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第110号(2025年2月号)
特集「イマドキの中高生・大学生のインサイトを探る」

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FEATURE

「ユーザーがお金を払い続ける理由は、コンテンツではない。その先にあるユーザー体験だ」スクーが描く、WEB上に誕生した新しい学びの場


 20~30代の学生・社会人の間で、話題になっているオンライン学習サービス「schoo(スクー)」。その講師陣はMarkeZineでおなじみの小川卓氏から、面白法人カヤックの柳澤大輔氏など、各業界の第一線の方々が集っている。オンライン上に誕生した新しい学びのサービスについて、スクー 代表取締役社長 森健志郎氏にお話しをうかがった。

WEB上に誕生した学校の新しいカタチ「schoo」

 「schoo(以下、スクー)」という、オンライン上で無料の授業が受講できるWebサービスをご存じだろうか。2011年10月にスタートしたこのサービスは、WEBに誕生した学校の新しいカタチとして、20~30代の学生や社会人を中心にじわじわとファンを増やしている。

株式会社スクー 代表取締役社長 森健志郎氏

 「事業立ち上げのきっかけは、東京大学で開催されたマイケル・サンデル教授のハーバード白熱教室を観たこと。これまで自分自身が高校や大学で受けてきた一方的なインプットの授業とは異なり、先生と生徒の対話形式の双方向コミュニケーションが生まれる授業がそこでは繰り広げられていた。それをオンラインで行えば、もっと面白いことになるのでは、と思った。そこで、インターネットを使った対話性の学びを提供する、WEB上の新しい学校をつくることにした」(森氏)

オンラインのライブ授業が生みだす双方向コミュニケーション

 スクーは、Facebook認証実名制のインターネット生放送を利用したオンライン学習サービスだ。現在のユーザー数はおよそ3万4,000人。ユーザーは授業の生放送にオンラインで参加することで、その授業の先生とのリアルタイムでの双方向コミュニケーションができる。

オンライン授業の様子(63:サービスの成果に繋げるためのアクセス解析 小川卓氏)

 「リアルタイムだからこそ、ユーザーはどんなことが起こるのか、わくわくしながら授業に参加できる。先生に対して全国各地からリアルタイムで質問が出たり、また同時に参加しているユーザー間でコミュニケーションが生まれる。逆に先生から生徒への質問の投げかけや、ブレインストーミングもできる。そんなコミュニケーションの生まれる学びの場を、スクーでは提供している」(森氏)

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この記事の著者

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長
1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケティング専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、雑誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新ビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは2児の母。

★編集...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/03/24 17:54 https://markezine.jp/article/detail/17138

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