フォント事業のモリサワは、同社のフォントサブスクリプション(定額制)サービス「Morisawa Fonts」で、利用したいフォントが用途に応じて選択できる新しいプラン「Select8」「Select24」と「Webフォント」の提供を9月12日に始めた、と同日発表した。Select8とSelect24はデスクトップフォント、Webフォントはウェブサイト用となる。

Morisawa Fontsは必要なフォント環境を提供するクラウドサービス。新プランのSelect8は「モリサワ」「TypeBank」「字游工房」「Arphic Types」をはじめ、1400書体以上から8書体を選んで利用可能。Select24は、2000書体以上から24書体が使える。契約期間はどちらも1年。1ライセンスあたり8が2万6400円(税込み)、24は4万3560円(同)。

Webフォントは、特定のフォントスタイルを事前に登録し、必要なフォントファイルだけを配信。ウェブページ読み込み速度のパフォーマンスを高められる。ウェブサイトのHTMLに配信用の埋め込みコードを組み込むことで容易に実装できる。「JavaScript」は必要としない。契約期間1年、年間1200万PV(ページビュー)あたり6万6000円(同)。