CULTURE

「虎ノ門ヒルズ」が2023年秋に全面開業へ

重松象平氏がデザインした虎ノ門ヒルズ ステーションタワーが7月に竣工、OMAとして都内では初の大規模建築

CULTURE2023.01.29

2023年1月29日初掲、3月4日画像更新

大規模再開発「虎ノ門ヒルズ」[*1]を構成する高層ビルの1つで、虎ノ門1・2丁目地区にて進行中の〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉に関して、森ビルが続報を発表。同タワーは今夏に竣工し、2023年秋に開業予定とのこと。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

ステーションタワー全景現況(2023年1月4日撮影 提供:森ビル)

同再開発エリアは、2014年に開業した〈虎ノ門ヒルズ 森タワー〉に始まり、2020年1月に〈虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー〉、2022年1月には〈虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー〉の合わせて3つが竣工しており、これに続く、最後の竣工が〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉です。虎ノ門ヒルズでは最も高い、高さ約266mの多用途複合超高層タワーとなります。

虎ノ門ヒルズ エリア鳥瞰

ステーションタワーの立地は「虎ノ門ヒルズ」全体の敷地では西側に位置し、前述の3つのタワーとは港区を南北に貫く桜田通りを挟んで対します。
街区は大きく3つに分類され、A-1街区に〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉が竣工。その両脇に、低層の〈グラスロック〉と〈虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス〉を従えて、今秋にグランドオープンを迎える予定です。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 街区

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉の開業により、大規模再開発プロジェクト「虎ノ門ヒルズ」の区域面積は約7.5ha、延床面積は約80万m²に拡充されます。
多様な都市機能に加えて、道路や鉄道(地下鉄日比谷線)などの交通インフラとも一体化した、森ビルを象徴する既存の「六本木ヒルズ」に匹敵するスケール[*2]とインパクトを誇る”国際新都心・グローバルビジネスセンター”が完成を迎えます。

虎ノ門ヒルズ エリアMAP

虎ノ門ヒルズ エリアMAP

虎ノ門ヒルズ エリアMAP

エリアMAP / 街区を越えてつながるよう計画されている「虎ノ門ヒルズ」

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉ほか施設概要

計画名称:虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者:虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目、2丁目の一部
施行地区面積:約2.2ha

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉
街区:A-1
規模:地上49階+地下4階
建物高さ:約266m
延床面積:約236,640m²
用途:事務所、店舗、ホテル(客室数205室)、情報発信拠点、駐車場など
・地下2階〜地上7階:「T-マーケット」、「BAYCREW’S STORE TOKYO(仮称)」、ウェルビーイング総合施設など商業施設
・1階、11階〜14階:〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉アンバウンド コレクション by Hyatt
・9階、10階、15階〜44階(計32フロア):オフィス

虎ノ門ヒルズ

ステーションタワー全景現況(2023年1月12日撮影 提供:森ビル)

〈グラスロック〉
街区:A-2
規模:地上4階+地下3階
建物高さ:約30m
延床面積:約8,800m²
用途:店舗、駐車場など

〈虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス〉
街区:A-3
規模:地上12階+地下1階
建物高さ:約59m
延床面積:約8,100m²
用途:事務所、住宅、店舗、駐車場 等

タワー構造:S造(一部SRC造及びRC造)
基本設計:森ビル 一級建築士事務所
実施設計:森ビル 一級建築士事務所

デザイン:重松象平 / OMA
施工:鹿島建設、きんでん、三建設備工業、日立ビルシステム
着工:2019年11月
竣工:2023年7月(予定)

※上記は2023年1月24日発表時点のもの

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉特設サイト
https://project.toranomonhills.com/


森ビル YouTubeチャンネル「虎ノ門ヒルズ ムービー2023|WELCOME TO TORANOMON HILLS」(2023/01/24)

ステーションタワーのデザインはOMA / 重松象平氏

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉のデザインは、OMAパートナーで、2021年9月30日に福岡の新たなランドマークとなる高層ビル〈天神ビジネスセンター〉が竣工、東京・原宿の表参道で先ごろ着工した「原宿クエスト」も手がける、建築家の重松象平氏が担当。昨年12月より開催中の「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展では、重松氏が手がけたセノグラフィーが大きな話題となっています。

今夏に竣工する〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉は、OMAとしては初めて、都内で竣工を迎える大規模建築プロジェクトとなります。

Shohei Shigematsu / 重松象平氏 近影

Photo: Julian Cassady

OMAによるデザインのコンセプトは 「アクティビティバンド」。新虎通りから赤坂・虎ノ門エリアに抜ける都市の軸線を意識し、その軸線上に人々の活動が集まるような象徴的な場所を目指してデザインされています。
また、超高層タワーが孤立してしまわないように、地下鉄や道路などの都市の広域ネットワークはもちろん、周辺のパブリックスペースとのつながりも強く意識されているとのこと。

虎ノ門ヒルズ エリア

虎ノ門ヒルズ 駅前広場(イメージ)

虎ノ門ヒルズ 駅前広場(イメージ) ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

約2,000m²の地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」 ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

国内外から参画した建築家・デザイナーが各所の空間デザインを担当

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉の低層部、地下2階から地上7階部分には、約14,400m²の広さに約80店舗が入る新たな商業空間が誕生。1F、11階〜14階には、ハイアットのインディペンデント・コレクションの1つで、今回が東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」が出店。客室数205室を有する〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉が開業します。

ホテルのインテリアデザインをはじめ、タワーの地階および低層階の商業空間、エリア全体を結ぶ歩行者デッキのデザインや照明・ランドスケープ計画には、国内外から建築家やデザイナーが参画しているのも注目です。

「歩行者デッキ(T-デッキ)」

概要:幅員20mの大規模歩行者デッキが整備される。街区や幹線道路をまたいだ東西のメインストリートで、まちの広場としても機能する。合理性、メンテナンス性を担保しつつ、都市の中でシンボリックな役割を果たす。OMAが設定した都市軸に対し、大きく4つのかたちの個性的なデッキが、造船、製缶、橋梁、鋳造、研磨、機械加工、航空など日本の鉄鋼技術を結集して建設される。
デザイン:Ney & Partners(ネイ&パートナーズ)

Ney & Partnersプロフィール
Laurent Ney(ローラン・ネイ)氏と渡邉竜一氏が共同で2012年に設立。橋梁、キャノピー、駅前広場、製品開発などの土木インフラの領域で、デザインや設計を手掛ける。
国内での代表作に〈三角キャノピー〉、〈出島表門橋〉、〈新札幌アクティブリンク〉、〈新大工歩道橋〉などがある。
http://www.ney.co.jp/

虎ノ門ヒルズ

A-2街区「グラスロック」と桜田通り上にかかる歩行者デッキ(愛称:T-デッキ)イメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

歩行者デッキ(愛称:T-デッキ)イメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

虎ノ門ヒルズ 低層部フロア断面

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 低層部フロア断面

「T-マーケット」デザイン

概要:B2Fの商業施設を、片山正通氏が率いるWonderwall®︎が担当。「都市の入口に中庭を開く」をコンセプトに、「食を中心とした賑わいの庭」を創出する。
日々の生活の中で ふと立ち寄りたくなるような、訪れると気持ちが自然と切り替わる状況づくりや、居心地の良い空気感の創出、1日を通して変化する照明や音響によって空間に陰影と時間軸をもたせた、過ごし方を定義しない新しい商空間の在り方を提案。
デザイン:片山正通(Wonderwall®︎代表)

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」と直結した商業ゾーン「T-マーケット」イメージ

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」と直結した商業ゾーン「T-マーケット」イメージ

片山正通氏プロフィール
Wonderwall®︎(ワンダーウォール)代表、武蔵野美術大学教授。
ブランディング・スペースから大型商業施設の全体計画まで、多彩なプロジェクトを手がける。コンセプトを具現化する際の自由な発想、伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を取り入れるバランス感覚が国際的にも高く評価されている。
https://wonder-wall.com/ja/


2階〜5階、7階 商業共用部デザイン

デザイン:大野 力(sinato代表)
概要:2階〜4階に大階段を配置し、人々のふるまいをつなげる立体的なコミュニケーションベルトをデザイン。巨大なボイド(Void)やトンネル状の通路など、さまざまなテナントショップとあわせて起伏に富んだ空間は、商業施設全体の賑わいを創出すると共に、都市の新たな居場所となることを目指す。

sinato / 大野力 近影大野 力氏プロフィール
sinato代表。
1976年生まれ。建築・インテリア・インスタレーションアートなど、さまざまな規模・用途のプロジェクトを国内外で幅広く担当。これまでに手がけたプロジェクトは約300。その多くが世界各国で賞を受賞し、国際的な評価も高い。
https://www.sinato.jp/


外装照明(ランドスケープを含む)

概要:建築と照明を一体として考えることで、タワーの独創的なファサードを強調して表情を演出。周囲の環境とタワーの連続性も生み出す。都市(シティ)と地区(ディストリクト)、通り(ストリート)という3つの視点かた、東京という都市における視覚的なアイデンティティーを創造する。
デザイン:L’Observatoire International

L’Observatoire Internationalプロフィール
Hervé Descottes氏により、1993年にニューヨークで設立された照明デザインおよびコンサルティング会社。
これまでに世界25か国以上で500以上のプロジェクトにおいて、美術館、コンサートホール、大学、公園、商業施設、住宅、ホテルなど多様な照明デザインを手掛ける。
代表作には、〈ルイ・ヴィトン財団美術館〉(フランス、パリ)、〈ハイライン〉(米国、ニューヨーク)などがある。
https://lobsintl.com/


共用部 照明

概要:OMAがデザインする建築空間を最大限にリスペクトして、建築表層に対する妨げを最小限に抑え、建築デザインを補完するように計画されている。駅アトリウムの天井、カーテンウォール、駐車場やエレベーターホールなど、エリアごとに9つのコンセプトを設けてデザイン。
デザイン:Arc Light Design

Arc Light Designプロフィール
代表を務めるDavid Singer(デービッド・シンガー)が1992年に設立した照明計画事務所。
これまでTony Chi(トニー・チー / tonychi studio)をはじめ、さまざまなデザイナーとタッグを組み、600を超える照明デザインプロジェクトに携わる。デービッド・シンガー個人でも、これまでに3,000以上とされる特注の装飾照明器具のデザインを手掛けている。

ハイアットブランドのホテル〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉が開業

ステーションタワーには、ハイアットのインディペンデント・コレクションの2つ、「アンバウンド コレクション by Hyatt」が、日本国内2軒目[*3]として今秋開業します(森ビルとハイアットが各関連会社を通してホテル運営委託契約を締結、ハイアットが運営する)

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉ロゴ

レストランなど付帯設備詳細
ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ プレスリリース(2023年1月24日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000008031.html

インテリアデザイン:Space Copenhagen(スペース コペンハーゲン)
概要:デンマークのインテリアデザイン事務所・Space Copenhagenがホテルの内装設計を担当。同社が掲げる「スローな美学」に基づき、高品質、かつ人々に長く愛され、ゆったりとした時間が流れるような空間を目指し、自然素材および技術を採用している。同社の北欧建築デザインスタイルと、日本の伝統建築が融合することで、国際都市・TOKYOのまち特有の、スピード感ある 未来志向のイメージとのコントラストを形成する。なお、今回のプロジェクトが日本における初の内装デザイン事例となる。

虎ノ門ヒルズ〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉

〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉ラウンジイメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

Space Copenhagen(スペース・コペンハーゲン)プロフィール
Singne Bindslev Henriksen(シーネ・ビンスレヴ・ヘンリクセン)と、Peter Bundgaard Rützou(ピーター・ブンゴー・ルッツゥ)の2人が2005年に設立した事務所。家具、照明、オブジェクトのデザインや、世界各地の個人の邸宅、ホテル、レストランのアート・インスタレーション、ディレクション、インテリアデザインまで幅広く手掛ける。
https://spacecph.dk/

虎ノ門ヒルズ〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉

〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉客室イメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

照明計画概要:控えめなディテールと優れた品質の照明を使用し、ホテル全体で魅力的な雰囲気を創出することをコンセプトに掲げ、〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉のインテリアデザインも担当するSpace Copenhagen(スペース・コペンハーゲン)と協力し、美しいインテリアを引き立てるシームレスな照明デザインとなる。
デザイン:light.iQ

light.iQプロフィール
2001年にRebecca Weirにより設立。2014年にGerardo Olvera がデザイン ディレクターに就任。
ホテル、レストラン、ラグジュアリーブティック、高級住宅など幅広く手掛け、細部へのこだわりと卓越したデザインが評価されている、世界最高クラスのデザインスタジオの1つ。
https://lightiq.com/

最上部は情報発信拠点「TOKYO NODE(トーキョーノード)」

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー「TOKYO NODE」

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー / 最上部に設けられる情報発信拠点 「TOKYO NODE」外観イメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー「TOKYO NODE」

防音構造のホール「TOKYO NODE HALL」イメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉を象徴する施設として誕生するのが、ビルの最上部(45階〜49階、一部は8階)に設けられる、新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」です。
メインホール、3つのギャラリーで構成され、あわせて約10,000m²の広さを有します。

防音構造のメインホール「TOKYO NODE HALL」は座席数338席、ホール面積460m²の規模で、皇居も臨めるビルの46階に。ビジネス、アート、エンターテイメント、テクノロジー、ファッションなど、さまざまなコラボレーションを促進しつつ、新たな体験や価値、コンテンツや情報などを創出していく計画です。

「TOKYO NODE」のロゴデザインは、数々のウェブデザイン、インターフェースデザインを手がけている、中村勇吾氏が担当しました。

「TOKYO NODE」ロゴ

「TOKYO NODE」ロゴ(デザイン:中村勇吾)

中村勇吾氏コメント
「世界中のあらゆるカルチャー・ビジネスたちが結ぶ、新たな“繋がり”によって〈TOKYO NODE〉は生まれます。また、この場所に持ち込まれるさまざまな刺激によって、〈TOKYO NODE〉は絶えず変化し、拡張し続けます。最新の情報発信施設としてだけではなく、“繋がりから生まれる運動体”として〈TOKYO NODE〉を表現したいという思いから、このビジュアルアイデンティティを制作しました。」

中村勇吾プロフィール
ウェブデザイナー・インターフェースデザイナー・映像ディレクター、多摩美術大学教授。
1970年奈良県生まれ。東京大学大学院工学部卒業。1998年よりウェブデザイン、インターフェースデザインの分野に携わる。2004年にデザインスタジオ「tha ltd.」を設立。数多くのウェブサイトや映像のアートディレクション・デザイン・プログラミングの分野を縦横に横断する活動を続けている。
主な仕事に、ユニクロの一連のウェブディレクション、KDDIスマートフォン端末 「INFOBAR」のUIデザイン、NHK教育番組「デザインあ」のディレクションなどがある。
主な受賞に、カンヌ国際広告賞グランプリ、東京インタラクティブ・アド・アワードグランプリ、TDC賞グランプリ、毎日デザイン賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー「TOKYO NODE」ギャラリー

45階 ギャラリー「TOKYO NODE GALLERY」©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

45階には特徴的な3つのギャラリーを展開。没入型空間を演出できるドーム型天井を備えた「TOKYO NODE GALLERY A」(最高天井高約15m、240m²)のほか、天井高5.5m、1,020m²の「TOKYO NODE GALLERY B」、そして「TOKYO NODE GALLERY C」(天井高12m、220m²)で構成されます。

さらに、同タワーの8階にも、クリエーターとの共創の場となる、XRライブの配信も可能な最新鋭のボリュメトリックスタジオなどを備えた「TOKYO NODE LAB」がオープンします。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

ステーションタワー8階 「TOKYO NODE LAB」イメージ

このほかにも、世界トップレベルのシェフが手がけるレストラン2店舗が49階にオープン。
地上250mの高さに位置する屋上には、オープンエアの広大なスカイガーデンと、インフィニティプールが用意されます。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 最上階

ステーションタワー 49階 / スカイガーデン&インフィニティプール、レストランで構成される「TOKYO NODE SKY GARDEN & POOL」イメージ ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.
注. 利用・入場は開業予定の屋上レストランの利用者および対象イベントの参加者に限定される

総貸室面積 約107,000 m²(約32,400坪)の広さを誇る最先端のワークプレイスが誕生

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉オフィスフロアの基準階面積は約3,400m²(約 1,000坪)

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー オフィスフロア

オフィス専有部のマグネットゾーン(イメージ) ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー オフィスフロア

オフィス エントランス(イメージ) ©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd.

街を彩るパブリックアート

虎ノ門ヒルズ 森タワーのオーバル広場にあるJaume Plensa(ジャウメ・プレンサ)のアート作品など、既存の各タワーでも見られるように、ステーションタワーでも、新街区を彩るパブリックアートが複数設置されます。
参加アーティストとして、アメリカの現代アーティストのLeo Villareal(レオ・ビシャレアル)とLarry Bell(ラリー・ベル)、インドからN.S. Harsha(N・S・ハルシャ)、そして日本からは大庭大介のあわせて4氏が発表されている。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

街を彩るパブリックアート / Larry Bell(ラリー・ベル)作品〈Pinky〉完成イメージ(2023年)ガラス、シリコンジェル 244×244×183cm(×4点) ※コミッション作品

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

街を彩るパブリックアート / Leo Villareal(レオ・ビラリール)作品〈Firmament (Mori)〉完成イメージ(2023年)LED、カスタム・ソフトウェア 38.4×12m ※コミッション作品、日本では初となるレオ・ビラリールのパブリックアート

「虎ノ門ヒルズ」全体概要

区域面積:約7.5ha
延床面積:約792,000m²
緑地面積:約2.1ha
主要用途:住宅(730戸)、オフィス(約305,000m²)、商業施設(約26,000m²)、ホテル、カンファレンス、ビジネス支援施設、バスターミナル、子育て支援施設、スパ、ビジネス発信拠点など
想定居住人口:約1,800人
想定就業人口:約30,000人

虎ノ門ヒルズ エネルギーネットワーク

街全体にエネルギーを供給する高効率エネルギーセンター「虎ノ門エネルギーネットワ ーク」が構築される(2023 年にステーションタワーの地下に第2プラントを開設予定)

虎ノ門ヒルズ 鳥瞰イメージ(CG)

「虎ノ門ヒルズ」鳥瞰イメージ ©︎ The Boundary

既存タワーの建築・デザイン
〈虎ノ門ヒルズ 森タワー〉
設計:日本設計
インテリア・照明デザイン:トニー・チー、緒方慎一郎、植木莞爾、小坂 竜、谷山直義、内原智史

〈虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー〉〈虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー〉
外観デザイン:クリストフ・インゲンホーフェン(Christoph Ingenhoven)/ インゲンホーフェン・アーキテクツ(Ingenhoven Architects)、ビジネスタワー内装デザイン:ワンダーウォール、ほか

〈虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー〉
「アンダーズ東京」「虎ノ門ヒルズレジデンス(共用部)
インテリアデザイン:トニー・チー(Tony Chi)/ トニー・チー・スタジオ(Tony Chi Studio)

各タワー竣工(予定を含む):
森タワー:2014年5月
ビジネスタワー:2020年1月
レジデンシャルタワー:2022年1月
ステーションタワー:2023年7月

虎ノ門ヒルズ〈ステーションタワー〉全景イメージ(CG)

「虎ノ門ヒルズ」ステーションタワー 全景イメージ ©︎ The Boundary

「虎ノ門ヒルズ」特設サイト
https://project.toranomonhills.com/

森ビル 主要プロジェクトMAP

*1.プロジェクト名称「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」/ 森ビルは同事業を推進する再開発組合の参加組合員の1社。「虎ノ門ヒルズ」の高層ビルは、森タワー、ビジネスタワー、レジデンシャルタワー、ステーションタワーで構成される。

*2.既存の「六本木ヒルズ」の区域面積約11.6haに対し、「虎ノ門ヒルズ」は約7.5ha。建物高さは〈森タワー〉の約238mに対し、〈虎ノ門ヒルズ ステーションタワー〉は約266m。オフィス総賃室面積では、「六本木ヒルズ」の約191,000m²に対して「虎ノ門ヒルズ」では約305,000m²となり、就業人口も約30,000人と2倍になる見込み。
森ビルが中心となって進められている都内の大規模再開発プロジェクトには、2023年秋にオープンする「麻布台ヒルズ」がある。

*3.「アンバウンド コレクション by Hyatt」の日本国内1号店は、2022年10月7日に開業した〈富士スピードウェイホテル(FUJI Speedway HOTEL)〉
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000008031.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000104414.html

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