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鳥人間コンテスト2018『THE FRESH BIRDMAN賞』を受賞しました

2018年7月28日(土)、「第41回鳥人間コンテスト2018」の滑走機部門に、アウトソーシングテクノロジーの有志チーム「Flower’s factory」が、初出場を果たしました。
8月29日(水)に全国でテレビ放送されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、遅ればせながら改めてここで結果をご報告させていただきます。

■大会当日

滑走部門のコンテストが開催された7月28日は、台風12号が接近していることもあり、開始時間を早めての早朝からのスタートとなりました。
作業場となっている砂浜で、各パーツを慎重に組み立てて、機体を完成させ、組み立てた機体を、プラットホームの先端へ運びます。我々のチームは社会人チームですので、年齢、性別、経験もバラバラです。それぞれが自分の担当パーツをチェックします。
機体の重さは約49㎏、砂浜に足を取られながらも慎重に歩みを進めて行きます。

大会至上経験した事がない東西逆行大型台風の影響で、地上でも雨風が吹き荒れます。他チームでは支えている機体が風で破損するトラブルも続出しました。さらに、高さ10メートルのプラットホームの上では、強風が吹き荒れ、なかなか「テイクオフ」の合図が出ません。

全国から会場がある琵琶湖まで駆け付けた、アウトソーシングテクノロジーの役員、社員、その家族の総勢は200名以上。応援の声にも力が入ります。
そして、タイミングを見定め、いざ、琵琶湖の空へと飛び立ちます!




記録は、8.02メートル。暴風雨で滑りやすくなったプラットホームに足を取られ、機体を滑走路にぶつけてしまい、そのまま落下。
しかし、大会審査員からは「あれだけの衝撃を受けて落下したにも係わらず、機体に全く損傷が無いという事は、さすが社会人チームだけあって安全性を最優先している証拠。」と言っていただけました。我々の設計コンセプトは間違っていなかったのです。
練習で出せていた記録には、全く届くことができず、悔しい思いもあったのですが、うれしい報告もあります。何と今回Flower’s factoryは『THE FRESH BIRDMAN賞(フレッシュバードマン賞)』をいただくことができました。

この賞は、「出場3回以内で、話題性があり、活躍がめざましいチーム」に贈られる賞で、初応募(審査合格)、初出場にして初受賞というチームは41回の大会の歴史の中でも非常に稀であるとのことです。

■チームFlower’s factoryについて

Flower’s factoryは、アウトソーシングテクノロジー全国27拠点に所属するエンジニア達によって結成されたチームです。
機体の製作は、普段配属されている職場で、大型設備の設計を行っているエンジニアが企画概略設計を担当します。自動車メーカー、家電メーカーに従事するエンジニアが基本設計を、
研究開発を行っているエンジニアがデータ解析を、機器メーカーに従事するエンジニアが詳細設計をそれぞれが全国で取組みます。
実際の製作も全国で機体のパーツを分担して製造し、兵庫にある拠点で組み立てる方法で、自身の仕事をこなしながら、土日に機体製作を行って来ました。
「0から10まで、自分たちでものづくりをしたい」という想いを実現し、全国の社員の協力、鳥人間コンテストへの出場、そして『THE FRESH BIRDMAN賞』をいただくという大きな成果を得ることができました。
次年度の出場は未定ですが、「優勝」という目標は、メンバーの胸に消えずに残っていることでしょう。

まずは、今年の鳥人間コンテストの出場のご報告と御礼とさせていただきます。
応援してくださった皆さま、ありがとうございました!

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