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ちょっと未来のドローン運用と最新のツーショット写真撮影

2015年02月04日 00時00分更新

 ドローン。いわゆるマルチコプターは、いまホットなガジェットだ。1万円以下のローエンド製品から青天井のハイエンド製品まで存在するが、昔よりも手を出しやすくなり、手軽に空からの様子を録画して楽しめるようになった。ただまぁ最近ではホワイトハウスの敷地内に墜落するといったイベントもあり、運用方法やルール作りが進みそうな気配だが、Amazonが配送用の導入を考えていることもあり、いずれはドローンが飛び交う可能性が高い。

 ドローンで遊ぶとした場合は、飛ばして楽しんだり、空撮を楽しんだりといった用途がいまのところ主だ。ただこういった用途、一般的であるように思えて、そんなに一般的ではない。というわけで、ちょっと先にできそうなことを試してみることにした。まず用意したのは、Galaxy Visitor 6。ちょっと高いエントリーモデルだが、コアレスモーター×4を搭載し、2.4GHz帯を利用して最長通信距離100mを実現している。また130万画素のカメラを備えており、プロポ側から静止画/動画を記録して、FPV(ファースト・パーソン・ビュー)を楽しめるというもの。

Galaxy Visitor 6。プロペラのガードがないのだが、多少激突しても破損しにくいタフなヤツだ

 まず改造から。狙いとしては、FacetimeやらSkypeなどでビデオチャットできたら、ちょっと先の打ち合わせ風景とか作れるのではないかと思ったからだ。Galaxy Visitor 6のスペックシートには、最大荷重が記載されていないのだが、50gくらいなら持ち上げられるだろうし、それ以上でも微妙にホバリングはできそうだとテスト運転で判断。というわけで、以下である。

Galaxy Visitor 6は下部のカメラを取り外すことができる。まずそれで軽量化し、編集部内でもっとも軽いスマホiPhone 5sを強引にぶら下げてみた。これでFaceTimeをエンジョイしようというわけだ
だがしかし、ビミョーにパワーが足りずに飛行せず
いちおうこんな風にひとりは手持ち、もうひとつはドローンにマウントをしたかったんだ……

 がんばってるGalaxy Visitor 6の様子。がんばれ、がんばれ(はぁと)

 さて、このままだとネタが足りないということで、編集部を家捜ししてみたところ、Polaroid Cubeを発見。35mmの立方体で、重量約45g、1080pの録画と600万画素の静止画に対応するアクションカメラで耐衝撃性能や防滴性能もアリ。バッテリー駆動時間は約90分と長く、さらに強力なマグネットを搭載している点も特長だといえ、ホワイトボードや自転車のフレームなどに取付可能だ。GoProシリーズなどとは異なる使い勝手があるため、アクションカメラ選びに迷っているのなら、チェックしてほしい。ちなみにマグネットの強さは、自転車のフレームにくっつけて走行しても、スチール製の定規の先端にくっつけてぶんぶん振り回しても落ちないほどだ。

Polaroid Cube。価格は16000円前後
マグネットとクリップを利用してGalaxy Visitor 6に取付。見た目だと不安だが、意外とガッシリとくっつく
既存の脚を使用できなくなったが、落下テストをしたところ、Polaroid Cubeが普通に脚として機能した

 飛行テスト。意外とあっさりと飛び上がった。やや操作はピーキーになるが、50gまでなら大丈夫なようだ

 

 というわけで、Polaroid CubeによるFPV。これが最新のツーショットだ

 Polaroid Cubeのカメラを真下に向けた状態でも録画してみた。Galaxy Visitor 6との取付はテープ。ただ室内だったので高度を稼げなかったのが残念。屋外で安定した上昇となるとお高いドローンが必要になるので、もうちょっと待つ必要がある

 Galaxy Visitor 6+Polaroid Cubeでの録画の様子も動画にしてみた

 ドローンで遊んでみたわけだが、ある程度のパワーがあれば、ただ空撮するだけでなく、なにかしらをマウントして遊ぶ可能性は広く用意されている。改造方法もその場限りであればシビアになる必要もない。飛ばす場所の安全性だけには注意しながら、ぶっ壊れるリスクに軽く怯えつつ、遊んでみてほしい。

よりガッシリしたドローンなら、もっとステキな絵が撮れるんだろうか……高度50mからとか
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