積：延べ5806m{{sup|2}}（65m×65m）
* 屋根高さ：23・0m
* 防球ネット高さ：18・0m
* バッティングマシン：4レーン
* ブルペン：6カ所

=== 合宿寮 ===
* 施設面積：延べ1924m{{sup|2}}
* 階建：3階建て
* 宿泊可能人数：42人

=== クラブハウス ===
* 施設面積：延べ2070m{{sup|2}}
* 設備：トレーニング用流水プール
* ロッカー：100人分

=== その他施設 ===
* 駐車場：一般用300台、関係者用120台、大型バス用5台
* 売店（ファン's テラス）

==建設までの経緯==
当時本拠地として使用していた[[福岡市雁の巣レクリエーションセンター野球場]]は[[国有財産|国有地]]の上に福岡市の施設が建ち、[[環境省]]所管の[[一般財団法人]][[公園#公園財団|公園財団]]が[[指定管理者]]となっているために権利関係が複雑になっており、球団の手で老朽化対策の設備改修や売店拡張といった対応が困難であった。また西戸崎合宿所（室内練習場、選手寮）は雁の巣と約7キロ離れて往来に不便な事や近隣に住宅地や老人ホームがあり[[騒音問題]]への配慮で夜間に自主練習が行えず、一般客用の駐車場スペースがなく見学客の周辺への駐車問題等の課題を抱えていた。さらにソフトバンクホークスは2011年のシーズンより3軍制を導入したが<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/6559.html |title=2011年コーチングスタッフおよび3軍制導入について |publisher=ソフトバンクホークス |date=2010-10-30|accessdate=2015-09-19}}</ref>、手狭で[[福岡工業大学|福工大]]や[[県営春日公園野球場|春日]]、[[小郡市野球場|小郡]]といった福岡県内の外部野球場を借りてしのぐ状態となり、サブグラウンドが望まれることからファーム本拠地を移転する構想が浮上した。

福岡市側は「集客効果は福岡市が一番条件がそろっている」と引き留めに自信を見せていたが2013年8月2日移転先候補地の募集が行われた<ref>{{Cite web|和書|url= http://qbiz.jp/article/21516/1/ |title=ホークス、ファーム新球場を公募　「雁の巣」撤退も |publisher=西日本新聞 |date=2013-08-03|accessdate=2015-09-19}}</ref>。
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|+募集条件<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/10033.html |title=ファーム本拠地用地の募集について |publisher=ソフトバンクホークス |date=2013-08-02|accessdate=2015-09-19}}</ref>
|-
|利用可能面積
|おおむね40,000〜60,000m{{sup|2}}（12,100〜18,150坪）の土地<br/>可能な限り分割がされていない土地
|-
|立地条件
|[[福岡ドーム]]をはじめとする既存球団施設からの移動にかかる所要時間および、土地へのアクセスの利便性<br/>高速道路の最寄りICからおおむね20分圏内であること<br/>鉄道の最寄駅からの交通手段が確保できること
|-
|土地の状況
|造成済または、粗造成済の平坦な更地
|-
|土地利用可能期間
|2015年秋を目処として竣工し、その後の数ヶ月間の試用期間を経た後、2016年シーズンからの本格使用が見込まれること<br/>20年以上継続して利用可能な土地
|-
|賃貸の可否
|賃貸契約が可能（もしくは検討が可能であること）
|-
|提案者の要件
|土地の所在する地方自治体（但し、当該地方自治体の所有する土地に限定しない）
|}
これに呼応して5県34自治体（[[福岡県]][[北九州市]]、[[福岡市]]、[[筑後市]]、[[宮若市]]、[[大牟田市]]、[[飯塚市]]、[[八女市]]、[[小郡市]]、[[筑紫野市]]、[[宗像市]]、[[古賀市]]、[[福津市]]、[[うきは市]]、[[嘉麻市]]、[[朝倉市]]、[[糸島市]]、那珂川町（現・[[那珂川市]]）、[[志免町]]、[[須恵町]]、[[久山町]]、[[粕屋町]]、[[遠賀町]]、[[苅田町]]、[[小竹町]]、[[鞍手町]]、[[佐賀県]][[唐津市]]、[[多久市]]、[[嬉野市]]、[[長崎県]][[雲仙市]]、[[熊本県]][[荒尾市]]、[[菊池市]]、[[八代市]]、[[和水町]]、[[大分県]][[中津市]]）が名乗りを上げ誘致合戦となったが<ref>{{Cite web|和書|url= https://web.archive.org/web/20160304071941/http://www.sankei.com/life/print/130918/lif1309180003-c.html |title=鷹ファーム移転に３４自治体立候補　狙うは知名度向上 |publisher=産経新聞 |date=2013-09-18|accessdate=2015-09-19}}</ref>、9月25日の一次審査で北九州市の[[門司競輪場|門司競輪場跡地]]、福岡市の[[福岡アイランドシティ|アイランドシティ]]、筑後市の[[筑後船小屋駅]]および[[筑後広域公園]]隣接地、宮若市の[[ノリタケカンパニーリミテド|ノリタケ工場跡地]]の4市に絞りこまれた<ref>{{Cite web|和書|url= http://qbiz.jp/article/24143/1/ |title=ホークス２、３軍の新本拠地、福岡の４市に絞り込み　１次審査で３０自治体落選 |publisher=西日本新聞 |date=2013-09-26|accessdate=2015-09-19}}</ref> のち、2013年12月25日筑後市が選定され<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/10408.html |title=ファーム本拠候補地の決定について |publisher=ソフトバンクホークス |date=2013-12-25|accessdate=2015-09-19}}</ref>、2014年3月27日調印式が行われた<ref>{{Cite web|和書|url= http://hunter-investigate.jp/news/2014/03/post-469.html |title=ホークス誘致の舞台裏　筑後市・中村征一市長インタビュー（上） |publisher=ニュースサイトHUNTER |date=2014-03-28|accessdate=2015-09-19}}</ref>。

土地は[[タマホーム]]や民有地を筑後市が10億円で買い取り、球団側に20年間無償貸与される<ref>{{Cite web|和書|url= https://web.archive.org/web/20141231072907/http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/sports/hawks/20141224-OYS1T50005.html |title=タカファームに人工芝メイン球場　５０００人観客席 |publisher=読売新聞 |date=2014-12-24|accessdate=2015-09-19}}</ref>。4億5千万円かけて土地を造成した上に、ソフトバンクが総工費50〜60億を負担して施設を建設する。なおタマホームは誘致のために[[ホテル]]建設に意欲を見せるとともに<ref>{{Cite web|和書|url= http://qbiz.jp/article/29605/1/ |title=タマホーム会長、ホテル建設意欲　「新ファームは県南の核」 |publisher=西日本新聞 |date=2013-12-26|accessdate=2015-09-19}}</ref>、5ヘクタールの所有地を市へ無償貸与する申し出を行っているが、また貸しを避けるために筑後市が買い取る運びとなった<ref>{{Cite web|和書|url= http://hunter-investigate.jp/news/2014/03/post-473.html |title=ホークス誘致で膨らむ「夢」 課題克服に全力傾注　― 筑後市・中村征一市長インタビュー（下） |publisher=ニュースサイトHUNTER |date=2014-03-31|accessdate=2015-09-19}}</ref>。

2014年12月筑後市とソフトバンクホークス間で賃貸契約が締結された<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.fukuoka-keizai.co.jp/content/asp/week/week.asp?PageID=3&Kkiji=5236 |title=ＪＲ筑後船小屋駅西側のホークスファーム着工へ　筑後市 2016年春供用開始予定 |publisher=ふくおか財界 |date=2014-12-24|accessdate=2015-09-19}}</ref>。

== 交通 ==
[[File:HAWKS Baseball Park Chikugo04.jpg|thumb|230px|入口より筑後船小屋駅を撮影<br>（背後を新幹線が通過している）]]
* [[九州旅客鉄道|JR]][[九州新幹線]]・[[鹿児島本線]][[筑後船小屋駅]]より徒歩3分、または[[羽犬塚駅]]より徒歩40分
* [[九州自動車道]][[八女インターチェンジ|八女IC]]より車で9分、または[[みやま柳川インターチェンジ|みやま柳川IC]]より車で10分
* [[八女インターチェンジ#八女バスストップ|八女インター高速バスストップ]]よりタクシーで9分、または[[堀川バス]]羽矢線10分で羽犬塚駅を経由し電車で4分
** 高速バス[[フェニックス号]]（各停のみ）（[[西鉄天神高速バスターミナル]]〜[[久留米インターチェンジ#久留米バスストップ|久留米バスストップ]]〜'''八女バスストップ'''〜[[八代インターチェンジ#停車するバス路線|八代バスストップ]]〜[[宮崎駅]]）
** 高速バス[[ごかせ号]]（[[博多バスターミナル]]〜久留米バスストップ〜'''八女バスストップ'''〜[[山都町#バス|山都町]]〜[[高千穂町#バス|高千穂バスセンター]]〜[[延岡駅前バスセンター]]）
** 高速バス[[ひのくに号]]（植木IC経由）（博多バスターミナル〜[[広川サービスエリア|広川バスストップ]]〜'''八女バスストップ'''〜[[植木インターチェンジ|植木IC]]〜[[熊本桜町バスターミナル|桜町BT]]）
** 高速バスひのくに号（各停）（[[福岡空港]]〜[[広川サービスエリア|広川バスストップ]]〜'''八女バスストップ'''〜[[瀬高バスストップ]]〜桜町BT）
** 高速バス[[西鉄バス大牟田#荒尾・大牟田 - 福岡空港線|福岡空港 - 大牟田・荒尾線]]（福岡空港〜広川バスストップ〜'''八女バスストップ'''〜瀬高バスストップ〜[[大牟田駅]]〜[[荒尾駅 (熊本県)|荒尾駅]]）
** 高速バス[[桜島号]]（博多バスターミナル〜久留米バスストップ〜'''八女バスストップ'''〜[[鹿児島空港南バスストップ]]〜[[鹿児島港#高速バス|鹿児島本港〈高速船ターミナル〉]]）
* [[西鉄バス久留米]]50系統・羽犬塚-久留米「筑後船小屋駅前バス停」より徒歩数分

== 周辺 ==
* [[筑後船小屋駅]]
* [[筑後広域公園]]
* [[船小屋温泉]]
* [[西鉄バス久留米・筑後車庫]]
* [[ゆめタウン|ゆめモール筑後]]

== 脚注・出典 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[日本の野球場一覧]]

== 外部リンク ==
* [http://www.softbankhawks.co.jp/farm/ ファーム | 福岡ソフトバンクホークス]
* {{Twitter|HAWKS_chikugo|タマスタ筑後公式(SBH)}}
* [http://www.softbankhawks.co.jp/farm/construct/ タマスタ筑後 完成までのあゆみ | 福岡ソフトバンクホークス]
* [https://www.city.chikugo.lg.jp/shisei/_12361.html 「HAWKSベースボールパーク筑後」関連情報|筑後市公式ホームページ]
* [https://www.ajpark.jp/ 福岡県営 筑後広域公園]

{{S-start}}
{{本拠地の変遷|[[福岡市雁の巣レクリエーションセンター野球場]]|1989|2015|[[福岡ソフトバンクホークス (ファーム)|福岡ソフトバンクホークス二軍]]|2016|現在|n/a| | }}
{{S-end}}
{{日本プロ野球の本拠地野球場}}
{{デフォルトソート:ほおくすへえすほおるはあくちくこ}}
[[Category:福岡県の野球場]]
[[Category:日本プロ野球の本拠地野球場]]
[[Category:福岡ソフトバンクホークス]]
[[Category:筑後市の建築物]]
[[Category:2016年開設のスポーツ施設]]