どんな成功者でも失敗から学びます。でも、失敗を受け入れるのはそんなに簡単ではありません。ライフハッカーでもお馴染みのブログ「Zen Habits」を運営するLeo babauta氏が失敗から立ち直る5つのコツを紹介しています。
私は習慣の作り方や、自分に満足する方法、また保守的であることなどについて本を書いたこともありますが、皆さんが思うよりも私は数多くの失敗をしています。
私にとって、失敗はとても辛いことでした。落ち込み、罪悪感を感じ、それについて考えるのを避け、他人の目から隠してしまいたいと思うものです。物事を失敗するのは本当に嫌なことです。
例えば、私は日常的に健康なものを食べようとしていますが、なかなか上手くいきません。でも、あきらめずに続けています。近頃、ある運動を定期的に続けることはできているのですが、それも何年もの間、失敗し続けたことです。
自分を好きになることも上手くいきません。どうも良き父親であることにも失敗しているようです。
しかし、何度も何度も試みると、たまに成功するのです。
さて秘訣は何でしょうか。何もありません。ただ試み続けることです。
とはいえ、以下、私が気付いた失敗から立ち直る方法を挙げてみます。
失敗から立ち直る5つの秘訣
1. より柔軟な考え方を学んだと考える
計画や達成するべき目標に固執し、計画通りに物事が運ばないと嫌になってしまいがちです。しかし、より柔軟な考えを持っていれば、「計画通りに行かないかもしれないが大丈夫。物事は変わるものだ」と、道を外れることも災難ではないと思えるでしょう。進まなければならない道は1つではないのです。
2. すべての挑戦は学習であることに気づく
上手く行かないというのは、実に素晴らしい情報なのです。失敗する前には、それが上手くゆくと考えていたわけですが、現実世界の情報は、それでは上手くゆかないことを教えてくれたのです。つまり以前には知らなかったことを知れたということ。これは素晴らしいことです。失敗も学び。だからそこから計画を修正し、新しいことを見つけ出し、新しい方法を試せば良いのです。学び続けましょう。
3. 助けを求める
何かで苦しんでいる時、諦めるという手もあるし、他のもっと良い方法を見つけるという手もあることは、わかっています。しかし、別の良い方法を見つける方が大変なことも多々あることです。そんな時、妻、友人、信頼のおける家族に連絡を取り、聞いてみてください。彼らは単純で明らかで、なぜ気が付かなかったのかというようなアドバイスを与えてくれます。例えまた失敗したとしても、友人や愛する人は支えてくれるのです。
4. 休みを取る
苦しんでいる時、特別な何かが必要なわけではなく、単純にストレスから開放されたいだけということもあります。そんな時、私は1日か2日、必要なら1週間かそれ以上休みます。すべての状況に合う、決まった時間の設定はありません。ある時には、1か月か2か月もの間、何かを学習するために時間を作ったこともあります。
5. なぜ重要なのかを思い出す
何かを諦めることは簡単です。いつだって、行動しないことの方が楽だからです。しかし、諦めることは何か重要なものを失うことを意味します、ですから行動する理由が自分のためだけでないならば、私は苦労する覚悟をします。これ1つだけでも、特に私の家族といった大切な人を助けるために頑張るには十分なのです。
自分が完璧とはほど遠く、心に秘めている罪悪感は他の皆と同じであることは、わかっています。皆さんも心の中は私と同じで、失敗する仲間なのです。さあ、再び立ち上がりましょう。
What I Do When I Fail|Zen Habits
Leo Babauta(訳:Conyac)
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