アルス (秋田市)
秋田ステーションビル アルス ALS | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒010-8530 秋田県秋田市中通七丁目2番1号 |
座標 | 北緯39度43分4.3秒 東経140度7分43.4秒 / 北緯39.717861度 東経140.128722度座標: 北緯39度43分4.3秒 東経140度7分43.4秒 / 北緯39.717861度 東経140.128722度 |
開業日 | 1986年7月4日[1] |
正式名称 | 秋田ステーションビル アルス |
施設所有者 | 秋田ステーションビル株式会社 |
施設管理者 | 秋田ステーションビル株式会社 |
店舗数 | 37店 |
営業時間 |
10:00 - 20:00(アルス) 7:00 - 22:00(スターバックス) |
駐車台数 | 200台 |
最寄駅 | 秋田駅 |
秋田ステーションビル アルス(あきたステーションビル アルス、ALS)は、秋田ステーションビルが運営するショッピングモール。
概要
[編集]秋田駅に隣接するホテルメトロポリタン秋田の地下1階から2階部分に設けられた商業空間で、駅とは2階の連絡通路で結ばれている。
2010年(平成22年)1月から2月にかけて、10年ぶりの売り場改装を実施[2]。9店が新規出店、既存店舗10店が改装や移転、計37店で2月26日にグランドオープンした[2]。若い女性をターゲットにした新規店舗を1階正面入り口付近に配置し、ミセス層向けの既存店を奥に移動[2]。2階には電車待ちの客が気軽に立ち寄れる雑貨店などを配置した[2]。
2023年(令和5年)春から夏にかけて、駅周辺で新築マンションの建設が相次ぎ、エリアの内の人口が増えていることを踏まえ、売り場機能を強化することを狙い、地下1階全体を食料品売り場に一新するほか、館内のバリアフリー化を図るリニューアルを実施[3]。3月28日に計14店が改装し、1階・2階がリニューアルオープン[4]。店舗奥にあったエスカレーターを撤去し、1箇所に集約[4]。動線を整理して周遊しやすくし、1階にイベントスペースを設けた[4]。
同年11月29日には地下1階が、食の専門店街「えきちかマルシェ」としてリニューアルオープン[5]。全国47都道府県の特産品が並ぶセレクトショップ「いなとかくらす」や、野菜や果物、精肉・惣菜、和惣菜・弁当、おにぎり販売などの専門店が出店[5]。また、大仙市大曲のラーメン店「中華そば今野」の冷凍ラーメンを販売する自動販売機1台も設置された[6]。秋田ステーションビルは、首都圏のアンテナショップのように、各地の良いものを発見する場にすると共に、マルシェでの買い物をきっかけに駅前を周遊することで、中心市街地活性化に貢献したい、としていた[5]。オープン当初は来店客でにぎわっていたがが、次第に客足は減少[7]。事業継続が困難になったため、2024年(令和6年)6月30日をもって、営業を休止することになった[7]。オープン後に選定予定だった鮮魚や日配食品の店舗が、スタッフの人材不足や物流ルートの確保などを理由に進まなかった[7]。出店している事業者も、物価高による消費の低迷や物流コストの上昇で、厳しい経営状況になり、4月ごろから休業を検討していた[7]。7月以降、アルス地下1階の活用方針は決まっていない。現在営業している一部店舗は、別フロアや、隣接の駅ビル「トピコ」に移転して営業を続ける[8]。
歴史
[編集]- 1986年(昭和61年)7月4日 - 「秋田ターミナルホテル(現ホテルメトロポリタン秋田)」「アルス」営業開始[1]。
- 2000年(平成12年)9月30日 - 「おしゃれかん アルス」として全館リニューアルオープン。
- 2003年(平成15年)
- 4月1日 - 秋田県での第1号店となる「スターバックスコーヒー秋田アルス店」オープン。
- 5月29日 - 北東北では初出店となる「マツモトキヨシ秋田駅ビルALS店」オープン。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 秋田ステーションデパート株式会社と秋田ターミナルビル株式会社が合併し、秋田ステーションビル株式会社に商号変更。
- 2006年(平成18年)4月29日 - 「無印良品秋田アルス店」オープン[9]。
- 2007年(平成19年)7月1日 - 北改札口をメトロポリタン口に改称。
- 2010年(平成22年)
- 2013年(平成25年)4月1日 - スターバックスコーヒー、無印良品、マツモトキヨシにて「Suica」での電子決済サービスを開始[10]。
- 2020年(令和2年)11月13日 - 翌年5月12日までの期間限定で、2階に「東急ハンズトラックマーケット秋田アルス店」オープン。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
店舗
[編集]関連項目
[編集]- 秋田オーパ(地下1階で接続)
- フォンテAKITA
- 秋田中央ビルディング
脚注
[編集]- ^ a b “秋田ターミナルビル 4日オープン”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1986年7月1日)
- ^ a b c d e f g 恩田真太郎「秋田初ブランド開店 アルス」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2010年2月27日、4面。
- ^ 舘岡朋美「JR秋田駅前 「アルス」全館リニューアルへ 来年春から夏にかけて 地下1階は食料品売り場に」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2022年11月15日、4面。
- ^ a b c d 舘岡朋美「「アルス」改装オープン JR秋田駅前 地下は引き続き工事」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2023年3月29日、4面。
- ^ a b c d 石川彩乃「えきちかマルシェ始動 アルス地下1階 ご当地食材豊富 新装開店、初日から盛況」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2023年11月30日、4面。
- ^ 佐藤拓「冷凍ラーメン自販機を増設 大仙市・中華そば今野 秋田市にも展開へ」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2023年11月26日、19面。
- ^ a b c d e f 石川彩乃「秋田駅前「アルス」 オープン7ヶ月 えきちかマルシェ休業 今月末、客足伸び悩む」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年6月18日、4面。
- ^ “秋田駅専門店街休止へ 「えきちかマルシェ」 客足伸び悩み ”. 読売新聞オンライン (2024年6月20日). 2024年6月21日閲覧。
- ^ 「無印良品 秋田アルス 4月29日(土) オープン」株式会社良品計画、2006年4月27日。
- ^ 「秋田駅ビル『トピコ&アルス』で4月1日より Suica をご利用いただけます」東日本旅客鉄道株式会社秋田支社 秋田ステーションビル株式会社、平成25年3月15日。
- ^ 「秋田市中心部 広く冠水 歩道崩落、救急診療停止 県内記録的大雨」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2023年7月17日、1面。
- ^ “アルスえきちかマルシェ「中華そば今野 ど冷えもん」営業終了のお知らせ”. ALS&Topico. 秋田ステーションビル. 2024年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月19日閲覧。