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  • 発売日:2024/07/04
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印刷2024/07/04 11:00

プレイレポート

[プレイレポ]HoYoverse最新作「ゼンレスゾーンゼロ」,本日リリース。アクション部分のクオリティがエグすぎる超期待作の魅力をお届け

 HoYoverseは本日(2024年7月4日),新作アクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」PC / PS5 / iOS / Android)の正式サービスを開始した。

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 「ゼンレスゾーンゼロ」は,「原神」「崩壊:スターレイル」で有名なHoYoverseが手掛ける都市ファンタジーアクションRPGだ。本作では,「ホロウ」と呼ばれる謎の超自然災害により現代文明が崩壊した後の世界が描かれ,大災害を生き延びた最後の都市「新エリー都」が舞台となる。「ゼンレスゾーンゼロ」というタイトル名は,そのような終末的な世界観を表しているのかもしれない。

 ホロウは何の前触れもなく突然出現して混沌とした次元空間を作り出し,その中には謎のエネミー「エーテリアス」が徘徊している。プレイヤーはホロウを探索する人々を導きガイドする職業「プロキシ」となり,さまざまな任務をこなす中でプロキシと仲間たちの物語が展開される。

 HoYoverse期待の新作で要注目のタイトルだが,4Gamerではそんな「ゼンレスゾーンゼロ」のメディア向け先行プレイに参加する機会を得たので,本作の魅力をお届けしていこう。

 なお,筆者がプレイしたのはPC版とiOS版だ。PC版のプレイでは,マウス&キーボードを使用している。


最も“推せる”のは戦闘の楽しさ。スタイリッシュすぎるハイスピードアクションを堪能せよ


主人公の兄妹であるアキラ(左)とリン(右)
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 主人公は新エリー都の伝説的なプロキシで,「パエトーン」と呼ばれている。その正体は2人の兄妹・アキラリン。プレイヤーはどちらかを選択して操作することになるが,今回のバージョンでは妹のリンを操って物語を進めている。

 「原神」や「崩壊:スターレイル」と異なるのは,主人公が戦闘に加わらないという点だ。戦闘は「エージェント」と呼ばれるキャラクターたちが務め,エネミーである「エーテリアス」を相手とし,ハイスピードアクションバトルが展開される。エージェントは一度の戦闘で3人まで編成でき,操るエージェントを状況にあわせて切り替えながら戦う……という「原神」などでおなじみの内容となる。

エージェントはこのように3人まで編成でき,それぞれを切り替えながら戦う
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 本作はオープンワールドではないこともあり探索要素は控え目なのだが,その代わりにメインとなるアクション部分に気合が入っているのが特徴だ。操作の方法自体は原神に近いのだが,原神と比べて戦闘が高速で展開され,かつゼンレスゾーンゼロならではの要素が加わっている。

 このハイスピードアクションバトルの操作感がシンプルかつスムーズでありつつも,連携スキルやエージェント切り替えなどのさまざまな小技を駆使する機会もかなり多く,とにかく戦闘が楽しい作品だ。これまでの作品と比べて高速でギュンギュン動くのも,やっていて気持ちいい。

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戦闘エフェクトは派手で,スピード感あるバトルを楽しめる
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 特に,相手の攻撃にあわせてエージェントを切り替えることでジャストガード的な「極限支援」というアクションを行えるのだが,このアクションをタイミング良く決めたときの爽快感がたまらない。ジャストガードと言ってもそこまでシビアなタイミングではなく,敵が攻撃する際の金色十字の効果エフェクトを見てからの入力で十分間に合うので,アクションが苦手な人でも安心できる仕様だ。

敵が攻撃してくるタイミングで画像のような金色の十字エフェクトが出るので,それにあわせて交代すると「極限支援」を発動できる
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実際に「極限支援」が発動すると,画像のような強力な反撃をキメられる
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 そのほか,敵に吹き飛ばされたときにできる支援アクション「被撃支援」や,ブレイク状態の敵に重撃を当てると発動できる「連携スキル」など多種多様なアクションがあり,これらがド派手なエフェクトとともに展開されるので,やっていて気持ちいい瞬間がとにかく多い。このスタイリッシュな戦闘こそが,本作において最も“推せる”部分と言えるだろう。

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「極限支援」以外でも「連携スキル」などさまざまな要素があり,飽きさせない戦闘のつくりになっている
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 アクションバトル部分の総括としては,HoYoverseならではのシンプルな操作感を受け継ぎつつも,それを限界までハイクオリティにブラッシュアップしたという印象を受けた。バトルをひたすら楽しんでいるだけで気づけば日が暮れてしまう“時間泥棒”であり,これをスマホゲーとして楽しめていいのかという出来の良さにひたすら驚かされた。

 本レポートを見ていただいている読者の人には,「とにかくまずバトルの気持ちよさを楽しんでほしい」と伝えたい。


マス目状のエリアとなっているホロウを探索し,ミッションをこなしていく


本作はステージ制になっており,受けた依頼の一覧からいずれかを選び,対応するステージを攻略していく形だ
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 アクションバトル以外の部分についても触れていこう。プロキシとしてさまざまな依頼を受ける主人公のアキラとリンは,「ボンプ」と呼ばれるロボットと感覚を同期させ,その姿でホロウに入り,依頼をこなすために探索していく。

 本作はステージ制になっているのだが,このステージ攻略のほとんどに,マス目状のエリアを移動していく「ホロウ探索」のフェイズがある。

「ホロウ」の中はこのようなマス目状のエリアになっている
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 マス目は,止まると敵と戦闘になるものから,ライフを回復できるもの,コインを得られるものなどさまざまで,ステージを進めるためのパズル的な要素も用意されている。例えば,とあるボタンを作動させるために,重しとなるブロックをボタンのところまで押していく……といったようなものだ。

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 ゲームの流れとしては,このホロウ探索とその中で行われる戦闘をこなしてステージをクリアしていき,メインストーリーやその他のクエストを進めていく形となる。このあたりは「原神」や「崩壊:スターレイル」とはまったく異なり,先ほど触れたハイスピードアクションによる戦闘部分も含め,既存のタイトルと比べて明確に差別化されている印象を受けた。


どこかノスタルジックな雰囲気がある「六分街」が素敵


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主人公たちが過ごす「六分街」の風景
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 ホロウに入っていないときは,主人公たちが暮らす「六分街」などを好きに歩き回れるのだが,どこかノスタルジーを感じてしまうようなこの街の雰囲気も推せる要素だ。

 前述したように,本作の舞台となる「新エリー都」は現代文明が崩壊した中の唯一の生き残りとなる都市なのだが,主人公たちが経営するビデオショップなどがある六分街は,そんな世界観にもかかわらず生き生きと活動しているのが印象的。平成初期〜中期を思い出してしまう雰囲気のゲームセンターホビーショップ,そしてラーメン屋喫茶店などさまざまな施設が揃っている。

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 これらの施設は実際に利用することも可能だ。例えば「ラーメン屋」でラーメンを食べると攻撃力やHP,属性ダメージなどのバフ効果を得られたり,「喫茶店」でコーヒーを飲むとスタミナにあたるバッテリーを補充できたりする。そのほか,「ホビーショップ」などでは装備品を購入可能となっている。「ゲームセンター」では,ちょっとしたミニゲームを遊ぶことも可能だ。

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 まずは歩き回ってみて,こうした街の雰囲気をのんびりと味わっていくのもいいだろう。


個性あふれるキャラたちの魅力的な掛け合いも見逃せない


 ストーリーの面白さ,そしてそこに登場する個性的なキャラクターたちの掛け合いも,本作の魅力の1つといえる。ネタバレにならない程度に触れさせていただくが,冒頭から登場する何でも屋の3人組「邪兎屋」からして既に面白い。

左のピンク髪がニコで,右の機械人がビリー
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 銭ゲバ的な一面を持つピンク髪のリーダー格・ニコ,ちゃらんぽらんな性格の機械人・ビリー,謎めいた雰囲気を持つ少女・アンビーと個性的な面々が揃っており,それらの掛け合いを見ているだけで楽しめる。

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 また,ADVパートの一部はアメコミ調の演出になっており,ストーリーを楽しむうえでの彩りを加えてくれる。

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 ストーリーを進めると「白祇重工」「対ホロウ6課」などの新たなグループも登場するが,いずれも個性的な面々が揃っており,魅力的な掛け合いを楽しめる。詳しくはゲームを実際に進めて確認し,彼ら彼女らの物語を楽しんでいこう。

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 このように,「ゼンレスゾーンゼロ」は,メインコンテンツのハイスピードアクションバトルをはじめ,圧倒的なクオリティをこれでもかと押し出してくるような作品に仕上がっている。この記事が世に出るころにはプレイできるようになっているので,ぜひご自身でプレイして,その素晴らしさを確かめてほしい。

「ゼンレスゾーンゼロ」公式サイト

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