Appleは、「iOS 18.3」の公開から数週間後の米国時間2月10日、「iOS 18.3.1」をリリースした。今回のアップデートでは、「極めて高度な攻撃」で悪用された可能性がある問題を修正したという。したがって、誰もが今すぐアップデートを適用すべきだ。
アップデートするには、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から「今すぐインストール」をタップし、画面の指示に従う。
Appleのリリースノートによると、iOS 18.3.1は、ロックされたデバイスのUSB制限モードを物理的な攻撃で無効にされかねないセキュリティ上の問題を修正した。
USB制限モードを有効にした場合、iPhoneがロックされてから1時間以上たつと、Lightningポート経由でUSBアクセサリーを接続できなくなる。NordVPNによると、この機能は他人がユーザーのデータにアクセスするのを防ぐのに役立ち、Lightningポートに接続するハッキングツールをブロックできる。
Appleは、この問題が特定の個人に対して悪用された可能性があるとしている。自分が標的ではないとしても、自分自身とデータを最大限に保護するために、今すぐアップデートを適用すべきだ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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