ブラザー工業株式会社(社長：佐々木一郎)は、会話や歌唱で発散されるマイクロ飛沫を吸引し、室内への拡散を抑制するパーソナル空間向け小型空気清浄機を開発いたしました。昨今、安心・安全な空間への関心が高まる中、手軽に設置できる空気清浄機を開発することで、カラオケ業界や飲食業界を支援してまいります。まずは、スナックやバーなどのカラオケ機器導入店舗、飲食店舗に向け、子会社である株式会社エクシング(社長：水谷靖)がテストマーケティングを兼ねた限定販売を行います。

パーソナル空間向け小型空気清浄機「DF-1」

ブラザー工業は、これまでのプリンターなどの製品開発の中で培ったモーター技術を活用し、パーソナル空間向け小型空気清浄機を開発。左右の2つのファンにより強力な吸引力を発生させ、専用の高性能フィルターがマイクロ飛沫を除去してクリーンな空気を排出します。製品はコンパクトな設計で、スナックやバーなどの小さな卓上にも設置することができ、安心して会話や飲食ができる環境づくりに貢献します。

ブラザーグループでは、中期戦略「CS B2021」のもと、「持続可能な開発目標 (SDGs)」達成に向け、事業を通じた社会価値の創出を視野に入れ、活動してまいりました。特に、昨今の情勢において、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまが少しでも安心して過ごせるために自分たちにできることは何かを考え、グループ会社と協力して不織布マスクを生産し、自治体へ寄付したことをはじめ、さまざまな取り組みをしてまいりました。その中で、カラオケ業界、飲食業界における安心でクリーンな環境づくりを支援しようと、パーソナル空間向け小型空気清浄機の開発に至りました。

50dB以下(図書館並み)の静音設計で、歌唱の際のマイクへのノイズや、会話の妨げにもなりません。

ワインボトル程度の大きさのコンパクト設計で、設置場所を選びません。