Q1. 会話がしやすいのはなぜですか？

Loopのイヤープラグ（Quiet以外）は、音量を下げながら明瞭に聞こえるよう音質に配慮して設計されています。特に自分の声がエコーのように聞こえるオクルージョン効果を軽減するよう設計されているのが特徴となっています。中でもエンゲージが最もこの性能に優れており、エクスペリエンスがそれに続きます。なお、Quietに会話をしやすくする機能は搭載されていません。
※注意）いずれのモデルもオクルージョンの問題が完全に解決できているわけではありません。

Q2. モデルによる『音量』の違いは？

それぞれに減衰する音量と特性が異なりますが、平均すると以下のようになります。

・Engage：-16db
・Experience：-18db
・Quiet：-26db

※参考）-2dBの差は音量で約63%の減衰に相当します、-3dBごとに音量は約半分に減衰し、-10dBで約1/10になります。これらは製品単体の平均的な遮音性能であり、実際の音の感じ方には個人差や環境差がございます。

Q3. モデルによる『音質』や『用途』の違いは？

Engageは、アコースティックチャンネルに膜を設けていない開放感のある音質が特徴です。会話を妨げることなく周囲の雑音を大幅に低減してくれるため、明瞭な会話が優先されるシーン（子育てや、社交の場など）に適しています。常に会話の可能性がある職場での利用や、日常的に長時間使用し続ける方など、なるべく自然に音量を下げたいという方にオススメです。

Experienceは、アコースティックチャンネルに設けられた薄い膜が『高音質を保ちながら耳を保護』します。大音量の音楽ライブやスポーツ観戦などを鮮明でクリアな音で楽しみながら、耳をしっかり保護することができ、会話も楽しめる高性能なモデルになっています。生活空間の雑音はほとんど聞こえなくなるので、上記のような特殊なシーンだけでなく、カフェや図書館などで仕事や勉強に集中したいときや、積極的に休息したいときなどにも適しています。

Quietはアコースティックチャンネルが無い遮音に特化したモデルです。通常の耳栓と同じように周囲の音が聞こえにくくなり、自分の声が反響して聞こえるため、日常的な利用には不向きです。睡眠中やフライト中、大きな騒音が発生する現場など、会話を伴わない場面にオススメです。なお、目覚ましの音は聞こえます。

※注意）音の感じ方には大きな個人差や環境差がございますのであくまで参考としてください。

Q3. 聴覚過敏の人も使えますか？

はい。いずれのモデルもご利用いただけます。メーカーでは近年増加している聴覚過敏などのニューロダイバーシティの方や、突発性難聴の方（予防目的）などからも好評の声をいただいています。一般的な耳栓に比べて装着感や使い心地が良く、見た目も妥協しないファッショナブルなデザインが高評価をいただいている理由です。そのほかにもADHDや自閉症、ミソフォニアでお悩みの方が安心して過ごせるよう活用して頂くことを目指しています。

Q4. 耳鳴りにも効果がありますか？

はい。Loopのイヤープラグは、イヤープロテクター（聴覚保護具）として認定を受けており、聴覚のダメージや耳鳴りから保護するのに適しています。周囲の大きな音の音量を下げることで、大音量による一時的な耳鳴りを和らげることができます。