■バックアップを自動化する

Windows用:コンピュータのファイルは、ほんとうにちょっとしたことで、永久に失われてしまうものです。

そこで重要なのがバックアップですが、バックアップは、基本的にはそれだけではなにも生み出さないので、わざわざそのためだけに手間をかけるのは、なんとも無駄が多いと感じられます。

そこで、バックアップを自動化するソフト『latestBackup』の登場です。

latestBackupは、タスクトレイに常駐してバックグラウンドで動作、フォルダに保存したすべての最新更新ファイルを、設定したメールアドレスにメールしてバックアップをとります

 ■かんたんな設定と使い方

使い方は、次のとおりです。

  • 「save path」に、データのルートのフォルダを設定します。フォルダのアイコンをドラッグ&ドロップして設定できます。
  • 「last wrote time」は、保存するファイルの最後の更新時刻です。「60minutes」だと1時間以内のファイルが対象になります。
  • 「interval timer」は動作する間隔です。「60minutes」だと1時間に1回動作を開始します。
  • あとは送信先のメールアドレス、ログインするメールアドレスとサーバー、パスワード、ポートを設定します。

設定できたら「設定」ボタンを押します。これで終了です。あとは、すべて自動で処理します。

■注意点と今後の課題

バックアップにメールインターフェースを用いているので、いくつか制限があります。そもそもメールに添付できないような巨大なファイルは送信できません。

更新頻度が頻繁でネットワークが細い場合、バックアップが追いつかないと予想できます。さらに、送信先もある程度巨大である必要があります。Gmailなどを使うのがベターでしょう。

ほどほどでお使いいただくのがよいかと思います。拡張子でセグメントしたり、ルートを複数設定できるといいかなと思っています。なにかご意見などあれば、ぜひコメントで。

アイコンは『veryicon.com』のTeekatasさんによる「Hp folder backup Icon」を使用しました。

[latestBackup]

(美崎薫)

 

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