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ニュースリリース

理論主導でダイヤモンドを用いた量子コンピュータの実現化へ

今のコンピュータでは手を出せないような問題を解くという、大規模な量子コンピュータの全貌を明示する成果として、情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:喜連川 優)の根本香絵教授らと日本電信電話株式会社 物性科学基礎研究所( NTT物性科学基礎研究所)、オーストリア・ウィーン工科大学が参加する研究チームは、小さなダイヤモンドのかけらを用いた量子コンピュータの基本素子のデザイン、そこからシステムへ組み上げるためのアーキテクチャなど、 大規模な情報システムを組み上げられるような素子とシステムの構成に成功し、8月4日に米国物理学会「Physical Review X」に公開されました。大規模化が可能なシステムであるのに加え、これまでにない小型化・集積化のしやすさ、そして大量生産に適している点が大きな特徴です。

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