「Slack」で2月26日深夜から障害が発生していたが、27日午前9時台に同社が復旧を報告した。
Slackがダウンしているという報告が、27日午前0時頃にDowndetectorに寄せられ始めた(Downdetectorは米CNETと同じくZiff Davisが所有している)。Slackのステータスページによると、同社は午前0時27分にこの問題について初めて投稿し、一部のユーザーがSlackの使用や読み込みに問題を抱えていることを認識していると述べた。
この障害は、接続、メッセージ、ログイン、ワークフロー、アプリ、連携、APIに影響したようだ。筆者のテストでは、ブラウザーではSlackを読み込めなかったが、デスクトップアプリとモバイルアプリは正常に動作した。一方、Downdetectorによると、米国でアプリに問題があると報告しているユーザーは60%だが、ウェブサイトに問題があると報告しているユーザーは17%にとどまっており、障害の状況はさまざまである可能性がある。
午前4時5分に投稿された最新の更新情報には次のように書かれている。「現在も問題の原因を調査中であり、ワークフロー、メッセージ送信、スレッド、API関連機能など、影響を受けた機能の復旧に取り組んでいる。ユーザーはログインを試みる際に引き続き問題に遭遇する可能性がある」
さらに、午前4時35分に更新があり、「現時点では追加の情報はないが、できるだけ早く通常の状態に戻すことに集中している」と発表された。
5時34分、同社は原因を特定したことを明らかにし、引き続き問題の解消に取り組んでいるとした。
8時18分の更新情報では、「メッセージの送信、ワークフロー、スレッド、API関連機能など、影響を受けたSlackの機能を復旧すべく引き続き取り組んでいる。進展があり次第、お知らせする」としていた。
9時42分には、影響を受けたすべての機能が復旧したことを報告。問題が継続している場合はCommand+Shift+R(Macの場合)またはCtrl+Shift+R(Windows/Linuxの場合)を使ってSlackをリロードするよう推奨している。
【更新】(2月27日午前10時56分)障害が解消したため、タイトルおよび本文を更新しました。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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