着任したエンジニアをスムーズにテイクオフさせる道具だて

着任したエンジニアをスムーズに
テイクオフさせる道具だて
DevLove関西 2019/02/25
@Kuchitama(国平清貴)

About me
国平清貴（口玉: @kuchitama）
キャッシュビー株式会社シニアエンジニア
以前は若手枠でたまにDevLoveに来てました
気づけばOver30で2人の子持ちに
Mackerelアンバサダーになりました(New)

About me
口玉（@kuchitama）
基本的にWeb/Mobile開発
- フリューでソーシャル/スマフォゲーム開発
- シェアウィズでWeb/スマフォサービス開発
- キャッシュビーでWeb/スマフォサービス開発
Scala/Java/Ruby/AWS/Ansible/terrafor
m/Agile/ReactNative

自動化の動機
とりあえず、やってみようから
もともと自動化好き
デプロイとかAWS構築自動化とかやってた
DevLove甲子園2014で開発環境構築自動化について聞いて興味持った(多分)

スムーズなテイクオフ
早く、
少ない工程で
目標に向かって
動き出す、
飛び立つ

やってきたこと
開発環境構築を自動化
3層構造
ローカル - コード編集
仮想マシン - 実行
サーバ - 公開(社内向け, ユーザ
向け)

Vagrant
Docker
好みのエディタ・
IDE

Vagrant
Docker
起動・構築
Ansible
Chef
Dockerfile
構築、配備
Ansible
Chef
Capistrano
好みのエディタ・
IDE

成功体験
● １人でインフラ作業してて困った
● 別チームのアプリケーションエンジニアが手を差し伸べてくれた
● 30分(誇張あり)で環境構築して、その日のうちに原因特定→修正→デプロイ
● 即戦力が即・戦力に
別名: 生存バイアス

成功体験
30分の間にやったことは
● Gitリポジトリのアクセス権付与
● 機密情報を復号するパスワードを伝える
● Vagrant起動
Vagrantインストール済みだったから早かった

得られたもの
ステージング・本番環境構築の省力化
環境依存バグの再現性
複数プロジェクトを担当したときに振り回されない

得られたもの(1)
ステージング・本番環境構築の省力化
- 環境構築スクリプトの部分的な共通化
- ステージング・本番への変更をローカルで何度でも素振りできる
- 本番サーバの変更に対する安心感

環境依存バグの再現性
- 開発チーム内でほぼ同じ環境
- ステージング・本番に対してほぼ同じ環境

複数プロジェクトを担当したときに振り回されない
- 開発環境が使い捨て可能
- プロジェクト間で依存しない
実例） Ruby・Railsのバージョンがそれぞれ異なるプロジェクトを4つ兼任
- A） Ruby2.4，Rails4
- B） Ruby2.2，Rails3
- C） Ruby2.2，Rails3
- D） Ruby2.0，Rails3

最大限のメリットを得るために
本番運用を見据えた開発環境構築
- 構築スクリプトの共有
- 本番に近い技術選定(例: 本番Linuxサーバに合わせてVagrant、本番コンテ
ナに合わせてDocker）
- DevとOpsが別れている組織ではOpsを巻き込む必要がありそう？
開発マシンのストレージは多めに
- 256GBだと厳しい
- メモリ、CPUスレッド数も多めにあった方が…

着任したエンジニアをスムーズにテイクオフさせる道具だて

30分で
● Gitリポジトリのアクセス権付与
● 機密情報を復号するパスワードを伝える
● Vagrant起動

着任したエンジニアをスムーズにテイクオフさせる道具だて

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