QRコードを提示するだけで手軽に買い物ができる「キャッシュレス決済アプリ」。コンビニやスーパーなどさまざまな店舗での支払いに対応しており、なかには公共料金や税金の支払いに利用できるものもあります。しかし、いざ選ぼうとしてもPayPay・au PAY・d払いなど種類が多く、どれが自分にあっているかわかりづらいですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のキャッシュレス決済アプリ8商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのキャッシュレス決済アプリをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなキャッシュレス決済アプリは「頻繁に使う店に対応しており、ポイント還元率も高く現金払いよりもお得に使えるサービス」。徹底検証してわかったキャッシュレス決済アプリの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
30年間に渡り、クレジットカード評論家としてクレジットカード業界の観測を行っている。早稲田大学大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通・金融分野などを専門に活動しており、クレジットカードのムックを50冊以上監修し、家計に関する情報発信を続けている。自身の経験を活かし、クレジットカード専門のWEBサイト「岩田昭男上級カード道場」を配信中。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
還元率が高いサービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「ポイントがいつでも1%以上還元され、月10万円利用すると1,500ポイント以上貯められるサービス」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
多くの店舗で利用できるサービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「日常的に利用する店舗のどこでも使えるサービス」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
使いやすく、便利に利用できるサービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「幅広いシーン・店舗で利用でき、日常的に使いやすいサービス」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
検証結果を2025年2月14日時点の情報に更新し、ランキングをアップデートしました。
検証結果を2024年12月19日時点の情報に更新し、ランキングをアップデートしました。
キャッシュレス決済アプリを使う最大のメリットは、支払いスピードの速さ。小銭や紙幣を数える手間がなく支払いが完了するため、会計にかかる時間を大幅に短縮できます。
さらに、ATMからお金を引き出す必要がなかったり、レシートを保管しなくても自動で収支を記録できたりとほかにもさまざまなメリットが。余程のことがない限り、財布を取り出す必要がなくなる点も魅力といえるでしょう。
また、アプリによっては利用金額に応じてポイント還元されたり、面倒な割り勘がサクッとできる機能があったりする場合も。今の時代の会計は、現金よりもお得で利便性が高いキャッシュレス決済アプリのほうが圧倒的におすすめです。
長い間、決済の主流は現金でしたが、40年ほど前にクレジットカードが登場して使われるようになりました。さらに今は、スマホにインストールするタイプのキャッシュレス決済アプリが主役になりつつあります。
理由は、財布を取り出す手間がなく、スマホをかざすだけで支払いができる決済スピードの速さです。加えて、還元率がクレジットカードや電子マネーよりも平均的に高めですから、これから決済の主役になる条件は十分にそろっています。
キャッシュレス決済アプリは、日常的なポイントの貯めやすさだけでなく、使いやすさやキャンペーンを比較して選ぶことが大切です。
ここからはキャッシュレス決済アプリの選び方をご紹介するので、自分に合ったアプリを見つけるためにも、ぜひ参考にしてください。
まずはポイント還元率の高さに注目しましょう。ポイント還元率が高いアプリなら効率的にポイントを貯められます。
ポイント還元率を重視して選ぶなら楽天ペイ一択といえるでしょう。キャッシュレス決済の還元率はよくても0.50%程度ですが、楽天ペイは常時1.00%還元。仮に毎月50,000円使うと、ポイント還元されないサービスに比べて6,000円もお得になる計算です。なかには一切還元されないものもあるため、1%戻ってくる楽天ペイは破格といえます。
楽天ペイの最大の魅力は、楽天ポイントカード対象店舗であれば、さらにポイント還元率が上乗せされること。楽天ポイントカードはマクドナルドやファミリーマートなどのメジャーなお店に対応しているため、普段の買い物で手間なく高還元を実現できます。アプリ内にポイントカード用のコードがあるため、わざわざ楽天ポイントカードを出す必要がない点も魅力です。
また、楽天カードや楽天ギフトカードなどからチャージして利用するとポイント還元率は1.50%に。PayPayやd払いも楽天ペイと同様にポイント還元率を1.50%にできますが、ポイント還元率を上げるためのハードルが高い点がネックです。楽天カードを利用しているなら、楽天ペイにチャージして支払うことでさらに効率よくポイントを貯められますよ。
このパートでは、キャッシュレス決済アプリの使いやすさを左右する利用できる店舗・アプリの機能を解説します。アプリの機能は、特に差が大きかった「地図機能」「送金機能」を詳しく紹介するのでぜひ参考にしてください。
使いやすさでは、対応している店舗の多さにも注目しましょう。今回検証した結果、ECサイトで大きな差が出ました。
ECサイトではキャッシュレス決済アプリ全体で見ても対応数が少ないうえ、なかには一切対応していないアプリも。普段からネットショッピングをよく利用する人は、対応しているECサイトの確認を忘れないようにしましょう。
還元率の高さだけで選ぶのもよいですが、還元率が高いだけで、遠い店まで行って買い物するのはあまり得策とはいえません。還元率だけでなく、利用できる店舗の多さも考慮して選ぶことをおすすめします。
QRコード決済の請求書払いではポイントが貯まらないことがほとんどなので注意しましょう。
地図機能とは、決済アプリに対応している店舗を地図上で確認できる機能のこと。地図機能を使えれば、会計の際に決済アプリが使えないトラブルを回避できます。
店舗によってはサイトに最新情報が載っておらず、実際にお店に行くまで対応しているかわからないことも。地図機能を使えばアプリ上で対応状況が確認できるため、わざわざお店まで足を運ぶ必要がありません。また、出先や旅先などの慣れない場所で、決済アプリに対応している店を探すときにも重宝するでしょう。
今回の検証では、8サービス中6サービスに地図機能がありました。「決済アプリに対応していないうえ、現金も持っていなくて会計ができない」という事態を避けるためにも、備わっているとうれしい機能のひとつといえます。
送金機能とは、同じアプリを使っている人同士でチャージ残高の一部を受け渡しできる機能のこと。送金機能があれば、飲み代の割り勘やちょっとしたお金の貸し借りの精算が楽になります。
現金とは異なり、小銭や紙幣を用意しておく必要がありません。必要な金額を入力し、送金ボタンを押すだけで送金できます。お金を準備したり数えたりする手間を大幅に削減できるうえ、正確な金額を送金できるためトラブルが起こりにくい点も魅力です。
今回の検証では、8サービス中5サービスに送金機能がありました。飲み会や女子会など、友人や会社の人と精算する機会が多い人は必見の機能です。
今は知り合い同士で精算をする際にしか使われていませんが、アルバイトの謝礼金にも利用される動きを見せています。今後、活用方法が急速に広まりそうなので注目したい機能です。
誰でも無条件に参加できるキャンペーンを実施しているサービスがおすすめです。どのアプリも不定期に開催していますが、参加できる条件はサービス・キャンペーンごとに異なります。
例えば地域を限定しているキャンペーンの場合、対象の地域に住んでいる人なら気軽に参加できますが、遠方の人が参加するのは簡単ではありません。開催しているキャンペーンの数が多くても、気軽に参加できるものでなければ意味がありませんよね。
一方で、対象の地域・店舗を限定していなければ、何気ない買い物で大量のポイントがもらえることも。お店に関わらず、アプリ決済するだけで参加できるため、お得さを重視する人は過去に開催されたキャンペーンを念のため確認しておきましょう。
最近は地域限定ペイが大ブレイクしています。例えば、世田谷区が出したキャッシュレス決済アプリ「せたペイ」では、2022年に30%還元のキャンペーンを開催したことで大きな話題になりました。地元でのみ利用可能なアプリですが、還元率の高さを考えると、地域限定ペイもひとつの選択肢といえます。
また、決済アプリのなかには、全国規模でありながら、大量のポイントが還元されるキャンペーンを実施するものがあります。しかし、このようなキャンペーンは還元ポイントに使用期限があったり、還元のタイミングが遅かったりとさまざまな細工がされていることが多いようです。キャンペーンによるポイントへの過度な期待は禁物といえるでしょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | リンク | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
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還元率 | 利用できる店舗 | 機能の充実度 | コンビニ対応店舗 | 飲食店対応店舗 | スーパー対応店舗 | 家電量販店対応店舗 | ECサイト対応店舗 | ポイント還元率(前払い) | ポイント還元率(後払い) | 最大還元率 | ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | 貯められるポイント | 請求書払い可能 | 地図機能あり | 送金機能あり | 出金機能あり | 利用明細機能あり | 税金の支払い可能 | わりかん機能あり | チャージ方法 | ||||||
1 | 楽天ペイメント 楽天ペイ | ![]() | ポイント還元率の高さが魅力。楽天ユーザーにおすすめ | 1.00% | 1.00% | 1.50% | 楽天カード | 楽天ポイント | 銀行口座、現金、クレジットカード(楽天カードのみ)、ラクマ売上金 | |||||||||||||||||
2 | PayPay PayPay | ![]() | 対応店舗の多さが魅力。いろんな店舗で使いたい人におすすめ | 0.50% | 0.50% | 1.50% | PayPayポイント | 銀行口座、現金、クレジットカード(PayPayカードのみ)、キャリア決済、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 | ||||||||||||||||||
3 | NTTドコモ d払い | ![]() | ドコモユーザーなら最優先で検討を。還元率2.5%も目指せる | 0.50% | 0.50% | 4.00% | dカード | dポイント | 銀行口座、現金 | |||||||||||||||||
4 | KDDI au PAY | ![]() | アプリの機能が豊富で使いやすい。auユーザーにおすすめ | 0.50% | 0.50% | 5.00% | au PAYゴールドカード(オートチャージのみ) | Pontaポイント | 銀行口座、現金、クレジットカード、キャリア決済 | |||||||||||||||||
5 | JR東日本 モバイルSuica | ![]() | 通勤・通学でもポイントが貯まる。しかし、使い勝手の悪さが難点 | 0.50% | 0.50% | 0.50% | 「ビュー・スイカ」カード | JRE POINT | 現金、 クレジットカード | |||||||||||||||||
6 | ファミリーマート ファミペイ(Famipay) | ![]() | ファミリーマートでお得に買い物ができる。QUICPay+も利用可能 | 0.50% | 0.50% | 1.00% | ファミマTカード | FamiPayボーナス | 銀行口座、現金、クレジットカード | |||||||||||||||||
7 | メルカリ メルペイ | ![]() | メルカリユーザーは検討の価値あり。ただし、ポイント還元なし | 0.00% | 0.00% | 1.00% | メルカード | メルカリポイント | 銀行口座、現金 | |||||||||||||||||
8 | ゆうちょ銀行 ゆうちょPay | ![]() | 利用金額が銀行口座から即時決済。還元率は0.25%と控えめ | 0.25% | 0.25% | 0.25% | ゆうちょPayポイント | 銀行口座(ゆうちょ銀行のみ) |
ポイント還元率(前払い) | 1.00% |
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ポイント還元率(後払い) | 1.00% |
最大還元率 | 1.50% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | 楽天カード |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
「楽天ペイ」はポイントを高還元で貯めたい人におすすめです。楽天カードとのポイント二重取りができるので、楽天ユーザーなら効率よくポイントが貯められますよ。
最大の魅力はポイント還元率の高さ。今回の検証では、ポイント還元率が1.00%なのは楽天ペイのみでした。加えて、楽天カード経由でチャージ払いするだけで1.50%まで上がるため、手間なくお得に利用したい人は必見です。クレジットカードからチャージする場合、ポイントアップするのは楽天カードだけなので注意してくださいね。なお、チャージ払いで1.50%になるのは銀行口座からのチャージなど、楽天カード以外の経路でも対象になります。
また、毎月開催の「楽天ペイチャンス」キャンペーンは、対象の店舗が毎月変わるものの、当選すればポイントが全額還元されます。
利用できる店舗の検証では、コンビニや飲食店では利用できる店舗が比較的多かったものの、ECサイトでは利用しづらい点がややネックに。ネットショッピングをする際はクレジットカードを利用するとよいでしょう。
アプリの機能は、地図機能や送金機能が備わっているため、使いにくさを感じることはあまりないといえます。公共料金や税金の支払いにも対応しているので、普段の買い物や固定費の支払いなど幅広く使いたい人におすすめできるアプリでしょう。
貯められるポイント | 楽天ポイント |
---|---|
チャージ方法 | 銀行口座、現金、クレジットカード(楽天カードのみ)、ラクマ売上金 |
楽天ペイはどこで使える?お得な使い方とは?対象店舗やポイント還元率を調査してメリット・デメリットを解説!
ポイント還元率(前払い) | 0.50% |
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ポイント還元率(後払い) | 0.50% |
最大還元率 | 1.50% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
「PayPay」はいろんな店舗で支払いに使いたい人におすすめ。対応店舗が幅広く、不定期で開催されるPayPayジャンボが魅力で、1等に当選すると全額がポイント還元されます。
利用できる店舗は最高評価。今回検証した実店舗・ECサイトともに対応数が一番多いアプリでした。なかでも、コンビニや飲食店は大半が対応済みなうえ、ECサイトではZOZOTOWNにも対応している数少ない決済アプリです。
通常のポイント還元率は0.50%。最大で1.50%まで上がりますが、PayPayカードと紐付けたうえでPayPayステップをクリアする必要がある点に注意しましょう。また、PayPayカードとのポイント二重取りはできません。
機能の充実度では、今回検証した機能のほとんどが備わっていました。請求書払いや国税支払いにも対応しているため、公共料金の支払いや納税にも利用できます。日常の買い物だけでなく固定費や税金の支払いにも使える便利なアプリといえるでしょう。
貯められるポイント | PayPayポイント |
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チャージ方法 | 銀行口座、現金、クレジットカード(PayPayカードのみ)、キャリア決済、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 |
PayPay(ペイペイ)はやめたほうがいい?ポイント還元率や加盟店数からよい点・気になる点をレビュー!
ポイント還元率(前払い) | 0.50% |
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ポイント還元率(後払い) | 0.50% |
最大還元率 | 4.00% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | dカード |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
NTTドコモが提供する「d払い」。毎週金・土曜日にネットで利用すると、最大で4%のポイント還元を受けられる「毎週おトクなd曜日」キャンペーンが魅力です。
ポイント還元率は0.50%で、dカードと紐付けることでポイント還元率を1.00%に上げられます。一方、利用できる店舗を検証したところ、主要なコンビニや家電量販店では利用可能ですが、スーパーにはあまり対応していないことが判明。今回検証した店舗はイトーヨーカドーと西友でしか利用できませんでした。
アプリの機能は、地図機能や送金機能のほか、公共料金の支払いや国税支払いにも対応しています。わりかん機能がないのは惜しいところですが、アプリの機能は充実しているといえるでしょう。ドコモの回線を契約していれば還元率3%も目指せるため、ドコモユーザーならd払い一択といえます。
貯められるポイント | dポイント |
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チャージ方法 | 銀行口座、現金 |
ポイント還元率(前払い) | 0.50% |
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ポイント還元率(後払い) | 0.50% |
最大還元率 | 5.00% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | au PAYゴールドカード(オートチャージのみ) |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
「au PAY」はPontaポイントを貯めたい人におすすめ。通常のポイント還元率は0.50%ですが、au・UQ mobileユーザーならau PAY ゴールドカードからオートチャージすることで1.00%還元されます。ポイントアップリワードの条件を達成すれば、さらに還元率を上げることも可能です。ただし、一般カードのau PAYカードからのチャージではポイントの二重取りができないので注意しましょう。
毎月開催の「たぬきの吉日」キャンペーンが魅力で、5と8のつく日で最大3,000ポイントが抽選で当たります。キャンペーンには誰でも参加できるため、auユーザーでなくても利用するメリットは大きいアプリです。
機能の充実度では最高評価を獲得。今回検証した「わりかん機能」以外はひととおりそろっているうえ、地図機能では店舗への道順までわかります。食品や生活用品をたぬきの吉日に合わせて買い物をすれば、毎月ワクワクしたキャッシュレスライフを楽しめますよ。
貯められるポイント | Pontaポイント |
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チャージ方法 | 銀行口座、現金、クレジットカード、キャリア決済 |
au PAY(auペイ)が使える店は多い?加盟店やポイント還元率を調査してよい点・気になる点を徹底解説!
ポイント還元率(前払い) | 0.50% |
---|---|
ポイント還元率(後払い) | 0.50% |
最大還元率 | 0.50% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | 「ビュー・スイカ」カード |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
通勤・通学で利用することが多い「モバイルSuica」。普段使っているSuicaをJRE POINTサイトに登録することで、買い物ではもちろん、通勤・通学利用でもポイントを貯められます。
買い物の場合、通常のポイント還元率は0%。利用できる店舗の数は多いものの、提携店舗以外ではポイントが貯まらない点に注意しましょう。一方で、ビューカード スタンダードやビックカメラSuicaカードなどのビューカードからチャージすれば1.50%還元に。お得にポイントを貯めたいなら、ビューカードからチャージしたモバイルSuicaで支払うのが得策です。
機能の充実度の検証では、今回検証した項目のなかでは利用明細機能しか搭載されていなかった点がネックに。送金機能や地図機能がないうえ、公共料金の支払いにも利用できません。通勤・通学でモバイルSuicaを利用している人なら検討してもよいアプリといえます。
貯められるポイント | JRE POINT |
---|---|
チャージ方法 | 現金、 クレジットカード |
ポイント還元率(前払い) | 0.50% |
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ポイント還元率(後払い) | 0.50% |
最大還元率 | 1.00% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | ファミマTカード |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
「ファミペイ」はファミリーマートが提供するキャッシュレス決済アプリ。ファミリーマートで使えるクーポンを多数発行していることが特徴です。
ファミペイ払いをすることで0.50%の還元を受けられます。さらに、ファミマTカードからチャージすると0.5%が還元されるため、合わせて1.00%還元を受けられます。QUICPay+に対応している店舗ならどこでも利用できるので、使い勝手のよさも魅力といえるでしょう。
また、地図機能や利用明細機能が備わっており、公共料金の支払いも可能です。しかし、送金機能はありませんでした。支払いのみのシンプルな機能だけでよいという人なら候補に上がるアプリといえるでしょう。
貯められるポイント | FamiPayボーナス |
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チャージ方法 | 銀行口座、現金、クレジットカード |
ファミペイをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ポイント還元率(前払い) | 0.00% |
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ポイント還元率(後払い) | 0.00% |
最大還元率 | 1.00% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | メルカード |
地図機能あり | |
送金機能あり |
良い
気になる
フリマアプリとして人気のメルカリが提供する「メルペイ」。メルカリでの買い物に利用でき、売上がメルペイ残高に自動チャージされる仕組みなので、メルカリユーザー向けのアプリといえるでしょう。
通常のポイント還元率は0%と、メルペイだけでは一切還元されません。ただし、メルカードと紐付けてスマート払いにすることで還元率を1.00%に上げられるうえ、メルカリでの利用で最大4.00%還元を受けられます。主要なコンビニ・飲食店では利用できることが多いものの、ECサイトの少なさがネックに。今回検証したサイトは、メルカリしか対応していませんでした。
アプリの機能は、地図機能や送金機能はそろっているものの、公共料金の支払いには対応していません。メルカードを持っていないとポイント還元されない点がネックですが、メルカリをよく利用する人なら検討するのもありです。
貯められるポイント | メルカリポイント |
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チャージ方法 | 銀行口座、現金 |
ポイント還元率(前払い) | 0.25% |
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ポイント還元率(後払い) | 0.25% |
最大還元率 | 0.25% |
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード | |
地図機能あり | |
送金機能あり |
ゆうちょアプリの利用&決済口座の残高増加で残高増加額の0.3%相当のポイントプレゼント
良い
気になる
ゆうちょ銀行が提供する「ゆうちょPay」は、即時決済で管理がしやすいのが特徴です。また、クレカの登録が必要ないため、未成年でも利用が可能。口座に入れておく金額を管理すれば、使いすぎを防げるのも魅力です。
還元率は0.25%固定で、上げる手段がありません。お得に利用したい人には不向きなアプリといえるでしょう。利用できる店舗では、飲食店・スーパー・ECサイトの少なさがネックに。特に今回検証したECサイトでは、ゆうちょペイが使えるサイトはありませんでした。
アプリの機能では、地図機能・利用明細機能が備わっており、公共料金の支払いもできます。一方で送金機能がなく、税金支払いにも対応していませんでした。銀行口座にある残高分しか利用できないため、使いすぎを回避したい人は選択肢に入るアプリといえるでしょう。
貯められるポイント | ゆうちょPayポイント |
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チャージ方法 | 銀行口座(ゆうちょ銀行のみ) |
ゆうちょPayをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
mybestでは、ベストなキャッシュレス決済アプリを「還元率が高く、利用できる店舗・アプリ機能が豊富なサービス」と定義。
ベストなサービスを探すために、人気のキャッシュレス決済アプリ8種類を集め、以下の4つのポイントから徹底検証しました。
検証①:還元率
検証②:利用できる店舗
検証③:機能の充実度
今回検証した商品
還元率が高いサービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「ポイントがいつでも1%以上還元され、月10万円利用すると1,500ポイント以上貯められるサービス」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
通常利用の際に適用される還元率と、相性のよいクレカを紐付けることを前提として、実生活で利用した場合の獲得ポイント数の両軸で評価。「通常の還元率が1%、実生活で月10万円利用した場合に獲得できるポイント数が毎月1,500円分」を上限に、ポイントを貯めやすいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
実生活での獲得ポイント数は、以下の対象店舗で利用した場合を想定して算出しています。利用頻度や利用額に応じてジャンルごとに重み付けをしました。
【対象店舗】
<コンビニ(15%)>
<飲食店(15%)>
<スーパー(30%)>
<家電量販店(10%)>
<ECサイト(30%)>
多くの店舗で利用できるサービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「日常的に利用する店舗のどこでも使えるサービス」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
以下の各項目について主要な店舗に対応しているか調査。多くの店舗で利用できるサービスほど満足として、各サービスのおすすめ度をスコア化しました。
【対応店舗の項目と重み付け】
<コンビニ(15%)>
<飲食店(15%)>
<スーパー(30%)>
<家電量販店(10%)>
<ECサイト(30%)>
使いやすく、便利に利用できるサービスとしてユーザーがとても満足できる基準を「幅広いシーン・店舗で利用でき、日常的に使いやすいサービス」とし、以下の方法で各サービスの検証を行いました。
各決済アプリに以下の機能がついているかを調査。ついていれば加点し、総合点数が高いものを高評価としています。
2023年4月から、デジタル給与制度が始まりました。デジタル給与制度とは、給与をキャッシュレス決済アプリで受け取れる仕組みのこと。これまでは銀行口座で給与を受け取るのが主流でしたが、これからはPayPayや楽天ペイなどでも受け取れます。
デジタル給与制度の導入により、普段キャッシュレス決済アプリを利用している人はチャージの手間が省けるでしょう。これまでは、銀行口座で受け取った給与をキャッシュレス決済アプリに都度チャージする必要がありました。しかし、キャッシュレス決済アプリで直接給与を受け取ればチャージ不要で決済できるので、お会計時に「チャージ残高が足りない」と慌てることがなくなりますよ。
ただし、実際にデジタル給与を利用できるのはもう少し先の話。現在は、企業がデジタル給与を導入するための申請を行い、厚生労働省がその審査を行なっている段階です。実際にデジタル給与を使える時期はまだ公表されていないので、詳細が分かり次第このコンテンツでもご紹介します。
キャッシュレス決済アプリで支払う手順は以下の通りです。
なかには支払い金額の入力が必要なアプリもありますが、基本的には上記の手順で利用すればOKですよ。
キャッシュレス決済アプリのデメリットや注意点は、主に以下の3つです。
1つ目は、対応している店舗がクレジットカードに比べ少ないこと。クレジットカードは海外でも利用できるので、日頃の買い物だけでなく海外への旅行・出張時にも重宝します。一方、キャッシュレス決済アプリは日本でしか利用できないうえ、国内の対応店舗数もクレジットカードより少ない点に注意が必要です。
2つ目は、スマホや通信環境を利用できないシーンでは使えないこと。キャッシュレス決済アプリはスマホを使って決済するので、スマホの電源が入っていないと利用できません。また、通信環境が不安定だとアプリを立ち上げられないため不便を感じる場合があります。
3つ目は、スマホを盗まれた場合に不正利用される可能性があること。キャッシュレス決済アプリは暗証番号を入力せずに決済できるので、盗難・紛失時に悪用されるリスクが高いといえます。利用履歴をこまめにチェックしたり、利用通知を受け取れるアプリを利用したりするなどの対策をしましょう。
クレジットカードの選び方は以下のコンテンツで詳しく解説しているので、クレジットカードを新たに作りたい人はチェックしてくださいね。
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