Right関数:文字列の右から指定の文字数分だけ文字列を取得する

Right 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、対象の文字列の右端から指定の文字数分だけ部分文字列を取得します。ここでは Excel VBA における Right 関数の使い方について解説します。

※ 文字数ではなくバイト数で指定する場合は RightB 関数を使用します。 RightB 関数については「RightB関数:文字列の右から指定のバイト数分だけ文字列を取得する」を参照されてください。

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Right関数の定義と使い方

Right 関数は対象の文字列の右端から指定の文字数分の文字列を返します。

Right(string,length)

1 番目の引数に対象となる文字列を指定します。 2 番目の引数に取得する文字数を数値で指定します。

次の例を見てください。

Debug.Print Right("FLOWER",2)  'ER
Debug.Print Right("東京都",2)  '京都

1 番目に指定した文字列の右端からそれぞれ 2 文字の部分文字列を取得しイミディエイトウィンドウに表示します。半角文字か全角文字かに関係なく文字数での指定である点に注意してください。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。

Option Explicit

Sub Right関数()
    Range("C3").Value = Right(Range("B3").Value, 3)
    Range("C4").Value = Right(Range("B4").Value, 3)
    Range("C5").Value = Right(Range("B5").Value, 3)
    Range("C6").Value = Right(Range("B6").Value, 3)
End Sub

Right関数の定義と使い方(1)

このプログラムを実行すると Right 関数を使って B3 セルから B6 セルに入力されている文字列の右端から 3 文字分だけ部分文字列を取得し、取得した文字列を C3 セルから C6 セルにそれぞれ代入します。

Right関数の定義と使い方(2)

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Excel VBA における Right 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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