「東京チカラめし」68店舗を売却 三光マーケティングフーズ
三光マーケティングフーズは10日、牛丼店「東京チカラめし」の直営店の約8割にあたる68店舗を売却すると発表した。売却先はカラオケ店などを運営するマック(東京・新宿)で、売却額は未定。三光マーケは新会社「チカラめし」(東京・豊島)を6月2日付で設立して68店を移管し、新会社の全株式をマックに譲渡する。
三光マーケは2011年に東京チカラめしの展開を開始。焼いた牛肉をのせる「焼き牛丼」が人気を集めた。ブームが一巡すると客数が大きく減少し、事業を継続するか撤退するかの判断を迫られていた。同社は残り20店の運営は継続するものの、主力の居酒屋事業に経営資源を集中させる。
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