荷物を一時的に置くための家具としてラゲッジラックと呼ばれています。天板にあたる部分は穴が空いていることが多く、これは置いた荷物が穴の凹みに少し落ちることでかえって安定するため、このような仕様になっています。日本でもホテルのエントランスなどで見かけることのある このラゲッジラックは主に客間に置かれることが多かったそうです。ヴィクリトリア時代後期に製造されたと推測され、その裏付けとなるように経年変化を受けた美しい杢目と艷やかさを存分に感じることができます。ショップユースとしても、個人用で玄関に置く物置き台としても、アンティークの美しい気品をぜひ空間に取り入れてみて下さい。