飲酒運転など 県職員2人処分
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県は、業務に関係のない英語の本を読むなどし、職務に専念する義務を怠ったとして統計課の男性主査(61)を18日、減給10分の1(5か月)とした。
2024年4月にプリンターの不具合をきっかけに、同僚と口論になり、「仕事はボイコット」と宣言。主査はプログラミングを担当しているが、週に数日、1日あたり5~10分、業務とは無関係の新聞の囲碁欄の切り抜きをし、1日30分、英語の本を読んでいたという。主査はこの行為を「プログラミングに役立つ」と主張していた。
さらに、21~24年に同僚に「親の顔が見たい」、上司に「課長の腰巾着か」など侮辱や威圧的な言動もしていた。県の調査を受け、男性主査は「迷惑をかけた」として職務に専念しているという。
また、道路交通法違反(酒気帯び運転)で起訴された県南部環境事務所の男性職員(45)もこの日、懲戒免職とした。昨年12月7日、東近江市内の居酒屋やバーでビールや日本酒などを飲み、酒気帯びの状態で車を運転し、県警に逮捕された。さらに県の調査で、21年2月にも酒気帯び運転で検挙されたことが発覚した。