長野 上田 山林火災 火の勢い弱まる消火活動は 2日朝再開へ

長野県上田市の山林火災は、発生から丸1日以上たっても消し止められていませんが、火の勢いは弱まっているということです。夜間の消火活動は安全が確保できないとして中断され、2日朝から再開される見通しです。

2月28日昼ごろ、上田市武石上本入で野焼きの火が近くの山林に飛び火して燃え広がりました。

この火事で、火を消し止めようとした70代の男性が手などに重いやけどをしました。

警察によりますと命に別状はないということです。

また、1日は自衛隊のヘリコプターなどが消火活動に当たり、火の勢いは弱まっているということですが、発生から丸1日以上たった今でも消し止められていません。

消防などによりますと、夜間は安全が確保できないとして消火活動が中断され、再開は2日朝になる見通しです。

現場は、上田市の中心部からおよそ14キロ離れた住宅が点在する地域で、これまでのところ住宅への被害はないということです。

上田市などには乾燥注意報が出ていて、長野地方気象台は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。