NASA、715個の新惑星を太陽系外に発見 

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宇宙望遠鏡「ケプラー」=NASA提供

宇宙望遠鏡「ケプラー」=NASA提供

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は26日、宇宙望遠鏡「ケプラー」の探査で新たに715個の太陽系外惑星が見つかったと発表した。一度にこれだけ多くの惑星発見が発表されたのは初めて。銀河系内でこの発表以前に確認されていた惑星は約1000個だった。

今回見つかった715個の惑星は、305個の恒星の周りを公転しており、95%は海王星よりも小型の惑星だった。海王星の大きさは地球の約4倍。

生命存在の可能性がある「ハビタブルゾーン」圏内の惑星も4個あった。大きさはいずれも地球の約2倍で、うち1つは太陽の半分ほどの恒星の周りを30日の周期で公転していた。

ハビタブルゾーンは、恒星との適度な距離があり、生命を支える液体の水が存在し得る圏内を指す。ケプラーはこの圏内と周辺にある地球型惑星の発見を目的として、2009年に打ち上げられた。今回の惑星はすべて、打ち上げから2年の間にケプラーが収集したデータを使って確認された。

探査には手当り次第に探すのではなく、惑星を持つ確率が高い恒星に的を絞って調べる新技術を利用。この技術によって、今後さらに惑星発見のペースが加速する見通しだという。

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