米Amazon.comは7月22日(現地時間)、Android向けのギフトカード管理アプリ「Amazon Wallet」のβ版をリリースした。日本からはインストールできないが、Kindle Fire以外のAndroid端末でも利用できる。また、24日に発売予定のオリジナルスマートフォン「Fire Phone」にプリインストールされる。
Amazon Walletは、米AppleのiPhoneに標準で付属するチケット/クーポン管理アプリ「Passbook」に似ており、Amazonの提携ショップが発行するギフトカードを登録し、店頭で利用できるようにするというものだ。
立ち上げ段階の提携ショップは68店。アパレル大手のAmerican Eagleやオフィス用品のStaples、レストランチェーンなどが参加している。
利用するには、提携ショップの物理的なギフトカードやメンバーズカードをスキャンするか、カード番号を入力することで、カード情報を登録し、店頭で表示する。
ユーザーは、登録したカードの情報を自分のアカウントの「Amazon.com/wallet」ページで管理できる。同ページでは、Amazonでの決済のために登録したクレジットカードとAmazonギフトカードの情報も管理できるようになっており、将来的にはAmazon Walletに「Google Wallet」のようなクレジットカード機能を追加する計画なのかもしれない。
Fire Phoneは17日、米AT&Tが独占的に発売する。価格は2年契約付きで199ドルから。カメラで映した商品をその場で購入できる「Firefly」機能など、Amazonでのショッピングを促進するための機能が搭載されている。
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